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[医療改革] 保険証廃止後の資格確認書の有料化案に慎重姿勢 加藤厚労相

 マイナ保険証を持たない人のために発行する方向で政府が調整している「資格確認書」について、加藤勝信厚生労働相は10日の閣議後の記者会見で「政府の中で有料にするという議論をしているわけではない」とし、一部で浮上している有料化案に慎重な姿勢を示した。 加藤厚労相は「医療保険制度への加入は義務であり、保険料を納めることで保険診療を受けることができるのは当然の権利だ」と指摘。その考え方に基づくなら、資格確認書の発行を無料とするか、有料とするかの答えは「おのずと明らかだ」と述べた。 政府は、マイナ・・・...

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[医療提供体制] 肝がんなど研究促進事業助成件数が前年度比約3倍に 厚労省

 厚生労働省は、10日に開かれた肝炎対策推進協議会で、肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業の認定・助成実績(暫定値)を報告した。2021年度の助成件数は3,366件で、前年度と比べて約3倍の規模となっている<doc7630page48>。 肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業では、B型・C型肝炎ウイルスに起因する肝がん・重度肝硬変患者の特徴を踏まえ、患者の医療費の負担軽減を図りつつ、患者からの臨床データを収集し、予後の改善や生活の質の向上、肝がんの再発抑制などを目指した診療ガイドラインの作成...

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[医薬品] 武田薬品工業のコロナワクチン約1.4億回分を解約 厚労省が発表

 厚生労働省は10日、武田薬品工業と供給契約を結んでいた新型コロナウイルスワクチンのうち、約1億4,176万回分の供給をキャンセルすることで同社と合意したと発表した<doc7677page1>。同ワクチンは新型コロナの従来株に対応した1価ワクチン。厚労省の担当者は解約の理由について「オミクロン株の感染が主流となる中、従来株ワクチンが既に供給を受けた分で足りているため」と話している。 当初は1億5,000万回分の供給を受けることで武田薬品工業と契約を締結。実際に必要となる時期や量を踏まえて...

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[感染症] インフルエンザ定点当たり報告数「10.36」で増加続く 感染症週報

 国立感染症研究所は10日、「感染症週報 第4週(1月23日-1月29日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc7684page6><doc7684page25>。▽インフルエンザ/10.36(前週9.59)/第48週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/0.31(0.29)/2週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.12(0.12)/前週から減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.40(0.40)/3週連続で増加▽感染性胃腸炎/7.38(7...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 2月13日-2月18日

 来週2月13日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。2月13日(月)14:00-17:00 第4回 がんゲノム医療中核拠点病院等の指定に関する検討会2月14日(火)未定 閣議2月15日(水)9:30-10:15 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会10:15-11:00 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会11:00-12:00 中央社会保険医療協議会 総会14:00-16:00 第54回 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議2月16日(木)14:00-...

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[介護保険] 保険給付費の総額は8,707億円 介護保険事業状況報告・厚労省

 厚生労働省は9日、2022年11月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc7796page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/8,707億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,206億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,423億円▽施設サービス分/2,643億円●第1号被保険者数:3,586万人●要介護(要支援)認定者数:698.0万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.1%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス/...

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[医療提供体制] 23年1月は事故報告31件、調査依頼1件 医療事故現況報告

 日本医療安全調査機構が9日に公表した「医療事故調査制度の現況報告(1月)」によると、医療事故報告は31件、センター調査依頼は1件あったことがわかった<doc7768page1>。 医療事故報告の内訳は、病院29件、診療所2件。診療科別では、外科/6件、整形外科・その他/各5件、内科・循環器内科/各3件、消化器科・産婦人科・泌尿器科/各2件、脳神経外科・心臓血管外科・呼吸器内科/各1件だった<doc7768page2>。 センターへの相談件数は145件(累計1万3,356件)...

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[感染症] 新型コロナワクチン接種、疾病・障害66件を認定 厚労省が公表

 厚生労働省は9日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第二部会の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した78件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した部会は、66件を認定、11件を否認、1件を保留とした<doc7683page1>。 今回認定された66件の年齢別では、60歳代が20件で最も多く、以下は、50歳代、70歳代(共に19件)、80歳代、90歳代(同4件)の順だった。 疾病・障害名については、発熱、ア...

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[診療報酬] 医療技術再評価へ、関係学会の報告期限は4月下旬 24年度改定

 中央社会保険医療協議会・医療技術評価分科会は9日、2024年度診療報酬改定に向けた医療技術の評価の進め方などを了承した。同分科会が指定する既存医療技術について、2月中旬から4月下旬までに関係学会に報告を求める。その内容などを踏まえて再評価を行う<doc7596page4><doc7596page6>。 関係学会から報告を求める技術は、▽22年度診療報酬改定で保険適用となった医療技術のうち、関係学会などが作成する診療ガイドラインなどに記載がある113件▽16年度から22年度ま...

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[医療提供体制] 救急患者対応で医療機関の負担は長期化 東京都

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第113回)が9日開催され、感染状況・医療提供体制の分析が報告された。8日時点の新型コロナウイルス感染症の入院患者数は1,946人で、前回(1日時点)と比べて552人減った<doc7667page1>。 医療提供体制の分析では、入院患者数は継続的に減少し、新型コロナウイルス感染症に係る医療提供体制は改善傾向にあるとしながらも「一般の救急患者への対応などで医療機関の負担は長期化している」と言及している<doc7667page1>...

