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[インフル] 全国報告数1,238人、前週から602人増 インフルエンザ・第49週

 厚生労働省は16日、2022年第49週(12月5日-12月11日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は1,238人で前週から602人増、前年同期と比べ1,203人の増加となった <doc6805page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc6805page2><doc6805page6>▽定点当たり報告数(全国):0.25▽報告患者数(全国):1,238人▽都道府...

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[医療改革] かかりつけ医機能をあわせもつ医療機関を都道府県が確認・公表

 政府の全世代型社会保障構築会議は16日、「かかりつけ医機能」の発揮を促す制度の骨格を盛り込んだ報告書をまとめた。「かかりつけ医機能」が地域にどれだけ整備されているかを都道府県が把握できるように、医療機関からの報告制度の創設を盛り込んだ。「休日・夜間の対応」など複数の機能について、連携での対応を含めてカバーできる医療機関を「かかりつけ医機能」の担い手として都道府県が確認・公表することを想定している<doc6788page20>。 国は、2023年の通常国会での医療法改正を目指す。また、都...

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[介護] 介護保険の利用者負担増は結論を先送り 全世代型社会保障構築会議

 政府の全世代型社会保障構築会議は、16日にまとめた報告書で、介護保険の利用者負担の引き上げに関する結論を2023年度に先送りする方向性を打ち出した<doc6788page22>。 介護保険を巡っては、社会保障審議会の介護保険部会で、「給付と負担」の見直しの観点から、2割負担の対象者の拡大などが議論され、年内に結論を出す方向性が示されていた。 しかし、構築会議は報告書で、介護保険制度の持続可能性を確保するため、介護保険料負担や利用者負担の在り方などについて、23年度に決定される骨太方針に...

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[診療報酬] 23年度中間年薬価改定の骨子案を了承 中医協・専門部会

 厚生労働省は16日、2023年度中間年薬価改定について、同日の3大臣合意を踏まえた骨子案を中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に示し、了承された。全1万9,400品目の69%、1万3,400品目が対象となる<doc6783page2>。 23年度薬価改定に関する松野博一官房長官、鈴木俊一財務相、加藤勝信厚生労働相の3大臣合意は、対象範囲を平均乖離率の0.625倍超として前回の対応を踏襲する一方で、安定供給問題への対応で不採算品目の薬価を引き上げるとともに、イノベーションへの配慮として新...

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[医薬品] コミナティRTU筋注の副反応疑い死亡事例が2件 厚労省

 厚生労働省は、16日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同開催)で、新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要を報告した。 コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)の副反応疑い報告の死亡事例(医療機関・製造販売業者から報告)については、2件(16日審議会時点)の報告があった。専門家の評価結果は、α(ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの)と &be...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 12月19日-12月24日

 来週12月19日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。12月19日(月)10:00-12:30 第105回 社会保障審議会 介護保険部会18:00-20:00 薬事・食品衛生審議会 プログラム医療機器調査会12月20日(火)未定 閣議12月21日(水)10:00-12:00 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会10:00-12:00 第82回 厚生科学審議会 再生医療等評価部会13:00-15:00 第53回 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議12月22日(木)16:...

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[診療報酬] 薬価乖離率7.0%の0.625倍を超える品目が対象 厚労省速報

 厚生労働省は16日、加藤勝信厚生労働大臣、鈴木俊一財務大臣、松野博一内閣官房長官、3人の閣僚間で、2023年度薬価改定について合意に至ったことを公表した。改定の対象範囲は、「国民負担軽減の観点から、平均乖離率7.0%の0.625倍(乖離率4.375%)を超える品目」としている<doc6734page1>。 急激な原材料費の高騰、安定供給問題に対応するためとして、不採算品再算定については「臨時・特例的に全品を対象に適用する」と言及。また、イノベーションに配慮する観点から「新薬創出等加算の...

