
[医療提供体制] 臓器移植法の運用指針、虐待事例除外基準を明確化 厚労省
厚生労働省は、「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針(ガイドライン)の改正案の概要を公表した。18歳未満の児童の臓器提供における虐待事例を除外する基準を明確化するため、「児童虐待防止法に基づく通告を行わない場合は、遺族の書面による承諾により臓器の摘出を行って差し支えないという内容に記載を修正する」としている。4月1日に施行する予定(p2参照)。 厚労省によると、現行のガイドラインでは、虐待が行われた疑いがある児童が死亡した場合、臓器の摘出は行わないとされているが、厚生科学審議会疾・・・...