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[感染症] 慰労金、感染拡大防止支援など関連事業を整理 厚労省が新サイト
厚生労働省は1日、新型コロナウイルス感染症に関する支援事業ごとにその概要や関連の事務連絡などを集約したサイトを立ち上げた。各事業について、医療関係者などに理解を深めてもらうのが目的。 集約サイトで取り上げているのは、新型コロナの「緊急包括支援交付金」に関連する、▽従事者などへの慰労金支給(医療・介護・障害分野)▽医療機関や薬局での感染拡大防止などへの支援-の内容。 それぞれの事業について、特に新しい情報はないものの、厚労省がこれまでに公表した各事業の概要や発出した関連の通知や事務連絡な・・・...

[医療費] 支払基金の4月診療分、件数22.9%減で金額10.2%減
社会保険診療報酬支払基金によると、協会けんぽ、組合健保、共済組合など被用者保険の2020年4月診療分は、件数が前年同月比22.9%減、金額は10.2%減となった(p2参照)。金額は、医科入院と調剤が6.3%減、4.9%減と1桁台にとどまったが、医科入院外と歯科は16.0%減、12.7%減と2桁の減少となった(p9~p10参照)。4月は平日が1日多く、全体として減少幅はその分少なく出ている。 支払基金の確定件数の前年同月比は、合計で1月5.1%減、2月3.0%増、3月12.0%減、4月22.9%減と...

[健康] 「健康寿命をのばそう!アワード」応募受け付けを開始 厚労省
厚生労働省は1日、健康づくりのための優れた取り組みを行う企業や団体などを表彰する「第9回健康寿命をのばそう!アワード」(生活習慣病予防分野)の応募の受け付けを始めた。応募期間は8月31日まで。 国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日を送れることを目標とした国民運動「スマート・ライフ・プロジェクト」が掲げる4つのテーマ(適度な運動、適切な食生活、禁煙、健診・検診の受診)について、生活習慣病予防の啓発や健康増進のための優れた取り組みを行っている企業、団体、自治体を表彰するもので、前回(・・・...

[感染症] 風しん対策、抗体保有率引き上げ目標の達成時期見直しへ 厚労省
厚生労働省は1日、厚生科学審議会の感染症部会と予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会で、風しんの追加的対策の今後の対応が了承されたと発表した(p1参照)。厚労省が示した対応案によると、2020年7月までに抗体保有率を85%以上に引き上げる目標の達成時期を見直し、当面は1年後の21年7月までとする(p16参照)。 新型コロナウイルスの感染状況や健康診断の実施状況、風しん対策の進捗状況などを踏まえ、20年度中を目途に、この目標と、もう1つの目標となっている「22年3月までに抗体保有率を90%以上...

[感染症] コロナ緊急包括支援事業のQ&Aに慰労金交付を追記 厚労省
厚生労働省は1日、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業に関する事務連絡を都道府県に出した。同事業のQ&Aの第3版を作成したことを取り上げている。第3版では、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業に関する説明を追記しており、慰労金に関しては、対象者や給付額の考え方を医療機関で変えることはできないなどと説明している(p1参照)(p30~p41参照)。 第3版では、対象者の具体的な条件なども示しており、例えば「都道府県から役割を設定された医療機関等に勤務し患者と接する医療従事者や職・・・...

[感染症] 薬剤耐性で啓発用ポスター 国立国際医療研究センター
国立国際医療研究センターは1日、啓発用ポスターに「見ざる 言わざる 効かざる」などのフレーズを盛り込んだ薬剤耐性(AMR)に関するポスターを追加した。体内で薬剤耐性を持った病原菌が増えると「治療や手術の際に影響することがあります」としている(p1参照)。 このポスターでは、薬剤耐性について、感染症の原因となる細菌に抗菌薬(抗生物質)が効かなくなると説明。具体的な留意事項として、▽処方された抗菌薬は最後まで飲み切る▽抗菌薬をあげたりもらったりしない▽風邪のウイルスに抗菌薬は効かない-などを挙・・・...

