「 」一覧

NO IMAGE

[医療改革] 電子処方箋、導入意欲が高い地域から働き掛け 厚労省が方針

 厚生労働省は2月27日、電子処方箋推進協議会の初会合で、電子処方箋の導入意欲が高い地域を洗い出し、優先して早期導入を働き掛ける方針を明らかにした<doc7927page11>。医療機関・薬局のどちらかが単独で運用を始めても、地域全体で普及が進まなければ重複投薬防止などのメリットを十分に見込めないため。 初会合では、加藤勝信厚労相があいさつし「医療機関と薬局のどちらかしか運用を開始していない地域もあり、そのような場合には実際の運用に結び付いていない」と述べた。加藤厚労相はその上で、協議会...

NO IMAGE

[介護] 介護保険証、マイナカード活用で26年度から電子化 厚労省方針

 厚生労働省は、介護保険の被保険者証についてマイナンバーカードを活用して電子化する方針を、2月27日の社会保障審議会・介護保険部会に提案した<doc7893page2>。法改正を行った上で、2026年度から全国の自治体で本格的に運用することを目指す。ただ、一部の自治体では前倒しで運用される可能性もある。 被保険者証の電子化は、介護サービスの事業者や被保険者、自治体による関連業務の効率化につなげるのが狙い。部会では厚労省案に異論はなかった。 自治体での運用に先立ち、厚労省が民間事業者に委託...

NO IMAGE

[医療提供体制] 病床確保料の当面継続など提言 自民党のコロナ対策本部

 新型コロナウイルスの5類感染症への移行に向け、自民党の新型コロナウイルス等感染症対策本部は政府への提言をまとめた。移行後に入院や外来医療に幅広い医療機関が対応する体制を構築するため、これまでの診療報酬上の特例措置や病床確保料といった支援を当面継続するよう求めている。 提言は、計12項目。入院・外来医療の段階的な移行については、医療関係者や自治体などの意見を踏まえ、円滑に進むよう十分な期間を確保することも要請している。 特に入院体制の整備に当たって、大規模な感染拡大が今後も生じる可能性が・・・...

NO IMAGE

[感染症] 新規陽性者数、第6波のピークより低いレベルで推移 感染研

 国立感染症研究所は2月27日、新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報(第7週、2月13日-2月19日)を公表した。新規陽性者数については「第6波のピークより低いレベルで推移している」と報告している<doc7975page1>。 第7週の検査数、新規陽性者数、検査陽性率は、第6週と比べて全て減少した。「これは、検査数が減少したために新規陽性者数が減少したと説明し難い傾向であり、また、流行が減少した際に想定される傾向である」としている<doc7975page2>。 新規入院...

NO IMAGE

[予算] 22年度総合確保基金介護分3回目を内示 介護従事者確保に約65億円

 厚生労働省は2月27日、2022年度地域医療介護総合確保基金(介護分)の内示額(3回目)を公表した。基金規模の合計は65.29億円で、今回は介護従事者確保分のみ公表された<doc7976page1>。 都道府県別では基金規模が多い順に、▽大阪府/14.31億円(内示額:9.54億円)▽兵庫県/13.82億円(9.21億円)▽沖縄県/13.14億(8.76億円)-など。国庫負担分は基金規模の3分の2。・・・...

NO IMAGE

[医療改革] 電子処方箋、9月以降に普及加速へ 推進協議会が初会合

 電子処方箋の普及促進策を議論する、医療団体やシステムベンダー関連団体の幹部など有識者による、「電子処方箋推進協議会」が27日に初会合を開き、厚生労働省は、全国での普及拡大を9月以降に加速させる方針を示した。マイナンバーカードの健康保険証への対応に必要なオンライン資格確認のシステム導入を猶予する経過措置が同月末で終了するため、同省では、電子処方箋の導入に対応する余力がベンダー側に出始めるとみている<doc7927page12>。 2024年度診療報酬改定で後押しが必要かも含め、協議会でて...

NO IMAGE

[介護] 次期介護保険計画の基本指針案を厚労省が提示 社保審・部会

 厚生労働省は27日、2024年度からの第9期介護保険事業(支援)計画の策定に向けた基本指針案を社会保障審議会・介護保険部会に示した。現行からの見直しのポイントとして、医療・介護情報基盤の整備や生産性向上につながる支援や施策の総合的な推進、介護事業者の財務状況の「見える化」の推進などを挙げている<doc7891page6>。7月ごろまでに指針案をまとめる予定。 このほかの見直しのポイントは、医療や介護を効率的・効果的に提供する体制の確保や医療・介護の連携強化のほか、多様な介護のニーズに柔...

NO IMAGE

[介護] LIFE活用、訪問系などの過半数が「ケアの質の向上に寄与」 厚労省

 厚生労働省は27日、「科学的介護情報システム」(LIFE)に関するモデル事業の対象となった108の訪問系サービス・居宅介護支援事業所の過半数が、「LIFEがケアの質の向上に寄与する」としたとの調査研究の結果を社会保障審議会・介護給付費分科会の委員会で明らかにした<doc7932page13>。 調査では、LIFEの他の様式で活用してみたいシートについて聞いたところ(複数回答)、最も多かったのが「興味関心チェック」(37.8%)で、「基本項目」(36.0%)や「生活機能チェック」(35....

NO IMAGE

[医療提供体制] 救命救急センター評価、看護師の配置を含めて引き続き検討

 厚生労働省の「救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会」(第3回)が27日に開かれ、これまでの構成員の意見を踏まえたとりまとめ案について議論した。とりまとめ案には、救急外来の機能向上のため、多職種へのタスク・シフト/シェアを含めた救急外来に携わる多職種の業務分担や効率化を進める方向性が盛り込まれている。今後、救命救急センターの充実段階評価について「看護師の配置に関する項目を含めて引き続き検討を行う」としている<doc7911page6>。 とりまとめ案では、救急外来にお...

