
[医療提供体制] 対応を続ける医療機関の職員、すでに相当に疲弊 厚労省
厚生労働省は16日、第18回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。死亡者数が増加傾向となっていることや、対応を続けている医療機関や保健所の職員が「すでに相当に疲弊」していることなどを指摘。「各地で迅速な発生時対応や新型コロナの診療と通常の医療との両立が困難な状況が懸念される」との見解を示している(p130参照)。 厚労省によると、9日時点の全国の入院者数は9,222人で、1週間前と比べて734人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は33.7%で、都...