「 」一覧

NO IMAGE

[介護保険] 保険給付費の総額は9,127億円 介護保険事業状況報告・厚労省

 厚生労働省は11日、2023年9月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc12749page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/9,127億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,410億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,484億円▽施設サービス分/2,763億円●第1号被保険者数:3,588万人●要介護(要支援)認定者数:705.3万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.3%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス...

NO IMAGE

[健康] 初の飲酒ガイドライン作成へ 厚労省

 厚生労働省は国として初の飲酒ガイドラインを作成する。不適切な飲酒はアルコール健康障害となり、本人・家族への深刻な影響や重大な社会問題を生じさせる恐れもある。ガイドラインを通じて、飲酒に伴うリスクに関する知識の普及や推進を図る。パブリックコメントを経て、来年3月中にまとめる見通し<doc12624page1>。 「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(案)」には、飲酒による身体への影響や、年齢・性別・体質の違いによる影響などについて記載している。具体的には、▽高齢者は若い時と比べて体内...

NO IMAGE

[予算] 社会保障費5年間で計1.1兆円程度抑制、政府方針 こども未来戦略

 政府の「こども未来戦略会議」は11日、「こども未来戦略」の取りまとめに向けて議論した。2024年度から取り組む「こども・子育て支援加速化プラン」の予算規模としては28年度までの総額で3.6兆円程度を見込んでおり、医療や介護などの社会保障費の歳出改革を進めて28年度までの5年間で計1.1兆円程度(公費ベース)を抑制する<doc12529page32><doc12529page33>。 それ以外の財源は、既定予算の活用で28年度までに1.5兆円程度、医療保険者の納付金で運用する...

NO IMAGE

[医療改革] 往診などの距離制限「合理的ではない」 規制改革WG

 政府の規制改革推進会議が11日に開いた「健康・医療・介護ワーキング・グループ」(WG)で、往診や訪問診療の距離制限について複数の専門委員が「根拠が不明」「合理的ではない」などと指摘した。これらの意見も踏まえて厚生労働省が整理を行った上で、考え方を改めて地方厚生(支)局などへ周知する。 往診や訪問診療については、保険医療機関から半径16キロメートルの圏域の外側に患者が住んでいる場合、その保険医療機関が実施すべき「絶対的な理由」がないと認めらない<doc12542page3>。 「絶対的な...

NO IMAGE

[介護] 24年度介護報酬改定の審議報告案を厚労省が提示 社保審分科会

 厚生労働省は11日、2024年度の介護報酬改定に関する審議の報告案を社会保障審議会・介護給付費分科会に示した。人口構造や社会・経済状況の変化を踏まえ、「良質なサービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり」などを基本的な視点として報酬改定を実施する<doc12493page10>。18日に開催予定の次の会合での取りまとめを目指す。 24年度改定の基本的な視点は、▽地域包括ケアシステムの深化・推進▽自立支援・重度化防止に向けた対応▽良質なサービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づ...

NO IMAGE

【感染症ニュース】2歳園児不機嫌・目ヤニ・最高39.5℃の発熱 看病疲れで保護者絶望… 咽頭結膜熱全国定点3.54で過去最多更新(感染症・予防接種ナビ)

国立感染症研究所の第47週(11/20-26)速報データによると、咽頭結膜熱の全国の定点あたりの報告数は3.54。過去最多を更新した前週の3.3からは、微増でしたが、それでも増加が続いています。現在の...

NO IMAGE

[医療提供体制] 23年11月末時点の医療事故報告28件 日本医療安全調査機構

 日本医療安全調査機構が8日に公表した「医療事故調査制度の現況報告」(11月末時点)によると、医療事故報告は28件、病院からの報告が26件、診療所からの報告が2件だった<doc12727page1>。診療科別の報告件数は、その他/9件、外科/5件、消化器科/4件、循環器内科・整形外科・心臓血管外科/各2件、内科・脳神経外科・産婦人科・泌尿器科/各1件<doc12727page2>。 医療事故調査・支援センター(以下、センター)への相談件数は164件(累計1万5,106件)。内...

