
[介護] 介護DBから利用者の自立度を追跡調査 厚労省が結果を提示
2021年度介護報酬改定に向けた、社会保障審議会・介護給付費分科会の14日の議論では、介護DBから「寝返りをうつことも困難である寝たきり状態」(C2)の利用者の4年間を追跡し、自立度の改善ケースがあることを厚生労働省が示した(p124参照)。委員からはデータの利活用を評価する声や、成果があるケアへの報酬での評価を求める意見があった。 寝たきりの大きな要因となる廃用症候群(心身の機能を適切に使用しないことからの機能低下)は、軽い転倒のようなわずかなきっかけによって生じ、若年者よりも高齢者に起こり・・...