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[感染症] 新規報告数0人、累計患者数1人 風しん疫学情報・第3週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは2日、「風しんに関する疫学情報:2021年1月27日現在、第3週(1月18日-1月24日)」を公表した。それによると、新規報告された風しん患者数は0人。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず1人だった。なお、1月25日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない。・・・...
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国立感染症研究所・感染症疫学センターは2日、「風しんに関する疫学情報:2021年1月27日現在、第3週(1月18日-1月24日)」を公表した。それによると、新規報告された風しん患者数は0人。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず1人だった。なお、1月25日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない。・・・...
独立行政法人福祉医療機構は2月1日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定した。詳細は以下の通り(p1~p5参照)。【医療貸付の固定金利】(p1参照)●病院の新築資金・甲種増改築資金▽10年以内/0.208%▽10年超-11年以内/0.220%▽11年超-12年以内/0.240%▽12年超-13年以内/0.260%▽13年超-14年以内/0.280%▽14年超-15年以内/0.300%▽15年超-19年以内/...
国立がん研究センターは1日、同センターの中央病院がオンラインによる希少がんのセカンドオピニオンの提供を25日から開始すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を踏まえた対応で、さまざまな希少がんに関する相談に乗る予定。 国がんではこれまで、多くの希少がん患者に対してセカンドオピニオンを提供してきたが、コロナ禍で患者がそれを希望しても遠方への移動が難しい状況が続いているという。 そのため、中央病院は希少がん診療の経験が豊富な専門医によるオンライン・セカンドオピニオンの提供を始める・・・...
厚生労働省は1日、新型コロナウイルスワクチンの迅速な接種に向けた体制の確保に関する事務連絡を都道府県などに出した。関連の一部手続きの簡素化を周知する内容で、体制を確保するために診療所を一時的に開設する場合の許可申請や届出は適切な時期に事後的に行っても差し支えないとしている(p2参照)。 医師などが診療所などを開設する時には所在地の都道府県知事などの許可を得なければならず、開設後は10日以内に知事に届出を行う必要がある。ただ、厚労省はこれらの許可申請や届出を事後的に行うことを認める。 ・・・...
厚生労働省は1日、第22回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。「入院者数は減少がみられるが、重症者数、死亡者数は引き続き過去最多の水準」と指摘。新型コロナウイルス感染症の診療と通常の医療との両立が困難な状況が続いていることに触れ「救急対応への影響が見られる事例などが生じているほか、病床の逼迫により入院・療養等調整中となる事例も依然として多数見られている」と説明している(p2参照)。 厚労省によると、1月27日時点の全国の入院者数は1万4,417・・...
国立研究開発法人国立がん研究センターと藤田医科大学の研究グループは、約5万4千人の労働者を対象にがんサバイバー(がん既往がある者)と既往症のない労働者の心身の状態について調査。がんサバイバー労働者の主観的不健康、幸福感などについて、がん既往のない労働者と比較した結果、がん既往のない労働者に比べて、がんサバイバー労働者では、主観的不健康や身体的機能の低下を訴える割合が高いと報告された。しかし、男性のがんサバイバー労働者では幸福感を感じる割合が高いことも判明した。 がんサバイバーの就労復帰・・・...
中央社会保険医療協議会の医療技術評価分科会は1日、2022年度診療報酬改定に向けた医療技術の評価の方法や進め方を了承した。基本的には前回の20年度改定と同様だが、関係学会からの医療技術評価提案書の様式について、診療ガイドラインでの当該医療技術の位置付けなどを明記する欄を新たに設けるなど一部変更する(p13参照)。厚生労働省は近く、こうした内容を中医協・総会へ報告するとともに、2月中旬から提案書の受け付けを開始、6月上旬に締め切る(p15参照)。 提案書の様式が変わる点は5つ。具体的には、▽当・・・...
米Qualcomm(クアルコム)は2021年1月13日、5GやAIを活用して同社が取り組む医療変革を紹介するブログを掲載した(Qualcommのブログ)。医療従事者と患者両方の福祉のために、最新技術とあらゆる資源を使って、革新的な医療を実現していくとしている。 コネクティビティーは今までにも増して、患者が必要とする医療を平等に提供するために不可欠なものとなってきている。既に現在、患者が家にいなが......
厚生労働省は1月29日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2021年2月1日から保険適用。 保険適用されたのは、区分B2(個別評価)として「Wingman カテーテルシステム」(センチュリーメディカル)【血管内手術用カテーテル(16)下肢動脈狭窄部貫通用カテーテル】、「IN.PACT AV薬剤コーティングバルーンカテーテル」(日本メドトロニック)【血管内手術用カテーテル(3)PTAバルーンカテーテル[6]再狭窄抑制型】(p17参照)。 その他、医科における新たな保険適用で区分A2(...