NO IMAGE

[感染症] ヘルパンギーナが3週連続で減少 過去5年間の比較は「かなり多い」

 国立感染症研究所は27日、「感染症週報 第6週(2月6日-2月12日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc7952page6><doc7952page33>。▽インフルエンザ/12.91(前週12.66)/第48週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/0.30(0.32)/前週から減少▽咽頭結膜熱/0.12(0.13)/前週から減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.42(0.44)/前週から減少▽感染性胃腸炎/7.26(7.8...

NO IMAGE

【感染症ニュース】2023年4月からのワクチン接種は有料・無料?条件は? 新型コロナウイルス感染症の最新情報(感染症・予防接種ナビ)

 2月23日に厚生労働省が発表した「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」によると、報告日別新規陽性者数(2月23日0時時点/7日間移動平均)は15,733人。1週間前の新規陽性者数と比較すると、約...

NO IMAGE

【感染症ニュース】大人が立ち上がれないほどの関節痛… 子どもの病気とあなどるなかれ 伝染性紅斑(りんご病)(感染症・予防接種ナビ)

 伝染性紅斑(りんご病)は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。  頬に出現するの紅斑が特徴で、4-5歳児を中心にしてみられる流行性発疹性疾患です。  「飛沫感染」と「接触感染」で広がり、患...

NO IMAGE

[医薬品] ゾコーバ錠の処方前にチェックリストで妊娠など確認を 厚労省

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部と医薬・生活衛生局医薬安全対策課は、新型コロナウイルス感染症治療薬のゾコーバ錠について、都道府県などに事務連絡(24日付)を出し、妊娠している女性などへの投与に関する事前チェックリストを管内の医療機関・薬局に周知するよう求めた<doc7951page1>。 チェックリストは、この薬が動物実験でウサギの胎児に催奇形性が認められていることや、妊娠している女性や妊娠している可能性のある女性は服用できないことなどについて、説明者と患者で確認する構成...

NO IMAGE

[医療改革] かかりつけ医機能、政省令や通知もフォロー 社会保障構築会議

 政府の全世代型社会保障構築会議は24日、「かかりつけ医機能」の発揮を促す制度整備の対応状況を厚生労働省からヒアリングし、全世代型社会保障の関連法案だけでなく法案成立後に同省が出す政省令や通知なども含めて、これまでの議論を踏まえた内容になっているか、フォローする方針を決めた。 医療機関による「かかりつけ医機能」の発揮を促すため、政府が10日に国会提出した全世代型社会保障の関連法案には大枠のみが盛り込まれ、詳しい枠組みは政省令などで規定されることになっているため。 関連法案は、在宅を中心に入・・・...

NO IMAGE

[医療提供体制] かかりつけ医機能報告、無床診なども対象 厚労省が見通し

 社会保障審議会の医療部会が24日に開かれ、厚生労働省は、2025年度の創設を目指す「かかりつけ医機能」報告制度の対象に無床診療所や、在宅医療を行う医療機関が含まれるとの見通しを示した。 「かかりつけ医機能」報告制度の創設は、政府が10日に国会に提出した全世代型社会保障の関連法案に盛り込まれ、どのような医療機関に報告を求めるかなどの詳しい枠組みは、法案成立後に検討することになっている。 医療部会の24日の会合では、法案の内容を厚労省が報告した上で、委員からの質問に答えた。山崎學委員(日本精神科病・・...

NO IMAGE

[医療改革] 資格確認書の無償発行に異論なし 社保審・医療保険部会

 社会保障審議会の医療保険部会は24日、デジタル庁の「マイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する検討会」が行った中間とりまとめについて議論した。2024年秋の健康保険証の廃止に合わせ、マイナンバーカードでオンライン資格確認を受けることができない人に資格確認書を無償提供するなどのとりまとめの方向性に異論は出なかった。同検討会では、今夏に最終とりまとめを行う。 資格確認書は、健康保険証が廃止される24年秋にマイナンバーカードがない人からの求めに応じて、加入先の医療保険者が無償で発行する。その有・・・...

NO IMAGE

[医療改革] 資格確認書の診療報酬、健康保険証と同様に 加藤厚労相

 加藤勝信厚生労働相は24日の閣議後の記者会見で、健康保険証を廃止する2024年秋以降、資格確認書で医療機関を受診する際の診療報酬の扱いについて、マイナンバーカードの保険証(マイナ保険証)に比べて点数が高い現在の保険証と同じにする考えを示した。どのような薬剤が処方・調剤されているかなど患者の情報を資格確認書ではオンラインで把握できず、問診などで医療現場の手間が増えるため。 加藤厚労相は「医療DXの基盤となるオンライン資格確認にはさまざまなメリットがある」と述べ、それらを患者や国民に伝え、マイナ・・・...

NO IMAGE

[インフル] 全国報告数6万2,101人、前週から1,685人減 インフルエンザ

 厚生労働省は24日、2023年第7週(2月13日-2月19日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は6万2,101人で前週から1,685人減、前年同期と比べ6万2,075人の増加となった<doc7923page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc7923page2><doc7923page6>▽定点当たり報告数(全国):12.56▽報告患者数(全国):6万2,10...

NO IMAGE

[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 2月27日-3月4日

 来週2月27日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。2月27日(月)9:30-12:00 第106回 社会保障審議会 介護保険部会14:00-16:00 第4回 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ15:00-17:00 薬事・食品衛生審議会 血液事業部会15:00-17:00 第3回 救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会16:30-18:00 第1回 電子処方箋推進協議会16:30-18:30 第26回 社会保障審議会 介護...