
[診療報酬] 地域包括医療病棟入院料、人材争奪戦の恐れ 全自病会長
全国自治体病院協議会の小熊豊会長は8日の定例記者会見で、2024年度の診療報酬改定で「地域包括医療病棟入院料」が新設されるのに伴い、人材の争奪戦が起きかねないという懸念を表明した。 理学療法士などリハビリテーションのスタッフのほか、管理栄養士(専任)の常勤配置が入院料の施設基準になるためで、「そこまで人がいるのか」「うまくいくのかというのが、偽らざる思いだ」などと述べた。 小熊氏はまた、急性期一般入院料1の算定要件を満たせなくなった病棟から地域包括医療病棟への移行が進む可能性も指摘した。急・・・...