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[介護保険] 保険給付費の総額は8,996億円 介護保険事業状況報告・厚労省

 厚生労働省は15日、2022年12月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc8620page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/8,996億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,342億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,475億円▽施設サービス分/2,740億円●第1号被保険者数:3,585万人●要介護(要支援)認定者数:696.8万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.1%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス...

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[診療報酬] 同時改定で地ケア病棟の高齢者の受け入れを促進 厚労省方針

 2024年度に行われる診療報酬と介護報酬の同時改定に向けて、中央社会保険医療協議会・総会と社会保障審議会・介護給付費分科会の委員による意見交換会が15日に開かれ、厚生労働省は、誤嚥性肺炎など高齢者の急変に対応するため、地域包括ケア病棟や介護施設による対応を推進する方針を示した<doc8386page4>。 急性期一般病棟の入院患者に占める高齢者の割合が年々上昇しているため、地域包括ケア病棟や介護医療院、介護老人保健施設による急変への対応を促すことで、急性期の入院医療を効果的・効率的に提...

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[診療報酬] 同時改定で医療・介護間の情報共有で様式を統一化 厚労省方針

 厚生労働省は15日、2024年度に控える診療報酬と介護報酬の同時改定に向けた意見交換会で、医療機関・介護事業所同士や医療・介護間で情報共有を円滑に行うために項目や様式を統一化する方向性を示した<doc8382page8>。効果的・効率的な情報連携を進めるのが狙い。複数の委員から、統一化を進めるべきだとの意見が出た。 医療と介護の施設間での情報の提供や連携は、いまだに手交や郵送といったアナログな方法で行われることが多い。ただ、今後はDXの推進によって「全国医療情報プラットフォーム」が整備...

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[診療報酬] リハや口腔・栄養管理の一体的な取り組みを推進 厚労省方針

 厚生労働省は15日、多職種による適切な介入が誤嚥性肺炎の患者に行われなかったために治療期間の延長などにつながっている実態があることを、2024年度に行われる診療報酬と介護報酬の同時改定に向けた意見交換会で明らかにした<doc8384page1>。その上で、医療・介護分野でリハビリテーションや口腔・栄養の管理の取り組みを一体的に進めるための方策について議論を促し、一部の委員からインセンティブの付与が提案された<doc8384page7>。 リハビリや口腔・栄養の管理の取り組み...

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[診療報酬] コロナ5類移行で診療報酬の一層の支援を要請へ 日医

 日本医師会の長島公之常任理事は15日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの診療にこれまで対応してこなかった医療機関の円滑な参入を促すため、国に一層の財政支援を求める考えを示した。新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に切り替わる5月8日以降は、幅広い医療機関による対応が求められるため。 長島氏は会見で、新型コロナに新たに対応する医療機関で「感染を防ぐための防具と設備が必要だということであれば、そこをぜひ支援していただきたい」と述べた。また、「より早く、より多くというのが重要だ」と指摘し、・・・...

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[感染症] コロナ5類移行、特定感染症予防指針を作成へ 厚労省が省令案

 厚生労働省健康局結核感染症課は15日、感染症法施行規則の一部を改正する省令案の概要を公表した。新型コロナウイルス感染症の法上の位置付けを見直し、5類感染症に位置付けるとともに、特定感染症予防指針を定める感染症に追加する。4月下旬以降に省令を公布し、5月8日に施行する予定<doc8389page1><doc8389page2>。 感染症法第11条では、特に総合的に予防施策を推進する必要がある感染症は特定感染症予防指針を作成し、公表することとされている。これに基づき、▽インフル...

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東海国立大学機構と富士通、健康づくりや宇宙天気予報の研究で協力 (ニュース)

 東海国立大学機構と富士通は、ヘルスケア分野や宇宙分野での包括協定を締結した。先進技術とデータの連携によるウェルビーイング社会の創出や、宇宙における人類の活動の安全性を高める「宇宙天気予報」の技術開発で協力する。両者が持つ技術・サービスやネットワークなどを生かして活動を深化させる。 ヘルスケア分野では、地域に密着した健康・医療エコシステムを構築する。具体的には、富士通が開発するプラットフォームに、......

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[がん対策] アルコール代謝しにくい人、飲酒で難治性胃がんリスク 国がん

 国立がん研究センター(国がん)と東京大学医科学研究所は14日、アルコールを代謝しにくい体質の人が飲酒をすると難治性の「びまん型胃がん」の発症リスクが高まる可能性があることを研究チームがゲノム解析で明らかにしたと発表した。びまん型胃がんと飲酒との関連を遺伝子情報の解析で示したのは初めて。新たな治療法の開発や予後の改善に貢献することが期待されるとしている<doc8361page1>。 国がんなどによると、同センター研究所の柴田龍弘氏(がんゲノミクス研究分野分野長)などの研究チームが、胃がん...

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慶応義塾大学などが汗中の乳酸値で運動評価、心疾患患者のリハビリに(ニュース)

 慶応義塾大学医学部とグレースイメージング(東京・新宿)の研究グループは、汗に含まれる乳酸濃度をリアルタイムに測定できるウエアラブル機器を開発した。心疾患患者の皮膚にバイオセンサーを貼って乳酸値を監視するもので、運動の評価に有効なことが確かめられた。 研究グループは、心血管疾患患者を対象に医師主導治験を実施し、開発品による運動評価が可能かどうかを検証した。治験では、心肺運動中の患者の皮膚にセンサー......

