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[感染症] 手足口病、第13週以降増加続き過去5年間比較「かなり多い」

 国立感染症研究所は21日、「感染症週報 第23週(6月3日-6月9日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc15326page6><doc15326page28>。▽インフルエンザ/0.17(前週0.19)/第12週以降減少が続いている▽新型コロナウイルス感染症/3.99(3.52)/第19週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/1.37(1.31)/前週から増加▽咽頭結膜熱/0.89(0.84)/第19週以降増加が続いており、...

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[救急医療] 24年5月の熱中症による救急搬送者数は2,799人 消防庁

 消防庁が21日に公表した「2024年5月の熱中症による救急搬送状況」によると、熱中症による救急搬送人員数は2,799人だった。23年5月の救急搬送人員3,655人と比べ856人減少した<doc15327page2>。 年齢区分別にみると、高齢者が最も多く1,519人(構成比54.3%)。次いで、成人709人(25.3%)、少年523人(18.7%)、乳幼児48人(1.7%)の順だった<doc15327page2>。また、初診時の傷病程度は、軽症が最も多く1,964人(70....

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[医療提供体制] マイナ保険証、利用促進支援の一時金を最大40万円に見直し

 厚生労働省は21日に開催された社会保障審議会・医療保険部会で、マイナ保険証の利用をさらに促進させるため、医療機関・薬局への一時金の上限額を診療所・薬局で最大20万円、病院は最大40万円とする方針を示した。厚労省によると「利用率20%以上の高利用率施設は、2023年12月の14.8%から24年5月には22.3%と増加しており、24年5月時点で一時金上限に達している施設が相当数ある」としている<doc15304page8>。これらの利用を進めた施設に対し、さらに利用率を押し上げるためのイン...

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[感染症] 全国報告数2万561人、前週から842人増 新型コロナ

 厚生労働省は21日、2024年第24週(6月10日-6月16日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は2万561人で前週から842人の増加となった<doc15309page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc15309page2>▽定点当たり(全国):4.16▽報告数(全国):2万561人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):東京都/1,878人、神奈川県/1,656人、北海道/1,393人●新型コロナウイルス感染症による入院患者の概況&l...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 6月24日-6月29日

 来週6月24日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。6月24日(月)17:00-19:00 第3回 ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会6月25日(火)未定 閣議14:00-16:00 薬事審議会 医薬品等安全対策部会 安全対策調査会6月26日(水)13:00-15:00 第17回 匿名医療・介護情報等の提供に関する委員会13:00-15:00 薬事審議会6月28日(金)未定 閣議・・・...

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【感染症ニュース】夏の感染症「手足口病」全国定点3.83 患者報告数は前週比約30%増加… 「ヘルパンギーナ」も同属性ウイルスによる感染症(感染症・予防接種ナビ)

手足口病の患者が急増しています。国立感染症研究所の2024年第23週(6/3-9)速報データによると、手足口病の全国の定点当たり報告数は3.83。11週連続増加中で、前週(第22週)と比較すると約30

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[感染症] 帯状疱疹ワクチン定期接種化へ一歩 小委員会「学術的に異論なし」

 厚生労働省のワクチン評価に関する小委員会は6月20日、ピリピリとした痛みや赤い発疹などの症状がある帯状疱疹のワクチンの定期接種化に向けて議論し、「学術的に異論はない」と結論付けた。今後、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の予防接種基本方針部会で具体的な運用を検討する。 帯状疱疹のワクチンの定期接種化に当たり、同小委員会では、接種年齢の設定についても議論が交わされた。 帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと、病原ウイルスのタンパク質を利用して合成する組み換えワクチンがあり、原則50歳以上を対・・・...

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[医療機関] 機能評価の認定総数2,065病院、新規等18病院 医療機能評価機構

 日本医療機能評価機構は6月20日、6月7日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。今回認定されたのは44病院(新規等18病院、更新26病院)。認定総数は、前回から15病院増加し2,065病院となった<doc15403page1>。 継続認定回数1回の新規認定病院として、▽東京都済生会向島病院(東京都)▽特定医療法人財団大西会 千曲中央病院(長野県)▽一宮市立木曽川市民病院(愛知県)▽関西医科大学香里病院(大阪府)▽医療法人千寿会 道後温泉病院(愛媛県)▽医療法人宮崎博愛会 さがら...

