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[病院] 1日平均外来患者数、前月比6,547人減の118万6,793人 病院報告
厚生労働省は24日、2023年5月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り<doc10814page1>。●平均在院日数▽全病床平均/26.7日(前月比0.0日増)▽一般病床/15.8日(0.0日減)▽療養病床/124.5日(2.4日増)▽精神病床/257.9日(10.0日減)▽結核病床/45.4日(9.8日減)●1日平均患者数▽在院患者数/110万2,210人(7,418人減)▽外来患者数/118万6,793人(6,547人減)●月末病床利用率:74.5%(...

[医療改革] サイバーセキュリティ対策の負担増を診療報酬で 日医総研
医療DXを推進する上で、サイバーセキュリティ対策は避けては通れない重要なテーマだとして、診療報酬の加算を作るなど行政が医療機関を資金面で積極的に支援すべきだと提言するレポート(委託研究)「サイバー事故に関しシステムベンダーが負う責任:医療DXを推進するために」を日本医師会総合政策研究機構(日医総研)が公表した<doc10747page17>。 システムベンダーとの保守契約にサイバーセキュリティ対策を書き込むことで、医療機関側が保守契約料の増額を求められることが予想されるため、診療報酬の...

[診療報酬] 2024年度改定へ基本方針の議論始まる 社保審・医療保険部会
社会保障審議会・医療保険部会は24日、2024年度に行われる診療報酬改定の基本方針の取りまとめに向けた議論を始めた。22年度の報酬改定の基本方針をベースに具体化を進める。新興感染症への対応や医療分野でのDXの推進など、岸田政権が掲げる政策をどう反映させるかが焦点になる。 猪口雄二委員(日本医師会副会長)は、この日の意見交換で、骨太方針2023で患者や利用者が必要なサービスを受けられるよう対応することとされた点を指摘した上で、診療報酬のコロナ特例の縮小に言及。「今後は新型コロナウイルスに限らず、新た...

[看護] 看護師確保の基本指針改定を諮問 厚労相と文科相
加藤勝信厚生労働相は24日、看護師等の確保を促進する措置の基本指針の改定を医道審議会の検討部会に諮問した<doc10694page1>。看護現場でのハラスメント対策や職員の処遇改善、タスク・シフト、タスク・シェアの推進、特定行為研修の推進などを盛り込んだ改定版を秋ごろ告示する。諮問は、永岡桂子文部科学相との連名によるもので、労働政策審議会・職業安定分科会の意見を聴いた上で、見直しの内容を松本剛明総務相と協議して正式に決める<doc10695page1>。 この日開かれた医道...

[感染症] 新型コロナ入院増「一般医療への影響懸念」 都モニタリング分析
東京都は24日、新型コロナウイルス感染症のモニタリング分析を公表した。専門家による分析では「入院患者の増加が続いており、さらに幅広い医療機関での入院受入が求められるが、それに伴う一般医療への影響も懸念される」と言及している<doc10707page1>。 21日時点の入院患者数は2,686人で、前週(14日時点)と比べて218人増えた。救急医療体制の逼迫度を把握する指標の「東京ルールの適用件数」についても「高い水準で推移している」と報告。救急医療への負担も増加しており、今後の動向に注意...

【感染症ニュース】新型コロナ全国で2週連続の減少も油断は禁物 EG.5.1に置き換わりつつある流行株 その影響は…(感染症・予防接種ナビ)
厚生労働省が8月14日に発表した令和5年第31週(7/31〜8/6)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について」によると、全国の定点当たり報告数は15.81。


[医薬品] 新たに4医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省
厚生労働省は8月23日付で、希少疾病用医薬品として新たに4医薬品の指定と2医薬品の指定取消しについて、各都道府県衛生主管部(局)長などに通知した。 指定取消しとなったのは、「ペントスタチン」(KMバイオロジクス)、「バルドキソロンメチル」(協和キリン)の2医薬品。これらの医薬品は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」第77条の5および同法第77条の6第1項の規定により指定が取り消された<doc10815page1>。 また、同法第77条の2第1項の規定に基...

[医療提供体制] 3病院が臨床研究中核病院の要件満たせず
東京大学医学部附属病院など3病院が臨床研究中核病院の承認要件を満たしていないことが、厚生労働省が厚生科学審議会臨床研究部会(23日開催)で行った報告で分かった。今後、同部会の意見を基に、社会保障審議会医療分科会が病院の開設者に改善計画を求める見通しだ<doc10631page1><doc10631page2>。 臨床研究中核病院は、日本発の革新的医薬品・医療機器などの開発を推進するため、国際水準の臨床研究の中心的役割を担っている。全国で15病院が承認されている。 厚労省によ...

[医療機器] 医療機器1品目の保険適用を承認 中医協・総会
中央社会保険医療協議会・総会は23日、医療機器1品目の保険適用を承認した。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C2(新機能・新技術)(2023年8月30日収載予定)●「PrismGuide IRD パネル システム」(シスメックス)<doc10675page2>▽使用目的:遺伝性網膜ジストロフィと診断された患者または疑われる患者の疾患原因遺伝子の情報を取得する。▽保険償還価格:特定保険医療材料としては設定せず、新規技術料にて評価。▽準用技術料:肺癌関連遺伝子多項目同時検査・1万点など・・...