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コニカミノルタなどが認知症発見のAI開発へ、会話や歩行を分析(ニュース)

 コニカミノルタは、認知症早期発見につながるソリューション開発に向けてエモテック・ラボ(東京・渋谷)と提携した。両社の技術を活用し、予測AI(人工知能)アルゴリズムを開発する。 コニカミノルタの介護向け行動分析システム「HitomeQ(ひとめく) ケアサポート」と、エモテック・ラボの感情認識AI「Kansei Driven Engine(KDE)」を活用する。HitomeQ ケアサポートで取得した......

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[診療報酬] 後発薬の加算、臨時措置を9月末まで延長 厚労省が事務連絡

 後発医薬品のメーカーが業務停止命令を受けたことなどで代わりの医薬品を入手するのが困難な状況が続いているとして、厚生労働省は、医療機関や薬局が後発医薬品使用体制加算等の後発薬の使用割合を計算する際、供給が停止されている品目を計算対象から除外できる臨時措置の適用期限を3月末から9月末に延長した<doc8358page2>。厚労省が3月13日付で地方厚生局などに事務連絡を出した<doc8358page1>。 それによると、厚労省に1月の時点で供給停止の報告があった後発薬のうち、医...

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[感染症] 4月から感染症での死亡場所や原因を把握 次の危機に備え厚労省

 次のパンデミックの危機に備え、厚生労働省は感染症に罹患した人が死亡した事実や場所、死亡の原因などを把握するための情報収集を行う。4月1日から、新型コロナウイルス感染症について開始する<doc8329page1>。 対象となるのは、新型インフルエンザ等感染症や新たな感染症、指定感染症といった国民の生命や健康に重大な影響を与える感染症。それぞれの感染症の性質に応じて個別に判断する<doc8329page1>。 収集期間に関しては、例えば新型インフルエンザ等感染症を対象とする場合...

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[医療提供体制] 人員配置報告の医療従事者職種に管理栄養士などを追加へ

 厚生労働省は13日、病院や診療所などの管理者が都道府県知事に報告する事項を定めた告示の一部を改正する案の概要を公表した。人員配置で報告する医療従事者の職種について、管理栄養士と栄養士を追加する<doc8360page1>。 病院や診療所、助産所の管理者は、医療法第6条の3第1項の規定に基づき、患者が病院などの選択を適切に行うために必要な情報として、厚労省令で定める事項を都道府県知事に報告しなければならない。この報告事項は、医療法施行規則別表第1で規定している<doc8360pag...

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[看護] 介護のための所定労働時間の短縮措置義務化を要望 日看協

 仕事と家族の介護の両立支援の状況によっては看護職員が離職を選ばざるを得ないケースがあるとして、日本看護協会は、育児・介護休業法を改正して介護のための所定労働時間の短縮措置を事業主に義務付けることなどを盛り込んだ要望書を厚生労働省に提出した。働き方の選択肢の拡大が介護離職防止につながることが期待されるとしている<doc8362page4>。 就業看護職員の平均年齢は44歳を超え、9人に1人が60歳以上になっているといい、日看協では、仕事をしながら家族の介護を行う看護職員が、年齢が上がるほ...

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[感染症] 新型コロナの呼称は維持、5類移行後も 厚科審・部会が了承

 厚生科学審議会・感染症部会は13日、新型コロナウイルスが感染症法上の5類に変更された後の呼称について、当面の間は現在の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」を用いることを決めた。将来的にウイルスの特性にさらなる変化などが生じた場合に呼称の見直しを検討する<doc8330page2>。 また、法令上、5類に位置付ける際も現行の新型コロナの定義を用いて規定する<doc8330page2>。 新型コロナの呼称については「今後、感染対策は行わなくて良い」と受け取られないよ...

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[感染症] 2月時点のコロナ抗体保有率、全国で42.3% 厚労省調べ

 厚生労働省は13日、新型コロナウイルスの感染歴を示す抗体の保有率が2月時点で、全国で42.3%(速報値)だったとする調査結果を厚生科学審議会・感染症部会に報告した<doc8332page1>。2022年11月に実施した前回調査の28.6%から大幅に上昇。ただ、地域差が大きく、最も高い福岡県と最も低い岩手県を比べると30ポイント以上の差があった。 調査は23年2月19日から27日にかけて、日本赤十字社の献血ルームなどを訪れた16-69歳の献血者1万3,121人を対象に行われた<do...

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[感染症] 入院中の重症者数、第7波のピークレベルを下回る 感染研

 国立感染症研究所は13日、新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報(第9週、2月27日-3月5日)を公表した。入院中の重症者数について「2022年第43週以降上昇傾向が続いていたが、第3週以降減少傾向である」と報告。第7波のピークレベルを下回っているとしている<doc8341page2>。 第9週の診断時中等症以上の症例(新規届出)は138人、重症例(同)は31人で「前週と比較して、中等症以上、重症例は共に減少傾向であった」と説明している<doc8341page2>。 新...

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【感染症ニュース】30歳女性が高熱・嘔吐・下痢… 炎症反応検査値17で即入院 カンピロバクター感染症に注意(感染症・予防接種ナビ)

 厚生労働省によると、日本における細菌性食中毒の中で近年、もっとも多く報告されているのが、カンピロバクターによる食中毒です。  カンピロバクター食中毒の主な原因と推定される食品、または感染源として、...