NO IMAGE

[経営] 毎月勤労統計調査 23年10月分結果速報 厚労省

 厚生労働省は8日、2023年10月分の「毎月勤労統計調査(速報)」を公表した。医療・福祉業の詳細は以下の通り。●月間現金給与額<doc12728page6>▽総額/26万3,234円(前年同月比0.3%増)▽定期給与/25万9,319円(0.3%増)▽特別給与/3,915円(3.9%増)●月間実労働時間<doc12728page7>▽総実労働時間/129.8時間(0.5%増)▽所定内労働時間/124.8時間(0.6%増)▽所定外労働時間/5.0時間(0.0%増)●労働者数と...

NO IMAGE

[家計調査] 家計調査報告 23年10月分 総務省

 総務省は8日、2023年10月分の「家計調査報告」を公表した。詳細は以下の通り。●1世帯当たりの消費支出<doc12661page1><doc12661page2>▽全体/30万1,974円(前年同月比:名目1.3%増、実質2.5%減)、8カ月連続の実質減少▽保健医療関連/1万6,309円(名目5.0%増、実質2.6%増)、6カ月ぶりの実質増加●勤労者世帯の1世帯当たりの実収入:55万9,898円(名目1.5%減、実質5.2%減)、13カ月連続の実質減少<doc126...

NO IMAGE

[感染症] 新型コロナワクチン接種、疾病・障害との因果関係142件認定

 厚生労働省は、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会(8日開催)の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した170件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した分科会は、142件を認定、21件を否認、7件を保留とした<doc12590page1>。請求内容の内訳は、いずれも「医療費・医療手当」。 今回の審議結果を含め、これまでに9,613件の進達を受理し、このうち5,499件を認定、881件を否認、77件を保留としている<doc12590page6&gt...

NO IMAGE

[感染症] 咽頭結膜熱の増加続く、過去5年間との比較「かなり多い」

 国立感染症研究所は8日、「感染症週報 第47週(11月20日-11月26日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc12589page6><doc12589page27>。▽インフルエンザ/28.30(前週21.66)/2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽新型コロナウイルス感染症/2.33(1.95)/前週から増加▽RSウイルス感染症/0.06(0.06)/2週連続で減少▽咽頭結膜熱/3.54(3.30)/第42...

NO IMAGE

[感染症] 全国報告数1万3,583人、前週から2,084人増 新型コロナ

 厚生労働省は8日、2023年第48週(11月27日-12月3日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は1万3,583人で前週から2,084人の増加となった<doc12550page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc12550page2>▽定点当たり(全国):2.75▽報告数(全国):1万3,583人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):北海道/1,542人、東京都/784人、埼玉県/758人●新型コロナウイルス感染症による入院患者の概況&...

NO IMAGE

[診療報酬] 診療報酬の施設基準届け出手続き簡素化へ 厚労省方針

 診療報酬の施設基準の届け出手続きが保険医療機関の負担となっているとして、厚生労働省は、研修の受講証や病室の平面図の添付を廃止するなど2024年度の診療報酬改定でルールを簡素化する<doc12439page39>。また、診療報酬明細書(レセプト)の摘要欄への記載も簡素化する<doc12439page37>。 例えば「乳幼児加算」を月の途中から算定しなくなった場合、医療機関は現在「月の途中まで乳幼児」と摘要欄に理由を記載する必要があるが、24年度に廃止する。レセプトに記載されて...

NO IMAGE

[診療報酬] 診療側「従来以上のプラス」、支払側「引き上げ行う環境にない」

 中央社会保険医療協議会が8日に開いた総会では、2024年度の診療報酬改定に対する意見を診療側と支払側双方が出した。その中で診療側は、医療の質を高めつつ賃上げの好循環を医療従事者に行き渡らせるには適切な財源が必要だと指摘し、「従来以上の大幅なプラス改定」を主張した<doc12444page1>。これに対し、支払側は「患者の負担増や保険料の上昇に直結する安易な診療報酬の引き上げを行う環境にはない」と指摘した<doc12443page2>。 ただ、医師の時間外労働の上限が罰則付き...

