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[介護] 基本的視点案にリハ・口腔・栄養一体的取り組み明示 介護報酬改定

 2024年度の介護報酬改定に向けた基本的な視点案の自立支援・重度化防止に向けた対応の項目に「リハビリテーション・口腔・栄養の一体的な取り組み」が盛り込まれた。11日に開催された社会保障審議会・介護給付費分科会で厚生労働省が示した。多職種が連携することで、質の高い介護サービスの実現につなげたい考え<doc11459page1><doc11460page4>。 一体的な取り組みの推進に関しては、分科会が関連団体に実施したヒアリングで、日本栄養士会が、▽入所者のアウトカム▽ADL...

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[介護] 認知症介護基礎研修「義務化の効果あった」と評価も 社保審分科会

 2021年度の介護報酬改定で受講が義務付けられた「認知症介護基礎研修」について、11日に開かれた社会保障審議会・介護給付費分科会では、受講した人たちの半数近くがケアの知識を習得できたという調査結果(速報)の報告があり、委員からは「義務化の効果があった」とする肯定的な意見が出た<doc11458page10>。 認知症介護基礎研修は、認知症について理解をし、本人主体の介護を行う観点から、介護に直接携わり、医療・福祉関係の資格を持たない職員に受講させるための措置を講じることがサービス事業者...

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[医薬品] 後発薬の安定供給、企業の貢献度を評価へ 厚労省検討会が提言

 厚生労働省の有識者検討会は11日、品質が確保された後発医薬品を安定的に供給できる企業が市場で評価され、結果的に優位となる仕組み作りを提言する中間取りまとめを行った。後発薬の安定供給体制や供給の状況、安定供給への貢献などに関する情報の公開を企業に求め、厚労省が設定する一定の基準で評価。その結果を、薬価制度などに反映させることを検討すべきだとしている<doc11512page2>。 提言によると、後発薬の安定供給などに関する企業情報を可視化する。その際、最低限の基準を満たさない企業を低く評...

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[介護] 介護報酬改定、施行の後ろ倒しに賛否 社保審・介護給付費分科会

 社会保障審議会・介護給付費分科会は11日、介護報酬改定の施行時期について議論し、変更すべきかどうかで意見が大きく割れた。2024年度診療報酬改定と合わせて6月1日の施行にすべきだとの指摘があった一方、従来の4月施行を変える必要はないとの意見が出た。次の介護報酬改定の施行を後ろ倒しすることも選択肢として、引き続き検討を進める。 介護報酬改定や診療報酬改定を巡っては、これまで改定の前年度内に告示などの見直しが行われ、翌年度の4月に施行されていた。ただ、24年度以降の診療報酬改定は6月1日(薬価改定は4...

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[医療提供体制] オンライン資格確認、訪問看護STの導入義務化を諮問

 武見敬三厚生労働相は11日、マイナ保険証への対応に必要なオンライン資格確認の訪問看護ステーションによる導入の義務化を中央社会保険医療協議会に諮問した<doc11421page1>。訪問看護ステーションによるオンライン資格確認とオンラインでのレセプト請求を2024年6月に始め、秋以降は原則義務付ける内容で、厚生労働省は、中医協の答申を踏まえて療養担当規則を改正する方針。 政府が進める医療DXの一環で、オンライン資格確認の導入を訪問看護でも進めることで、業務の効率化や質の高い医療につなげる...

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[介護] 早期着手の課題に介護分野も デジタル行財政改革会議の初会合

 急速な少子高齢化などに対応するため、デジタル技術を活用した効率的な行財政の在り方を検討する「デジタル行財政改革会議」の初会合が11日、首相官邸で開かれた。早期に着手すべき主な課題には介護分野も盛り込まれた。ICTの導入を促進する支援策を検討し、事業所の生産性向上支援を図る<doc11443page5>。 この会議は、岸田文雄首相を議長に、河野太郎デジタル担当相など関係閣僚のほか、民間企業の代表など有識者で構成され、主に取り組む改革として▽教育▽交通▽介護等▽子育て・児童福祉▽防災▽イン...

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[医療提供体制] オンライン資格確認、義務化対象の93.8%が運用 厚労省

 オンライン資格確認システムの導入が義務付けられた病院、医科・歯科診療所、薬局の93.8%が10月1日時点で運用を開始していたことが、厚生労働省の集計で分かった。準備が完了した施設は97.1%に上った<doc11422page33>。厚労省は11日の中央社会保険医療協議会・総会に、直近の導入状況を報告した。 義務化の対象となっている20万9,554施設のうち、19万6,489施設が同日時点で運用を始めていた。その割合を施設の種類ごとに見ると、病院が97.1%、医科診療所は92.6%、歯科...

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[介護保険] 保険給付費の総額は9,190億円 介護保険事業状況報告・厚労省

 厚生労働省は10日、2023年7月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc11581page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/9,190億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,434億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,489億円▽施設サービス分/2,745億円●第1号被保険者数:3,588万人●要介護(要支援)認定者数:703.1万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.2%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス...

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[医療改革] サイバーインシデント、セキュリティ対策を注意喚起 厚労省

 医療機関へのサイバー攻撃で電子カルテの閲覧・利用ができなくなる事案が発生していることを踏まえ、厚生労働省は、医療機関で早急に取り組む必要のあるセキュリティ対策をまとめた。同省は医療関連団体などに事務連絡(10日付)を出し、医療機関に周知するよう求めている<doc11572page1>。 「10月31日に起きた過去のサイバーインシデント」として徳島県つるぎ町立半田病院、大阪急性期・総合医療センターの2021年の事案を取りあげ、同様または類似のサイバーインシデントを未然に防ぐことが狙い&l...