[経営] 7月1日付 福祉医療機構(医療貸付)主要貸付利率表
独立行政法人福祉医療機構は7月1日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定した。詳細は以下の通り(p1~p5参照)。【医療貸付の固定金利】(p1参照)●病院の新築資金・甲種増改築資金:▽10年以内/0.208%▽10年超-11年以内/0.220%▽11年超-12年以内/0.240%▽12年超-13年以内/0.250%▽13年超-14年以内/0.270%▽14年超-15年以内/0.290%▽15年超-20年以内...

[社会福祉] 生活保護の被保護者調査 20年4月分概数 厚労省
厚生労働省はこのほど、2020年4月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1~p6参照)。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):205万9,536人(前年同月比2万1,803人減・1.0%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):163万4,584世帯(231世帯増・0.0%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない):▽高齢者世帯/90万6,273世帯(1万1,026世帯増・1.2%増)▽高齢者世帯を除く世帯/72万1,068世帯(1万615世帯減・1.5%減...


ロボットを介して自治体と地元企業が高齢者をサポート、NECがサービス提供(ニュース)
NECはコミュニケーション・ロボット「PaPeRo i(パペロアイ)」を活用した高齢者の見守りと生活をサポートするサービス「みまもり パペロ」を、静岡県藤枝市に提供すると発表した。藤枝市は2020年7月1日から3カ月間の実証実験を実施し、10月から希望する市民にサービスを提供する予定。 藤枝市の取り組みの特徴は、従来の「みまもり パペロ」のサービスに加えて、警備会社と連携した独自の緊急通報サービ......




カナダスポーツウエア大手が「スマートミラー」の新興企業を買収へ、狙いは家庭内フィットネス市場(ニュース)
カナダのスポーツウエア大手、lululemon athletica(ルルレモン・アスレティカ)は2020年6月29日(現地時間)、フィットネス新興企業の米Mirror(ミラー)を買収することで合意したと明らかにした。買収額は5億米ドル(535億円、1米ドル=107円換算)。ミラーは、インストラクターの動作や各種情報を表示する機能を備えた「スマートミラー」を手掛けている。ルルレモンは今回の買収で、......

[介護] 感染防止配慮の「つながり支援」、フレイル予防も 厚労省が事例集
厚生労働省は6月30日、感染防止に配慮した「つながり支援」などの事例集をホームページで公表した。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、支援などの取り組みを行う団体の多くが活動を休止せざるを得ない状況であることを説明。こうした状況の中、新たな方法やさまざまな工夫によって、つながりを継続・再開している事例もあるため、そうした事例を参考にするよう促している。 厚労省は、支援者の多くが活動を休止せざるを得ない状況となり、これまで地域の通いの場を利用していた人たちの多くが、居宅で長い時・・・...

[診療報酬] 医療機関・薬局でのレジ袋の費用徴収、規則に抵触せず 厚労省
厚生労働省は6月30日、2020年度の診療報酬改定に伴う事務連絡「疑義解釈資料(Q&A)その20」を都道府県などに出した。医薬品・化粧品小売業などでのプラスチック製買物袋(いわゆるレジ袋)の有料化が7月1日からスタートするのに合わせ、薬局が薬剤などを患者に支給する際、一部負担金とは別にプラスチック製買物袋の費用を徴収することは、保険調剤を行う上での基本的事項を定めた「保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則」(薬担規則)に抵触しないとの解釈を示している。ただし、その場合、サービスの内容や料金などを患・・...

[通知] 区分B2の2製品など医療機器を保険適用 厚労省
厚生労働省は6月30日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2020年7月1日から適用されている。 今回は、区分B2(個別評価)(材料価格が個別に設定され評価されているもの)として、「InCore Lapodusシステム」(ジンマー・バイオメット)【髄内釘(1)髄内釘[1]標準型】、「LISイントロデューサ」(ボストン・サイエンティフィックジャパン)【血管造影用シースイントロデューサーセット(4)大動脈用ステントグラフト用】が保険収載された(p31参照)。 その他、医科における区分A...

[救急医療] 6月22日-28日の熱中症による救急搬送者数は1,651人 消防庁
消防庁が6月30日に公表した、22日-28日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1,651人(前年比673人増)。6月1日からの累計は、5,892人となった(2,035人増)(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)9人(0.5%)、少年(7歳以上18歳未満)147人(8.9%)、成人(18歳以上65歳未満)519人(31.4%)、高齢者(65歳以上)976人(59.1%)となった。 初診時の傷病程度は、軽症9...