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[医療提供体制] 全ての薬局で「マイナ在宅受付Web」の活用を要望 NPhA

 日本保険薬局協会(NPhA)は、現行ではドライブスルー形式での薬局だけが対応できる「マイナ在宅受付Web」を全ての薬局で活用可能にすることを厚生労働省などに要望した。マイナ保険証の利用率が高い薬局では読み取りを行うカードリーダーが足りず、患者の待ち時間が長くなっており、混雑緩和を図りたいとしている<doc18838page4>。 マイナ在宅受付Webは、患者がマイナ保険証を読み取れるモバイル端末からアクセスし、本人確認を行うことでオンライン資格確認ができる。 NPhAはまた、マイナ保険...

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[医療提供体制] 「救急外来における薬剤師業務の進め方」公表 日病薬

 日本病院薬剤師会は、救急患者の搬送前の情報収集や薬剤の準備、初期診療での薬学的評価など、薬剤師が担う業務の標準化を図るガイドとして「救急外来における薬剤師業務の進め方」を公表した。一連の具体的な業務を解説するとともに、実施内容のチェック項目をそれぞれ設け、病院の機能や規模にかかわらず救急外来での薬剤師業務を円滑に遂行する体制の整備を促している<doc18822page2>。 ガイドは、救急外来での診療の流れを踏まえ、▽平時▽患者搬送前▽初期診療▽救急外来退出時-の4つのパートに分けて、...

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[介護] Wi-Fi利用料、介護保険施設で「徴収可能」 厚労省

 厚生労働省は、特別養護老人ホームなど介護保険施設の利用者にもインターネットやスマートフォンの利用が広がっているとして、Wi-Fiなど通信設備の利用料を徴収できるとする取り扱いを13日付で示した<doc18812page2>。 厚労省によると、介護保険施設の利用者の生活の質を向上させるため、居室などでWi-Fiなどの通信環境を利用できるケースがあるという<doc18812page2>。 それを踏まえ、「その他の日常生活費」に関するQ&Aの事務連絡を同日付で一部見直し、介護保険...

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[社会福祉] 障害福祉のグループホーム、約4割が赤字 福祉医療機構調べ

 福祉医療機構は13日、障害福祉の居住系サービスのうち共同生活援助(グループホーム)2,121カ所の約4割が、2023年度の経常収支が赤字だったとする調査結果を公表した<doc18799page1>。 本業のサービス活動収益は、利用者1人1日当たり1万143円で、前年度(1,975カ所)から317円増えた。サービス活動収益から得られた増減差額を示す「サービス活動収益対サービス活動増減差額比率」は3.8%で、前年度からほぼ横ばいだった<doc18799page1>。 一方、1日...

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[医療提供体制] がん診療連携拠点病院の診療実績要件、コロナ特例終了

 厚生労働省は、都道府県や地域のがん診療連携拠点病院について新型コロナウイルス感染症の影響に伴う患者数の一時的な減少により指定要件が満たせない場合は許容していた特例措置を終了する<doc18705page39>。4月以降の指定検討会の審議から適用する。 新型コロナの感染症法上の位置付けが、2023年5月8日に5類感染症へ移行したことを踏まえた対応。次回以降の検討会では特例措置は設けず、指定要件の充足状況に基づきがん診療連携拠点病院などの指定の可否を話し合う<doc18705page...

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[介護] 24年度介護報酬改定、協力医療機関との連携状況など4項目を調査へ

 厚生労働省は13日、施設系・居住系サービス事業所の協力医療機関との連携状況や「科学的介護情報システム」(LIFE)の見直しなど4項目について2025年度に調査する案を社会保障審議会の分科会に示した<doc18756page1>。24年度介護報酬改定の効果検証や研究を行うための資料を得る狙いがある。 24年度改定では、介護老人福祉施設や介護老人保健施設など施設系サービスを対象に、協力医療機関と連携して入所者の病状が急変した際の相談対応や診療依頼などを行う体制の整備を義務付けた。特定施設入...

