[医療提供体制] 国立病院機構、22年度は減収減益 コロナ補助金が大幅減
全国で140病院を運営する国立病院機構によると、2022年度の経常収支は収入が50億円減、支出が271億円増で減収減益になった。入院と外来診療の収入が前年度から共に増えたが、新型コロナ関連の補助金による収入の減少が響いた<doc10482page29>。 機構では、22年度の収支の増減(前年度比)を大まかな科目ごとにまとめ、「独立行政法人評価に関する有識者会議」のワーキンググループに1日、報告した。 それによると、22年度の経常収支は140病院全体で587億円の黒字だった。前年度には新...