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【感染症ニュース】インフルエンザ全国定点29.94 コロナ全国定点4.15 医師「主流株の置き換わり進めば、今後まとまった流行に」(感染症・予防接種ナビ)
厚生労働省が、2023年12月22日に発表した「インフルエンザの発生状況について」第50週(12/11-17) によると、全国のインフルエンザ定点当たり報告数は29.94。前週の33.72から、微減し
[がん対策] 新たながん研究戦略「がん研究10か年戦略」を4大臣が合意
政府は25日、2024年度から始まる新たながん研究戦略「がん研究10か年戦略(第5次)」を公表した。高市早苗科学技術政策担当相、盛山正仁文科相、武見敬三厚労相、齋藤健経産相の4大臣は、24年度からのがん研究戦略について「がん研究の総合的かつ計画的な推進に全力で取り組んでいくことを確認した」として、「がん研究10か年戦略(第5次)」に合意したことを報告した<doc12884page1>。 戦略の目標では、「がん予防」「がん医療」「がんとの共生」の一層の充実を実現すること、また第4期がん対...
[医療提供体制] 薬局機能の強化策具体化へ 厚労省検討会が初会合
薬局や薬剤師が地域でカバーする機能の強化策を議論する厚生労働省の「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」が25日、初会合を開いた。夜間や休日に行われる外来・在宅医療で薬剤を円滑に提供するための役割や、「地域連携薬局」が今後果たすべき役割などを話し合う<doc12785page2>。 厚労省によると、24年夏を目途に一定の取りまとめを行う見通し。法改正を伴う検討課題が明らかになれば、厚生科学審議会の「医薬品医療機器制度部会」が議論を引き継ぐ可能性もあるという。 少子・高齢化の進展に伴っ...
【感染症ニュース】咽頭結膜熱全国定点微減も高水準維持 35歳38℃台の発熱・悪寒… 同僚「目の充血すごいよ…」(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の第49週(12/4-12/10)速報データによると、咽頭結膜熱の全国の定点あたりの報告数は3.48。前週の3.72から微減となりましたが、それでも警報レベルを維持しています。都道府県...
[人口] 人口動態統計速報 23年10月分 厚労省
厚生労働省はこのほど、2023年10月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc13064page2>。▽出生数/6万4,802人(前年同月比7.7%減・5,433人減)▽死亡数/13万3,993人(1.6%増・2,153人増)▽自然増減数/6万9,191人の減少(7,586人減)▽婚姻件数/3万4,783件(12.4%減・4,902件減)▽離婚件数/1万5,652件(4.9%増・728件増)・・・...
[介護] 介護キャリア段位、28人が新規認定 シルバーサービス振興会
シルバーサービス振興会はこのほど、介護プロフェッショナルキャリア段位制度の新規レベル認定者を公表した。12月に開催されたレベル認定委員会での審議の結果、新たに28人のレベル認定者が誕生。レベル認定者の総数は8,891人となった<doc13023page1>。 サービス種類別でみたレベル認定者数が多いのは、介護老人福祉施設2,272人、介護老人保健施設2,073人、通所介護1,100人など<doc13023page3>。 レベル別の内訳は、▽レベル2(1)/3,355人▽レベ...
[介護] 介護2割負担の基準見直し「早急に議論開始を」 社保審介護保険部会
社会保障審議会が22日に開いた介護保険部会では、介護保険サービス利用者の負担が2割となる「一定以上所得」の判断基準の見直しについて早期に議論を始めるよう複数の委員が要望した。また、検討に役立つ客観的な資料の提示を厚生労働省に求める意見も出た。 「一定以上所得」の判断基準については、武見敬三厚労相と鈴木俊一財務相が20日に行った予算折衝で見直しを先送りすることで合意。介護サービスは医療サービスと利用実態が異なることなどを考慮しながら総合的に検討を行い、10期目の介護保険事業計画が始まる2027年・・...
[医療提供体制] 食材料費高騰1床当たり3,200円支援、来年4-5月 厚労省
厚生労働省は、食材費の高騰を踏まえて地域医療介護総合確保基金を活用して行う医療機関への支援事業の取り扱いを都道府県に通知した。2024年4-5月に病院や有床診療所に対して許可病床1床につき3,200円(1カ月1,600円)を支援する<doc12889page5>。厚労省は、これが1食当たり30円に相当するとしている<doc12889page2>。 食材費の高騰を踏まえた病院や有床診療所への支援策は、政府が11月に閣議決定した経済対策に盛り込まれ、23年度下半期には「重点支援...
[診療報酬] 総合入院体制加算、全身麻酔手術の実績基準引き上げ要求
中央社会保険医療協議会の支払側委員は22日の総会で、「総合入院体制加算」の全身麻酔手術に関する実績基準を2024年度の診療報酬改定で引き上げるよう求めた。この加算を算定する多くの医療機関での全身麻酔手術の実施件数が現行の基準を上回っているとするデータを踏まえた主張だが、診療側の委員は「それだけを見て安易に基準を引き上げるべきではない」と反論した。 総合入院体制加算は、精神科や産科(産婦人科)を含む幅広い診療体制を整備した急性期病院への評価。加算1は1日につき240点、加算2は180点数、加算3は1...