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[介護] 集合住宅への訪問介護、経営概況調査で実態把握へ 厚労省

 社会保障審議会・介護給付費分科会が13日に開かれ、厚生労働省は2025年度の介護事業経営概況調査で訪問系サービス事業所を対象にサービス付高齢者向け住宅(サ高住)をはじめとする集合住宅を訪問している割合などの項目を追加する方針を示した<doc18753page4>。 訪問系の介護サービスでは、個人宅を中心に自動車で移動する事業所と、集合住宅を中心に効率良く訪問する事業所では収益力に大きな差が出ることが指摘されている。 こうした指摘を踏まえて厚労省は、25年度の介護事業経営概況調査で事業所...

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[医療提供体制] 賃上げ、人事委員会勧告に従えば「持ち出しに」 全自病

 全国自治体病院協議会は13日の常務理事会で、2024年度の診療報酬改定で新設されたベースアップ評価料について議論し、人事委員会の給与勧告に従って公立病院が賃上げを行えば相当な額の持ち出しになるという指摘が出た。望月泉会長がこの日の記者会見で明らかにし「補正予算や補助金などによる支援を国に要望していく必要がある」と訴えた。 望月会長によると、ベースアップ評価料を算定して約1億円の収入を見込めるものの、それに伴う対象の職員の賃上げに約6億円の費用がかかるため5億円程度の持ち出しになるケースもある・・・...

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[医療提供体制] 地下鉄サリン事件のカルテなど電子化し保存 厚労省

 厚生労働省は13日、1995年に東京で起こった地下鉄サリン事件の被害者のカルテなどを電子化し保存することを発表した。診療にあたった医療従事者からヒアリングし、その内容も活用する<doc18787page1>。 厚労省によると2019-21年度にかけて事業実施の検討を行っており、その時の医療機関向けの調査で少なくとも被害者1,000人程度のカルテなどの記録が残っているという。今後、さらなる記録の保存に努める。 また、診療を行った医師や看護師など医療従事者に聴取を実施。今後活用できる教訓な...

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[医療提供体制] 地域がん診療連携拠点、4病院の新規指定を了承 厚労省

 厚生労働省の「がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会」は13日に個別審議を行い、都道府県から推薦があった4病院を地域がん診療連携拠点病院、1病院を地域がん診療病院として新たに指定することを了承した。いずれも指定は4月から2027年3月末までの2年間。一方、要件を満たしていない1病院については地域がん診療連携拠点病院への新規指定を見送ることで合意した。 個別審議で新規の指定が認められた地域がん診療連携拠点病院は、▽斗南病院(北海道)▽防衛医科大学校病院(埼玉県)▽立川病院(東京都)▽福岡徳洲会病...

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[健康] 進行期のがん、診断から年数経つほど5年生存率は上昇 国がん

 国立がん研究センターは13日、進行期(ステージIII・IV)の胃がんや大腸がんなどのがんサバイバーでは、診断後の年数が経過するほど5年生存率が上昇する傾向があるという調査結果を公表した<doc18747page2><doc18740page68>。 調査は、がん診療連携拠点病院などで診断された全てのがんの情報を登録する「院内がん登録」のデータを集計したもの。全国361カ所で2012年にがんと診断され、10年後のデータがある39万4,108例を分析。がんの診断から0-5年経過...

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[医療提供体制] ペイアズユーゴー原則「議論を」 財政制度分科会で意見

 財政制度等審議会の財政制度分科会が13日に開かれ、増田寛也分科会長代理は会合後の記者会見で、政府内でこれから検討する財政健全化の新たな目標の達成を担保するため、骨太方針の取りまとめに向けて「ペイアズユーゴー原則」の導入を議論するべきだとする意見があったことを明らかにした。 ペイアズユーゴー原則は、歳出増や歳入減を伴う新規の政策を打ち出す際、恒久的な歳出削減や歳入確保で安定財源を確保するルール。増田氏は「恒久的な政策には、恒久財源で対応していくのが大原則だと思う」などと述べた。 財政制度・・・...

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【感染症ニュース】30歳女性が高熱・嘔吐・下痢… 炎症反応検査値17で即入院 カンピロバクター感染症に注意(再掲)(感染症・予防接種ナビ)

厚生労働省によると、日本における細菌性食中毒の中で近年、もっとも多く報告されているのが、カンピロバクターによる食中毒です。カンピロバクター食中毒の主な原因と推定される食品、または感染源として、生の状態...

