
[医療提供体制] 26年度以降も医学部定員「現状維持」主張へ、病院団体
日本医療法人協会の加納繁照会長は2月28日、四病院団体協議会の総合部会終了後に開いたオンラインの記者会見で、大学医学部の2026年度以降の定員について、病院団体として現状維持を主張する考えを明らかにした。 特定の地域や診療科だけでなく、病院と診療所の間にも医師の偏在があるほか、時間外労働の上限が4月から規制されるなど医師の働き方改革がこれから進むため。加納氏はほかに、医学部の入学者に占める女性の割合が今後は上昇すると見込まれることも理由に挙げた。 それらのうち病院・診療所間の医師の偏在に関連・・・...