[医療提供体制] 医療介護総合確保促進会議に基金交付状況など報告 厚労省
厚生労働省は11日、医療介護総合確保促進会議に地域医療介護総合確保基金の執行状況や2019年度の交付状況などを報告した(p3参照)。構成員からは、医療と介護両面での課題として、人材確保のための予算が人材派遣会社に吸収されないようにすることなどが挙がった。また、基金の活用状況を分析する上で、実際の事業の内容やそれによる効果など厚労省のデータ開示が不十分であることなどの指摘もあった。 基金の交付状況(14-18年度累計)は国費ベースで、医療分の総額が3,032億円(基金全体では4,548億円)、執行(...