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[診療報酬] ベースアップ評価料、一般不妊治療管理料で疑義解釈 厚労省

 厚生労働省は6月20日付で、2024年度診療報酬改定に関する疑義解釈資料「その9」を地方厚生(支)局などに送付した。同疑義解釈では「ベースアップ評価料」「一般不妊治療管理料」に関するQ&Aを掲載し適切な運用を促している<doc15291page1>。 「ベースアップ評価料」は、疑義解釈「その1」別添2問1で、「ベースアップ評価料による収入について、人事院勧告に伴う給与の増加分に用いて差し支えない」と回答されている。今回の疑義解釈では、ベースアップ評価料による収入が人事院勧告に伴う引き上...

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2.3%の賃上げへ「ベア評価料」の算定を 特設サイトも開設して全医療機関を後押し『Monthly』6月号

■最新号もくじ(p1~p11参照)<診療報酬改定>2.3%の賃上げへ「ベア評価料」の算定を特設サイトも開設して全医療機関を後押し<医師偏在対策>医師多数県の「地域枠」を少数県に配分診療科選定枠や中堅以降医師の活用も検討<調剤業務の外部委託>大阪に特区創設し「一包化」で実証事業安全確保前提に“対物効率化”で“対人強化”へ<介護報酬改定>「協力医療機関」は3年待たず早期選定を月1回以上の会議、医療必要度高では高頻度に<トピックス>診療録管理体制加算 バック...

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【感染症ニュース】新型コロナ変異株KP.3の検出割合54.48%と急増 既存の亜系統と比較しリスクに変化なし 医師「高齢者等リスクの高い方と周囲の方は注意」(感染症・予防接種ナビ)

厚生労働省が令和6年6月14日に発表した令和6年第23週(6/3-9)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況について」によると、全国の定点当たり報告数は3.99。数値としてはまだ低...

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[医療提供体制] 時間外労働の上限規制、施行後の影響を調査へ 厚労省

 医師の時間外労働の上限規制が4月1日に施行されたことを受けて、厚生労働省は各都道府県に6月19日付で事務連絡を出し、大学病院による医師派遣の引き揚げの有無や、救急医療や周産期医療への影響を調査することを伝えた<doc15425page1>。調査は、時間外労働の上限規制が施行された後の実態を把握するため、各都道府県が行う。 調査対象は、時間外労働の上限規制が始まるのに先立って2023年10月-11月に行った準備状況調査(5回目)で、派遣医師の引き揚げなどで診療体制の縮小が見込まれると答え...

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[健康] 小学校の健診、全児童への二次性徴の診察「想定外」 日医

 群馬県みなかみ町の小学校で行われた定期健康診断で学校医に下半身をのぞかれたと児童などが訴えた問題を巡り、日本医師会の渡辺弘司常任理事は6月19日の定例記者会見で、下腹部の視診を行うことに一定の妥当性はあるとしたものの「一般的な学校の健康診断で児童全員に二次性徴の診察をすることは想定していない」と述べ、事前に保護者への説明が必要だったとの見解を示した。 渡辺常任理事は、思春期特有の病気として通常よりも2-3年早く思春期が始まる「思春期早発症」を挙げ、二次性徴の確認のための診察を行うことに「・・・...

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[医薬品] 新たに6医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省

 厚生労働省は6月19日付で新たに6医薬品を希少疾病用医薬品に指定したと各都道府県衛生主管部(局)、医薬品医療機器総合機構、医薬基盤・健康・栄養研究所に通知した。詳細は以下の通り<doc15427page1><doc15427page2>。▽ベネトクラクス/再発または難治性のマントル細胞リンパ腫/アッヴィ▽エンコラフェニブ/BRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌/小野薬品工業▽カナキヌマブ(遺伝子組換え)/既存治療で効果不十分な成人発症スチル病/ノバ...