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【感染症ニュース】腹痛・下痢・関節痛… 自家製「サラダチキン」が思わぬ感染症の引き金に? 「低温調理」に必要な温度の目安は(感染症・予防接種ナビ)

 健康志向の高まりもあり、トレーニングを行う方などに、高たんぱく低カロリーの鶏肉は、人気の食材の一つとなっています。  調理後にパックされた鶏肉は、スーパー・コンビニなどでも売られていますが、ご家庭...

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[診療報酬] 診療報酬コロナ特例の一定期間継続など要請 全国知事会と日医

 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行させる方針を政府が決めたのを受け、全国知事会と日本医師会は8日、診療報酬のコロナ特例や病床確保料などの支援について、変更後も一定期間継続することなどを国に求める共同声明を出した<doc7673page1>。 声明では、新型コロナが5類に移行した後も感染の継続が見込まれるとして、医療費の公費負担、入院・外来や宿泊療養などの保健・医療体制、基本的な感染対策などについて「適切な経過措置」を取りながら段階的...

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[医療提供体制] コロナ重症病床使用率、多くの地域で低下傾向 厚労省

 厚生労働省は、8日に開催した第116回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。重症病床使用率について「多くの地域で低下傾向にある」としている<doc7645page2>。 18日時点の全国の入院者数は1万8,373人で、1週間前と比べて5,033人減っている。重症者数も前週比309人減の1,118人となっている<doc7645page7>。病床使用率については「全国的に低下傾向にあり、ほぼすべての地域で5割を下回っている」と説明...

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[感染症] 新規感染者、高齢者の割合が高い傾向に引き続き注意が必要

 厚生労働省が公表した第116回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(8日開催)の感染状況の評価では、昨年夏の感染拡大時よりも、新規感染者に占める80歳代以上の高齢者の割合が高い傾向にあることを取り上げ「例年冬場は基礎疾患が悪化する時期ということもあり、引き続き注意が必要」としている<doc7645page2>。 新規感染者数については、全国的に減少傾向が継続していると報告。また、高齢者施設や医療機関などの集団感染も減少傾向にあるという<doc7645page2>...

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[診療報酬] ゾコーバ錠薬価、1,000億円超で再算定すべき 中医協・専門部会

 初の国産経口コロナ治療薬「ゾコーバ錠」の薬価算定の在り方を検討している中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は8日、製薬業界から意見聴取を行った上で議論を進めた。委員からは、コロナ治療薬という特殊性に関する製薬業界の主張には理解が示されたが、保険財政の面をより重視する立場から、対応の方向については厳しい意見が出された<doc7566page12>。 ゾコーバ錠の薬価算定と、薬価収載後の市場拡大再算定については、前回までの議論を踏まえて厚生労働省が提示した対応の方向性が、委員の間ではほぼ合...

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[診療報酬] ゾコーバ錠の薬価算定で製薬団体からヒアリング 中医協

 中央社会保険医療協議会の薬価専門部会は8日、新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ錠」の薬価算定の取り扱いを巡り製薬団体からヒアリングを行い、市場規模が年1,500億円超になると見込まれる医薬品の薬価を引き下げて調整するルールが適用されることへの懸念を3団体がそろって表明した。 日本製薬団体連合会(日薬連)の眞鍋淳会長は「高額医薬品への対応自体は国民皆保険の持続性に必要な措置で、否定するものではないが、このルールの対象として感染症治療薬が選定されたことには大変な違和感がある」と述べた。感・・・...

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[感染症] コロナワクチン接種、毎年秋冬が妥当 厚科審部会で厚労省案

 厚生労働省は、8日に開かれた厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会で、2023年度以降の新型コロナワクチン接種の方針案を示し、了承された。接種スケジュールに関しては、接種後1年程度経過すると有効性の十分な持続が見込めないことを考慮。2価ワクチンの接種を昨年秋から開始しているため「現時点では、毎年、秋冬には接種を行うこととすることが妥当」としている<doc7572page4>。今後、23年秋冬に使用するワクチンの検討を進め、23年度早期に結論を得る方針<doc7...

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[医療提供体制] 2、3回目の9価HPVワクチン、交互接種を許容 厚労省案

 厚生労働省は、8日に開かれた厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会(第52回)で、9価HPVワクチンに関する交互接種の考え方を示した。2価・4価ワクチンで接種を始めた人が、2回目、3回目から9価ワクチンで接種する場合、「交互接種」を許容する方針<doc7576page10>。 HPVワクチン接種を巡っては、第50回の同部会で、同じ種類のワクチンで接種を完了することを原則とするが、2価・4価ワクチンを用いて規定の接種回数(計3回)の一部を完了した人が、残りの回数を9価...

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IoTトイレとAIでネコの体調を管理、九州工大と共同研究(ニュース)

 ネコのヘルスケア事業を展開するトレッタキャッツ(神奈川県藤沢市)は、計測・分析精度の向上を目指して九州工業大学と共同研究を開始した。IoT(Internet of Things)技術を搭載したトイレ「Toletta(トレッタ)」を用いたデータの取得と高精度な分析により、ネコの健康を管理しやすくする(図1)。 Tolettaは、見守り用のカメラでネコの排せつの様子を記録する他、4つの重量センサーで......

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音声で電子カルテを入力、日立と東和ハイシステムが歯科向け新システム(ニュース)

 日立製作所と東和ハイシステムは2023年2月7日、AI(人工知能)による音声認識を活用した電子カルテ統合システムを同年3月上旬から販売すると発表した。歯科医が診療中に音声で電子カルテを作成できるほか、スマートグラスを使って電子カルテの内容を確認できる。歯科医療のDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じ、診療の高度化や患者の満足度向上へ貢献する。 新たに販売するAI・音声電子カルテ統合システ......