NO IMAGE

[診療報酬] 医療従事者の処遇改善策、年明けに具体案示す方針 厚労省

 厚生労働省は8日、2024年度の診療報酬改定で行う医療従事者の処遇改善の具体策を年明けに示す方針を中央社会保険医療協議会・総会で説明した。「看護職員処遇改善評価料」よりも幅広い職種の賃上げにつなげるための仕組みを中医協の分科会で検討する<doc12441page24>。 厚労省はこの日、医療機関の職員の処遇改善に診療報酬で対応することを想定して「技術的検討を進めていく必要がある」として、中医協の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で枠組みを検討することを提案、反対意見はなかった・・・...

NO IMAGE

[診療報酬] 生活習慣病管理料、多職種連携の要件追加へ 厚労省

 厚生労働省は8日、2024年度の診療報酬改定で「生活習慣病管理料」を見直し、管理栄養士など多職種との連携や、医科歯科連携に関する要件を追加することを中央社会保険医療協議会・総会に提案した<doc12440page96>。高血圧症や糖尿病の患者に多職種が行う療養指導の有用性が関連学会のガイドラインで示されていることなどを踏まえた対応。厚労省案への反対意見はなかった。 木澤晃代専門委員(日本看護協会常任理事)は「重症化を予防し、療養生活を継続させるための患者・家族支援の具体的な方法や、地域...

NO IMAGE

[インフル] 全国報告数13万2,117人、前週から7,797人減 インフルエンザ

 厚生労働省は8日、2023年第48週(11月27日-12月3日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は13万2,117人で前週から7,797人減少し、前年同期と比べ13万1,481人の増加となった<doc12512page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc12512page2><doc12512page6>▽定点当たり報告数(全国):26.72▽報告患者数(全国...

NO IMAGE

[診療報酬] 24年度診療報酬改定の基本方針案を了承、社保審の2部会

 厚生労働省は8日、2024年度診療報酬改定の基本方針案を社会保障審議会の医療部会と医療保険部会に示し、大筋で了承された。「人材確保・働き方改革等の推進」を重点課題に位置付け、医療従事者の賃上げを促す方向性を打ち出した<doc12452page3>。診療報酬による賃上げの推進策は中央社会保険医療協議会で、引き続き議論する。医師・歯科医師・薬剤師・看護師を除く「コメディカル」の賃金の平均は、全産業の水準を下回って推移しているため、賃金格差を解消し、人材の流出を防ぐことを目指す<doc...

NO IMAGE

[診療報酬] 24年度から入院時の食費自己負担30円引き上げへ 厚労省

 厚生労働省は8日、入院患者が負担する食費を現在の1食当たり原則460円から490円に引き上げる案を中央社会保険医療協議会・総会と社会保障審議会・医療保険部会にそれぞれ示し、了承された<doc12450page7>。食材費の高騰などに伴う医療機関の負担増を抑えるためで、2024年度から30円引き上げて介護保険の食費の自己負担(1食約482円)並みの水準にする。 見直しの実施日は、24年度の予算編成過程で決まる<doc12450page7>。この日の医療保険部会では、猪口雄二委...

NO IMAGE

[診療報酬] 診療報酬での「書面要件」、デジタル対応も可能に 中医協総会

 厚生労働省は8日、診療報酬の算定に当たり書面での情報提供などが必要な項目(書面要件)について電磁的な方法での対応も可能とすることや、医療機関内での書面掲示の内容をインターネットで閲覧できるようにすることについて、原則義務化の方針を中央社会保険医療協議会・総会に提案した<doc12437page27>。医療情報を電子的に共有する仕組みの構築が進んでいることを踏まえたもので、2024年度の診療報酬改定での対応を想定している。特に異論は出なかった。 支払側の委員は厚労省案を支持した。診療側の...