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[医療提供体制] 電子処方箋管理サービス、チェック機能拡充など提案

 厚生労働省は19日に開催したワーキンググループで、電子処方箋管理サービスでのチェック機能を拡充して薬剤の「併用注意」などを対象に含めることを提案した<doc15397page9>。併用注意などを電子カルテなどで実装するかどうかはシステムベンダーごとに選択できるようにする対応案だが、ベンダーへの必要な支援を優先して行うべきだとの意見が出た<doc15397page14>。 社会保険診療報酬支払基金などが運営する電子処方箋管理サービスでは、処方や調剤しようとする薬剤を過去の薬剤...

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[医療提供体制] 医療機器整備で財政支援を 国立大学病院長会議

 国立大学病院長会議の大鳥精司会長は19日に開いた記者会見で、医療機器の整備で558億円、医師の働き方改革関連で387億円などの財政支援を求める2024年度の大学病院関連要望事項を明らかにした。 大鳥氏によると、18年からの5年間で施設や設備に必要な財源を自施設で確保できたのは全42大学病院のうち、わずか4大学。残りの38大学は確保できず、1年当たりの不足額は計558億円に上った。 会見に出席した熊本大学病院長の平井俊範氏は「当院でも建物や医療機器の老朽化が進んでいるので財政支援をお願いしたい」と述...

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[介護] 訪問系サービス、外国人も就労可能へ 厚労省

 厚生労働省は19日、外国人介護人材に関する検討会の会合で、示した中間取りまとめ案に、訪問系サービスでの外国人の就労を認める考えを盛り込んだ。 訪問系サービスに関しては、居宅における生活支援をする介護者が利用者に1対1で業務を行うことが基本である点や、コミュニケーション面、外国人の権利擁護への配慮、指導面で適切な体制を取ることが難しいことなどを理由に現状、EPA介護福祉士候補や技能実習・特定技能の外国人が行うことはできない<doc15184page5>。 厚労省は、訪問介護事業者へ、5つ...

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[人事] 東京科学大学の初代理事長候補に大竹氏を選出

 東京工業大学と東京医科歯科大学は19日、両大学が統合して10月1日に発足する「国立大学法人 東京科学大学」の初代理事長候補に、大竹尚登氏(東京工業大学科学技術創成研究院長)を選出したと発表した<doc15375page1>。今後、文部科学相から指名を受けて正式に就任する。 任期は、10月から2028年3月末までの3年6カ月<doc15375page1>。 大竹氏は「大学、教職員そして学生が社会とともに善き未来を描き、新学術・新産業の創成や感染症・カーボンニュートラルなどの社...

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[医薬品] 2024年5月分貿易統計(速報) 財務省

 財務省は19日、2024年5月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額<doc15325page3><doc15325page5>▽総額/1,351億円(前年同月比77.2%増)▽米国/533億円(137.8%増)▽EU/144億円(7.4%増)▽アジア/395億円(19.8%増)▽中国/229億円(21.9%増)●輸入額<doc15325page4><doc15325page13>▽総額/3,681億円...

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富士フイルムがAIで外来患者の転倒リスクを予測、順天堂医院と共同開発(ニュース)

 富士フイルムは2024年6月17日、AI(人工知能)を用いて外来患者の転倒リスクを予測する技術を開発したと発表した。同技術は順天堂大学医学部付属順天堂医院と共同開発した。予測により、患者の転倒予防につなげる狙い。これまで、外来患者は入院患者に比べて医療機関の滞在時間が限られているため、転倒リスクに対して医療機関側が十分に対応できていなかった。  転倒リスクの予測には、富士フイルムの医療機関向け統......

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[医療改革] 電子処方箋の導入、働き掛け強化へ デジタル行財政改革

 政府は18日、電子処方箋の導入のてこ入れ策を盛り込んだ「デジタル行財政改革 取りまとめ2024」を決定した。電子処方箋の導入状況をより「見える化」するとともに、導入が低調な都道府県では公立病院をはじめとする地域の中核医療機関への働き掛けを強化する<doc15371page15>。 厚生労働省では、電子処方箋に対応する医療機関や薬局の都道府県ごとのリストを今でも毎週更新しているが、今後は病院・診療所・薬局ごとの導入率を都道府県別に公表するなど、より分かりやすい形式での「見える化」を検討す...