
[医療提供体制] 病院への相次ぐサイバー攻撃でVPNへの関心高まる
医療機関が標的となったサイバー攻撃が相次いだことを受け、セキュリティ対策への関心が病院で高まっている。本来、通信漏えい対策として使っているVPN機器(Fortinet製品)での脆弱性を突かれ被害に遭う病院も相次ぐ。このため、多くの病院では、VPN機器のソフトウェアをバージョンアップしたり、アクセス制限を実施したりするなどの対策を講じていることが、厚生労働省の調査で明らかになった。 厚労省は病院でのサイバーセキュリティ対策の実態を把握するため、医療機関等情報支援システム「G-MIS」を利用している8...