[診療報酬] DPCデータ数「月90件未満」は116病院 厚労省
厚生労働省は22日、1カ月当たりのデータ数が90件未満の病院を分けてDPC病院群ごとの基礎係数を設定するなどの見直しを行うと、1,758の対象病院のうち計67病院では診療報酬の変動(推計)がプラスマイナス2%を超え、激変緩和措置の対象になるとするシミュレーションの結果を中央社会保険医療協議会に示した<doc12767page42>。データ数が「月90件未満」に該当するのは2022年4月現在、DPC標準病院群の116病院だった<doc12767page40>。診療報酬の変動が...
[診療報酬] 報酬改定に現場や患者の声、中医協公聴会が来月19日
2024年度の診療報酬改定に医療現場や患者などの声を反映させるため、中央社会保険医療協議会は24年1月19日に公聴会を開催する。報酬改定を巡る検討状況を参加者に説明するほか、医療関係者などから意見を聴く<doc12768page1>。 厚生労働省が今後、開催の告知や意見発表者の募集をホームページなどで行う。応募者の中から、公益を代表する中医協委員によって選ばれた10人程度が意見を発表する<doc12768page1>。 公聴会は同日の午前10時から正午まで、オンライン形式で...
[介護] 介護従事者による高齢者への虐待、3割超が特養で 厚労省調査
介護施設・事業所の従事者による高齢者への虐待件数が過去最多だった2022年度。厚生労働省の調査によると、計856件の虐待のうち、最多の3割超が特別養護老人ホーム(32.0%)で確認された。特養に次いで虐待が多かったのは有料老人ホームで25.8%。他には、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)や介護老人保健施設でも、それぞれ10%超を占めていた<doc12834page3>。 虐待が認められた856件の施設・事業所のうち、182件(21.3%)では過去にも虐待事例が発生しており、23...
[感染症] A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、第45週以降増加続く 感染症週報
国立感染症研究所は22日、「感染症週報 第49週(12月4日-12月10日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc12836page6><doc12836page28>。▽インフルエンザ/33.72(前週26.72)/前週から増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽新型コロナウイルス感染症/3.52(2.75)/3週連続で増加▽RSウイルス感染症/0.05(0.06)/前週から減少▽咽頭結膜熱/3.48(3.72)/前週から...
[医療機器] 臨床検査2件の保険適用を承認 中医協・総会
中央社会保険医療協議会・総会は22日、臨床検査2件を承認した。詳細は以下の通り。【臨床検査】決定区分E3(新項目)(2024年1月収載予定)<doc12763page1>●イムニス サイトケラチン18F EIA(特殊免疫研究所)<doc12763page2>▽使用目的:血清中のヒトサイトケラチン18フラグメント(CK-18F)濃度の測定。▽保険点数:194点●ルミパルスプレスト PGE-MUM(富士レビオ)<doc12763page5>▽使用目的:尿中のプロスタ...
[予算] 24年度予算案閣議決定、社会保障費は過去最大の37.7兆円
政府は22日、一般会計の歳出が総額112兆717億円となる2024年度予算案を閣議決定した<doc12797page2>。このうち、医療や介護などの社会保障費は過去最大の37兆7,193億円で、前年度の当初予算から8,506億円(2.3%)増加した<doc12809page4>。 高齢化などに伴う社会保障費の「自然増」は3,700億円程度(年金スライド分を除く)となり、概算要求時点よりも1,400億円程度圧縮。薬価改定や前期高齢者納付金の報酬調整など改革の努力により、高齢化...
[医療改革] 医療や介護など社会保障の改革工程を閣議決定 政府
政府は22日、医療や介護など社会保障の改革工程を閣議決定した。2024年度に実施する取り組みとして、原案の段階では、介護保険サービスの利用者負担を2割にする範囲の拡大を盛り込んでいたが、28年度までに検討する取り組みに修正した<doc12791page14>。 武見敬三厚生労働相と鈴木俊一財務相が20日に行った予算折衝で、範囲の拡大の先送りに合意したことを踏まえた対応で、第10期の介護保険事業計画(27年度から)が始まる前に結論を得るとしている<doc12791page13>...
[医療提供体制] 健康保険証、来年12月2日に廃止 閣議決定
政府は22日、現行の健康保険証を2024年12月2日に廃止することを盛り込んだ政令を閣議決定した。廃止後も最長で1年間は健康保険証を使えるように経過措置期間を設ける。 武見敬三厚生労働相は閣議後の記者会見で、マイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」の利用率の増加に応じた医療機関などへの支援金の周知をするとともに、それを加速化させると述べた。 また、公的医療機関や保険者にマイナ保険証の利用率の目標設定とその達成に向けた取り組みを求めるなど、医療機関や保険者、事業主とも連携して・・...
[診療報酬] 療養病棟入院基本料の医療区分見直し、「経営への影響分析を」
中央社会保険医療協議会が22日に開いた総会で、「療養病棟入院基本料」の医療区分の精緻化に向けて議論し、診療側の委員は医療資源投入量のみに着目した見直しに懸念を示すとともに、見直しによる医療機関の経営への影響をシミュレーションするよう厚生労働省に改めて求めた。支払側の委員は、メリハリを付けた評価を主張した<doc12767page44>。 療養病棟入院基本料の医療区分は、入院患者の「疾患・状態」やどのような「医療処置」が必要かによって3分類する仕組みで、医療機関が同入院基本料を算定する際...