国立感染症研究所はこのほど、「感染症週報第1週(1月4日-1月10日)」と「第2週(1月11日-1月17日)」を公表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。●第1週(p5参照)(p24~p26参照)▽インフルエンザ/0.01(前週0.01)/2週連続で増加▽RSウイルス感染症/0.08(0.09)/2週連続で減少▽咽頭結膜熱/0.26(0.15)/前週から増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.53(0.35)/前週から増加▽感染性胃腸炎/2.22(1.43)/前週から増加...
厚生労働省は1月29日、「一般職業紹介状況」(2020年12月分)を公表した。詳細は以下の通り。●有効求人倍率(季節調整値):1.06倍(前月と同水準)(p1~p2参照)●新規求人倍率(季節調整値):2.07倍(前月比0.05ポイント増)(p1~p2参照)●産業別(医療・福祉)新規求人状況(p5参照)▽全体/19万7,139人(対前年同月比12.0%減)、うちパートタイム・9万528人(11.9%減)▽医療業/6万1,100人(12.5%減)、うちパートタイム・2万3,179人(14.2%減)▽社...
総務省は1月29日、2020年12月分の「労働力調査」を発表した。詳細は以下の通り(完全失業者数以下はすべて産業全体の数値)(p1参照)。●就業者数▽産業全体/6,666万人(前年同月比71万人減)▽医療・福祉/871万人(32万人増)●完全失業者数:194万人(49万人増)●非労働力人口:4,191万人(3万人減)●完全失業率(季節調整値):2.9%(対前月比0.0ポイント増)・・・...
総務省は1月29日、2020年11月分の「サービス産業動向調査(速報)」を公表した。詳細は以下の通り(p4参照)。●売上高▽医療・福祉業全体/4兆5,798億円(前年同月比3.7%減)▽医療業/3兆2,913億円(4.4%減)▽保健衛生/583億円(8.1%増)▽社会保険・社会福祉・介護事業/1兆2,301億円(2.0%減)●事業従事者数▽医療・福祉業全体/823.7万人(0.2%減)▽医療業/422.8万人(0.3%増)▽保健衛生/12.2万人(1.5%減)▽社会保険・社会福祉・介護事業/388...
厚生労働省医政局長は、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5.1版」に関する通知(1月29日付)を都道府県知事などに出した。近年のサイバー攻撃の手法の多様化・巧妙化などに伴い、情報セキュリティの観点から医療機関などが遵守すべき事項の規定を設けるなどの改定を行ったことを説明。管内の市町村(特別区を含む)や関係機関、関係団体などに周知するよう求めている(p1参照)。 ガイドラインの5.1版は、第5版を改定したもので「ネットワーク上からの不正アクセス」の項目に、サイバー攻撃の高度化・・・・...
社会保障審議会が1月29日、約2年ぶりに開催され、全世代型社会保障改革やコロナ禍における社会保障の在り方などについて各委員が意見を陳述した。会長には新たに田中滋埼玉県立大学理事長・慶應義塾大学名誉教授が選出された(p2参照)。 当日の議題は、▽会長の選出▽全世代型社会保障改革▽2021年度厚生労働省予算案-について。会長には神野直彦委員(日本社会事業大学学長・東京大学名誉教授)が田中委員を推薦し、承認された。また、各分科会・部会の委員も一部改選された(p3参照)。 その後、厚労省の伊原和人・・・...
厚生労働省は1月29日、2021年第3週(1月18日-1月24日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は64人となった。前年同期と比べ8万2,973人減と大幅な減少が続いている(p3参照)。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第21報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は20年第45週から連続して「0」となった(p5参照)。●定点報告(p2~p3参照)(p7参照)▽定点当たり報告数(全国):0.01(前年同期16.73)▽...
厚生労働省は1月29日、3月下旬ごろにスタートする「オンライン資格確認」のプレ運用に参加する病院や診療所、薬局の募集を始めた。参加施設には、申し込み済みの顔認証付きカードリーダーを、できる限り優先的に手配する。応募の締め切りは2月12日(p1~p2参照)。 プレ運用は、オンライン資格確認の本格稼働前のテストという位置付けで、同省が3月上旬から開始する。本格的な稼働と同じ環境下で、患者にもマイナンバーカードまたは健康保険証を使って受診してもらう予定(p1参照)。 医療機関や薬局がプレ運用に参加・・・...
来週2月1日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。 (新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)2月1日(月)15:00-17:00 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 医療技術評価分科会(オンライン会議)17:00-19:00 第1回 小児・AYA世代のがん患者等に対する妊孕性温存療法に関する検討会(オンライン会議)2月2日(火)未定 閣議2月3日(水)10:30-11:00 中央社会保険医療協議会 調査実施小委員会1...