[診療報酬] DPC、高額薬剤10成分18品目を次の改定まで出来高算定に
中央社会保険医療協議会は23日の総会で、新たに薬価収載された医薬品や、効能または効果が追加された医薬品「10成分18品目」について、DPC制度の「高額な新規の医薬品等」に該当するとして、次の診療報酬改定まで出来高算定にすることを決めた<doc10681page1><doc10681page2>。 これは、DPC制度の「高額薬剤判定」と呼ばれるルールで、今回は「リットフーロカプセル50mg」など30日付で薬価収載される予定の新薬のほか、「キイトルーダ点滴静注100mg」など効...

[医薬品] 新医薬品6成分6品目の薬価収載を了承 中医協・総会
中央社会保険医療協議会・総会は23日、新医薬品6成分6品目の薬価収載を了承した。薬価収載予定日は8月30日。詳細は以下の通り<doc10672page1>。●その他の消化器官用薬(内用薬)/コレチメント錠9mg/ブデソニド/活動期潰瘍性大腸炎/フェリング・ファーマ/類似薬効比較方式(I)/9mg1錠:607.80円●他に分類されない代謝性医薬品(内用薬)/リットフーロカプセル50mg/リトレシチニブトシル酸塩/円形脱毛症/ファイザー/類似薬効比較方式(I)/有用性加算(II)5%・小児...

[看護] 特定行為研修修了の看護師配置、介護施設で2.2%のみ 厚労省
厚生労働省は23日、特定行為研修を修了した看護師の配置状況について介護施設では2.2%にとどまっていることを医道審議会の部会に報告した。特定行為研修制度を介護施設で推進するため、委員などから研修内容の緩和やインセンティブの付与を求める意見が出た。 特定行為研修制度は、「気管カニューレの交換」など38(21区分)ある特定行為ごとの研修を修了した看護師が医師の手順書に従ってそれらの診療の補助を行う仕組み。高齢化の進展を見据え、主に在宅医療で効果的なケアを提供できるように2015年10月に施行された。 ...

[医薬品] 2020年度の薬剤費、前年度より200億円減少 中医協部会
2020年度の薬剤費が前年度と比べて200億円減少したことが、厚生労働省がまとめた年次推移で分かった。新型コロナウイルスによる受診控えなどが影響した。厚労省が23日に開催された中央社会保険医療協議会の薬価専門部会で報告した<doc10664page3>。 厚労省によると、20年度の薬剤費が国民医療費(42兆9,660億円)に占める割合(薬剤費比率)は22.3%だった。薬剤費の割合は前年度と比べて0.7ポイント上昇したが、これは国民医療費全体の落ち込みよりも、薬剤費の落ち込みが少なかった...

[医療提供体制] 出産費用「見える化」サイト、厚労省がイメージ公表
分娩施設や地域ごとの出産費用の「見える化」を2024年4月に始めるのに先立って、厚生労働省は23日、「見える化」のウェブサイトのイメージを公表し、それへの意見募集を始めた<doc10666page1>。正常分娩の「妊婦」が負担する費用の平均額を全国の施設ごとに集計し、サイトに掲載する<doc10667page8>。 負担額の平均は、出産育児一時金の直接支払制度の利用データから割り出す。厚労省はほかに、入院日数や差額ベッド代などの平均(いずれも正常分娩の場合)も施設ごとに集計...

地ケアの直接入棟患者は「要介護度高く不安定」 訪問診療や往診などの報酬算定には地域差『MC plus Monthly』8月号
■最新号もくじ(p1~p11参照)<診療報酬改定>地ケアの直接入棟患者は「要介護度高く不安定」訪問診療や往診などの報酬算定には地域差<介護報酬改定>通所リハの大規模減算は政府方針に「逆行」リハの早期開始へ医介の情報共有強化を<医療費適正化>地域フォーミュラリは適正化効果の測定を収載薬の選定では利益相反に十分に配慮<有料職業紹介>半年以内の離職は手数料返還を認定基準に手数料や離職率も地域・職種ごとの公表へ<トピックス>2024年度改定に向けた議論 敷地内薬局に強い対応を求める意見病院の入院患者減・・・...

【感染症アラート・本格的な流行】ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱など4つ(感染症・予防接種ナビ)
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

[救急医療] 全国の熱中症による救急搬送状況の速報値を公表 総務省消防庁
消防庁は15日と22日、2023年8月7日-8月13日および8月14日-8月22日の「全国の熱中症による救急搬送状況(速報値)」を公表した。詳細は以下の通り。【8月7日-8月13日速報値】<doc10655page1>●総搬送人員数:7,266人●5月1日からの累計:6万3,050人(前年同時期比:4,139人増)●年齢区分別の搬送人員数(構成比):▽乳幼児/55人(0.8%)▽少年/634人(8.7%)▽成人/2,339人(32.2%)▽高齢者/4,238人(58.3%)●初診時にお...