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【感染症ニュース】全国的に増加傾向の感染性胃腸炎 寒い時期はノロウイルス流行に注意 食品からの感染を防ぐためには?(感染症・予防接種ナビ)

 感染症胃腸炎の感染者が、全国的に増加傾向にあります。国立感染症研究所の第48週(11/28-12/4)速報データでは、感染性胃腸炎の定点あたりの報告数は3.81人。前週より約18%増加しました。福井...

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VRで支援するうつ病治療の臨床研究、2025年以降に最終治験へ(ニュース)

 VR(仮想現実)関連サービスを提供するジョリーグッド(東京・中央)は、帝人ファーマ(東京・千代田)と共同開発中のうつ病向けデジタル治療VRの特定臨床研究を開始した。国立精神・神経医療研究センターと共同実施する。この臨床研究の結果を基に2025年以降に最終治験を始め、薬事承認の取得を目指す。 うつ病向けデジタル治療VRは認知行動療法で活用する。認知行動療法とは、思い込みといった患者の認知の偏りを修......

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[インフル] 抗インフル薬、真に必要な注文量となるよう配慮を 厚労省通知

 厚生労働省は、抗インフルエンザウイルス薬について在庫量などを踏まえて真に診療に必要な注文量となるよう配慮するほか、シーズン中は備蓄目的で注文しないことを呼び掛ける通知を各都道府県衛生主管部(局)長に出した<doc6834page2>。安定的な供給を図る狙いがある<doc6834page1>。 厚労省はまた、抗インフルエンザウイルス薬を投与する場合、薬剤の必要性を慎重に検討するなど添付文書に記載されている内容を踏まえた適正な使用を徹底するよう、医療機関などに求めている<...

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[医薬品] 2022年11月分貿易統計(速報) 財務省

 財務省は15日、2022年11月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額<doc6838page3><doc6838page5>▽総額/1,078億円(前年同月比58.2%増)▽米国/495億円(176.0%増)▽EU/105億円(28.2%増)▽アジア/326億円(18.5%増)▽中国/160億円(0.3%増)●輸入額<doc6838page4><doc6838page13>▽総額/5,389億円(47...

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[医療改革] 情報セキュリティ対策、指針に経営層の遵守事項明示へ 厚労省

 医療機関での情報セキュリティ対策のさらなる強化に向け、厚生労働省は「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」(指針)の改定版の概要を関連の作業部会に示した。経営層が遵守すべき事項として、医療機関などでの情報や情報システムの安全管理に関する責任・責務や、リスク評価を踏まえた管理、安全管理に必要な項目などを指針の改定版に盛り込む<doc6682page11>。完成版を2023年3月上旬までに公表する予定<doc6681page12>。 改定版(第6.0版)では、現行の指...

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[医療改革] 公民館でオンライン診療、規制改革推進会議と厚労省で平行線

 地域の公民館やデイサービスの事業所など患者に身近な場所でオンライン診療を受けられるようにする規制緩和を巡り、政府の規制改革推進会議と厚生労働省が15日、意見交換したが、両者の主張は平行線をたどった。 規制改革推進会議は、年内に行う中間取りまとめに分野ごとの規制改革のメニューを盛り込むことにしているが、内閣府の規制改革推進室では、政府全体としての方針をそのタイミングで示すのは「かなり難しい」と受け止めている。 患者がオンライン診療を受ける場所は現在、病院や診療所などの「医療提供施設」か「・・・...

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[医療改革] 分娩費用や室料差額など公表へ、来年夏までに詳細検討 厚労省

 社会保障審議会の医療保険部会は15日、次の医療保険制度改革に関する「議論の整理」の案を大筋で了承した。直接支払制度で出産育児一時金を支給されている医療機関の分娩費用や室料差額、サービス内容などの公表に向け、有識者が項目などの詳細な検討を2023年夏までに行った上で、24年4月を目途に実施する方針も案に盛り込まれた<doc6727page6>。 厚労省は、直接支払制度を導入する医療機関などに対し、機能や運営体制やサービス内容、分娩に要する費用、室料差額、無痛分娩の内容の公表方法に関する報...