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[医療提供体制] ベースアップ評価料、届け出ないと返還 賃上げ支援給付金

 厚生労働省は、医療現場の生産性向上や賃上げを支援するため年度内に行う事業の実施要綱を都道府県に12日付で通知した。ベースアップ評価料を届け出済みのほか、届け出を見込んでいる医療機関や訪問看護ステーションの賃上げも支援するが、届け出見込みとして支援を受けた施設が同評価料を3月31日までに届け出なかった場合は都道府県が給付金の返還を求める<doc18741page3>。 厚労省の実施要綱では、「医療施設等経営強化緊急支援事業」として年度内に実施する「生産性向上・職場環境整備等支援」や「病床...

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[医療提供体制] 社会医療法人が370法人に 厚労省

 厚生労働省によると、都道府県から社会医療法人として認定を受けた医療法人は1月1日現在370法人で、2024年3月末時点の361法人から9法人増加した<doc18743page11>。 「阪南病院」を運営する杏和会(大阪府堺市中区)と、「姫路愛和病院」を運営する芙翔会(兵庫県姫路市)が25年1月1日付で新たに認定された<doc18743page7>。 社会医療法人が運営する医療機関は、救急医療等確保事業として、「救急医療」「災害医療」「へき地医療」「小児救急医療」「周産期医療...

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[医療提供体制] 希少がん患者の近隣医療機関とオンライン治験 国がん

 国立がん研究センターは12日、同センター中央病院が希少がん患者の自宅近くの医療機関と提携し、オンライン治験を行うことを発表した。対象となるのはBRAF融合遺伝子陽性の膵がんか、低悪性度神経膠腫の患者<doc18744page1>。 中央病院が、それぞれの医療機関とパートナー契約を締結。患者は医療機関へ来院し、オンラインで中央病院とつなぎ診察を行う。治験薬は中央病院から患者の自宅に直接配送し、中央病院の医師の指示に従って内服する。また、患者は決められたスケジュールで対象の医療機関に来院し...

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【感染症アラート・本格的な流行】伝染性紅斑(りんご病)、感染性胃腸炎(ノロウイルス感染症など)など5つ(感染症・予防接種ナビ)

 感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

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【感染症ニュース】自家製「サラダチキン」で33歳が下痢・関節痛… カンピロバクタ―感染症が原因? 「低温調理」に必要な温度の目安を保健所が解説(一部再掲)(感染症・予防接種ナビ)

健康志向の高まりもあり、トレーニングを行う方などに、高たんぱく低カロリーの鶏肉は、人気の食材の一つとなっています。調理後にパックされた鶏肉は、スーパー・コンビニなどでも売られていますが、ご家庭で、自ら...

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[医療提供体制] 医療事故情報「仮報告」機能新設へ 日本医療機能評価機構

 日本医療機能評価機構は、医療事故情報収集等事業での事例報告システムを改修し、医療事故情報の事例を「仮報告」という形で登録できる機能を新設し、XMLファイルによる従来の報告を廃止する<doc18871page3>。新たなシステムを4月1日から稼働させる<doc18871page7>。 同事業での医療事故情報の報告期限は、事例の発生または発見から原則2週間以内とされているが、事例の背景・要因や改善策を含む報告を医療機関が期日までに行うことが難しいケースもあった。4月からの事例報...

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[医療提供体制] 25年1月末時点の医療事故報告24件 日本医療安全調査機構

 日本医療安全調査機構がこのほど公表した「医療事故調査制度の現況報告」(1月末時点)によると、医療事故報告は24件、医療機関別では、病院23件、診療所1件だった<doc18840page1>。診療科別の報告件数は、消化器科/5件、外科・循環器内科・整形外科・その他/各4件、内科・脳神経外科・呼吸器内科/各1件<doc18840page2>。 医療事故調査・支援センター(以下、センター)への相談件数は156件(累計1万7,486件)。内訳は、医療機関が64件、遺族などが81件、...

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[介護] 介護職員等処遇改善加算、要件弾力化など通知 厚労省

 厚生労働省は、2024年度の介護報酬改定で創設した「介護職員等処遇改善加算」に関する要件の弾力化を盛り込んだ通知を都道府県などに出した。職場環境改善の要件に関する取り組みを事業者が25年度中に行うと処遇改善計画書で誓約すれば、その要件を満たしていると見なしても差し支えないとした。誓約した事業者は26年3月末までに関連の取り組みを行い、実績報告書でそのことを報告しなければならない<doc18728page10><doc18728page11>。 また、24年度補正予算での「介...