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[診療報酬] 適切な財源の確保を要請、同時改定などで 国民医療推進協議会

 日本医師会など医療や介護の42団体が参加する「国民医療推進協議会」は10日、長引く物価高騰には一時的ではなく恒常的な対応が必要だとして、2024年度に行われる診療報酬と介護報酬、障害福祉サービス等報酬の同時改定などで適切な財源を確保するよう求める決議を採択した<doc11467page1>。 決議では、医療や介護の支え手が減少する中、人材の確保が不可欠で、持続的な賃上げを政府から呼び掛けられていることも指摘した。その上で、公定価格で運営される医療機関や薬局、介護施設が物価高騰や賃上げと...

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[診療報酬] 物価高騰への対応「極めて重要」武見厚労相 経済財政諮問会議

 武見敬三厚生労働相は10日、政府の経済財政諮問会議に臨時議員として出席し、2024年度に行われる診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬の同時改定について、医療や介護の連携の推進などと共に、昨今の賃上げや物価高騰を踏まえた対応も「極めて重要な課題」だと強調した。 経済財政諮問会議はこの日、新経済・財政再生計画の改革工程表の取りまとめに向けた議論を始め、武見厚労相は、社会保障制度改革の今後の対応を説明した。その中で、診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬の同時改定が行われる24年が節目の・・・...

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[医療提供体制] 病院全体の耐震化率80%に届かず 22年9月時点

 厚生労働省は10日、全国の病院の耐震化率が2022年9月時点で79.5%だったとする調査結果を公表した。前年同期と比べ0.8ポイント上昇したが、政府が掲げる80%の目標を下回った。ただ、同省では病院全体の耐震化率は23年度中に目標値を超える見込みだとしている<doc11429page1>。 耐震化率は、全ての建物に耐震性がある病院が全病院に占める割合。調査では、1981年以前に建てられて「耐震指標(Is値)0.6未満」と診断された建物について、震度6強程度の地震で倒壊・崩壊する恐れがあ...

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[介護] 物価高騰の影響、介護報酬に「適切に反映を」 都が緊急提言

 東京都は10日、国に対して2024年度の介護報酬改定に関する緊急提言を行った。現下の物価高騰の影響も踏まえ、介護事業所・施設が安定的・継続的に事業運営できるよう介護報酬に適切に反映することなどを要望している<doc11431page8>。 都では、現下の物価高騰について現行の介護報酬には反映されておらず、介護事業所・施設は厳しい経営環境に置かれていると説明。その上で、各自治体では新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用などで独自に支援しているが、その交付金は臨時的なものとさ...

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【感染症ニュース】アデノ陽性で39.8℃の高熱3歳児の母「仕事復帰もできない」 子どもにも感染か… 流行状況に注意(感染症・予防接種ナビ)

 国立感染症研究所の第38週(9/18-24)の速報データによると、咽頭結膜熱の全国の定点あたりの報告数は1.31。前週の1.45から約22%の減少となりました。しかし、全国的に見ると、福岡県は全国で...

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[健康] 24年度以降の保健指導、初回面接で目標達成でもポイントなし

 厚生労働省は、2024年度から特定保健指導に導入されるアウトカム評価の「腹囲2cm・体重2kg減」という目標を対象者が健診当日の初回面接時に達成していてもポイント制の180ポイントの算定対象にならないとの解釈を示した。初回の面接から3カ月以上経過した後の実績評価時に目標をクリアしていれば算定対象となる<doc11571page2>。 特定健康診査や特定保健指導は、メタボリックシンドロームや予備群を減らすため、保険者が主体となって実施している。 24年度に始まる4期目の特定保健指導では、...

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[人口] 人口動態統計月報 23年5月分 厚労省

 厚生労働省は6日、2023年5月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc11578page5>▽出生数/6万2,026人(前年同月比1.3%減・840人減)▽死亡数/12万1,023人(0.6%増・675人増)▽自然増減数/5万8,997人の減少(1,515人減)●死因別死亡数の上位3位<doc11578page12>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万1,820人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万7,626人▽老衰/1万3,...

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[介護] 「ケアプランデータ連携システム」のQ&Aで事務連絡 厚労省

 居宅介護支援事業所と介護サービス事業所でケアプランの内容を共有できる「ケアプランデータ連携システム」に関して、厚生労働省はQ&Aをまとめたことを都道府県などに事務連絡で周知した。同システムは、国民健康保険中央会が構築し、4月から本格運用が始まったもので、介護事業所が導入すれば文書作成に要していた負担が軽減されることが期待されている。 厚労省がまとめたのは「ケアプランデータ連携標準仕様Q&A(2023年10月版)」で、18の質問と回答を記載している。 このうち、「ケアプランデータ連携標準仕様(以下・...

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[医療提供体制] 23年9月末時点の医療事故報告22件 日本医療安全調査機構

 日本医療安全調査機構が6日に公表した「医療事故調査制度の現況報告」(9月末時点)によると、医療事故報告は22件、全て病院からの報告だった<doc11553page1>。診療科別の報告件数は、その他/6件、脳神経外科/4件、内科/3件、整形外科・消化器科・呼吸器内科/各2件、循環器内科・産婦人科・泌尿器科/各1件<doc11553page2>。 医療事故調査・支援センター(以下、センター)への相談件数は167件(累計1万4,751件)。内訳は、医療機関が62件、遺族などが92...