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[医療改革] 75歳以上医療保険料の上限額、段階的に引き上げへ 厚労省

 厚生労働省は15日、後期高齢者医療制度で一定の年収を超える75歳以上の人が支払う保険料の年間の上限額を2024年度からの2年間で段階的に引き上げる案を社会保障審議会・医療保険部会に示した<doc6726page5>。対象者の保険料が急に増えることに配慮した措置で、大筋で了承された。 対象者の年間保険料の上限は、24年度に73万円、25年度には80万円に2段階でアップする<doc6726page7>。ただし、施行後1年以内に新たに75歳に到達する人は除く<doc6726...

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【感染症ニュース】新型コロナ 気になる都道府県別・抗体保有状況(速報値) あなたの地域は?(感染症・予防接種ナビ)

 2022年11月30日に開かれた、厚生労働省の専門家会議で、国立感染症研究所の鈴木基感染症疫学センター長は、「献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有率実態調査」を提出しまし...

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アルムと帝人、AIとRFIDによる次世代医療サプライチェーンを実証へ(ニュース)

 アルム(東京・渋谷)は、帝人と共同で、脳梗塞や脳動脈瘤(りゅう)などの疾患の治療法である脳血管内治療の質向上と高額な医療資源の廃棄削減に向けた取り組みを進める。アルムの脳血管内治療計画プログラムと帝人のRFIDシステムを連携し、次世代医療サプライチェーンを構築する実証試験を行う。2024年12月までの試験完了、2025年の社会実装を目指す。 アルムは、AI(人工知能)技術を活用して、患者1人ひと......

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[医療機関] 機能評価の認定総数2,019病院、新規1病院 医療機能評価機構

 日本医療機能評価機構は14日、12月2日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。今回認定されたのは26病院(新規1病院、更新25病院)。認定総数は、前回から5病院が認定期限切れなどとなり、1病院が新規病院として認定されたため、2,019病院(前回までの認定病院数2,023病院)となった<doc6903page1>。 継続認定回数1回の新規認定病院として、▽国家公務員共済組合連合会 名城病院(愛知県)が記載されている<doc6903page2>。・・・...

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[医薬品] インフルワクチン副反応疑い、2シーズンを比較 厚労省安全性情報

 厚生労働省は、医薬品・医療機器等安全性情報(No.397)を公表した。2020年と21年シーズンの「インフルエンザワクチンの器官別大分類別副反応疑い報告数の比較」を掲載している<doc6835page5>。 両シーズンの「症状の器官別大分類」の製造販売業者からの報告、医療機関からの報告(重篤報告)を取り上げている。例えば、20年シーズンの医療機関からの報告については、「神経系障害」(54件)が最も多かったが、21年シーズンは「一般・全身障害および投与部位の状態」(23件)が最多で、「神...

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[医療提供体制] 医業収支赤字もコロナ補助金で黒字に 病院3団体が経営調査

 全国の671病院による2021年度の損益は、新型コロナウイルス関連の補助金の収入を含む経常収支ベースで、これら全病院の稼働病床100床当たりの平均で2億463万円の黒字を確保していたことが、日本病院会など3団体が合同で行った調査で分かった。ただ、補助金の収入を含めない医業収支ベースでは平均1億7,665万円の赤字だった<doc6800page9>。 新型コロナの感染が各地で拡大し始めた20年度の医業収支は100床当たり平均で2億1,357万4,000円の赤字、経常収支は1億976万5,...

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[医療提供体制] 病床使用率が上昇傾向、救急搬送困難事案数も増加 厚労省

 厚生労働省は、14日に開催された第110回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率は全国的に上昇傾向で「ほぼすべての地域で3割を上回り、北日本や関東など多くの地域では5割を上回っている」と報告している<doc6701page2>。 7日時点の全国の入院者数は2万1,677人で、1週間前と比べて1,898人増えている。重症者数も前週比157人増の1,193人となっている<doc6701page7>。死亡者数も増加傾向にあ...