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[医療改革] 25年前半の検討課題決定、持続可能な社会保障など 諮問会議

 政府の経済財政諮問会議は17日、2025年前半の検討課題を決めた。中長期的な経済運営を的確に進めるための施策の1つに持続可能な財政・社会保障の構築を掲げ、経済再生と財政健全化を両立させる<doc18361page1>。 経済・財政・社会保障の持続可能性を人口減少が本格化する30年代以降も確保するため、成長力を強化して実質1%を安定的に上回る経済成長を実現させつつ、歳出と歳入の両面で改革を進める。また、合理的な根拠に基づく政策立案(EBPM)など、経済再生と財政健全化の両立にも取り組む&...

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[医療提供体制] 「一社流通」の理由説明受けた薬局は7% NPhA

 日本保険薬局協会(NPhA)は、医薬品メーカーから「一社流通」の理由や説明を受けていた薬局は2,533薬局のうち7.1%だったとする調査結果を公表した<doc18370page36>。流通改善に関する厚労省のガイドラインをメーカーが遵守していない実態が明らかになった。NPhAでは「薬局運営に負担をかけ、患者への持続的な医薬品供給にも支障を来している」と指摘している。 医薬品企業が自社の医薬品を卸売業者1社か同一グループに限定して流通させる一社流通への不満が医療機関などの購入側から出てい...

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[健康] ストレスチェック、事業場の規模によらず「義務化を」労政審が建議

 厚生労働省の労働政策審議会は17日、現在は努力義務とされている50人未満の事業場にもストレスチェックの実施を義務付けることなどを盛り込んだ建議を公表した。制度の見直しに当たっては、50人未満の事業場の負担などに配慮し、施行まで十分な準備期間を確保することが適当だとしている<doc18368page8><doc18368page9>。 また、労働基準監督署へのストレスチェックの実施結果の報告義務は、一般定期健康診断と同様に50人未満の事業場には課さないことが適当だとの見解も示...

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[感染症] 全国報告数3万4,857人、前週から1万2,500人増 新型コロナ

 厚生労働省は17日、2025年第2週(1月6日-1月12日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は3万4,857人で前週から1万2,500人の増加となった<doc18372page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc18372page2>▽定点当たり(全国):7.08▽報告数(全国):3万4,857人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):北海道/2,337人、埼玉県/2,049人、愛知県/1,786人●新型コロナウイルス感染症による入院患者...

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[インフル] インフルエンザの全国報告数17万2,417人、前週から3万419人増

 厚生労働省は17日、2025年第2週(1月6日-1月12日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は17万2,417人で前週から3万419人の増加、前年同期と比べ10万8,390人の増加となった<doc18353page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc18353page2><doc18353page6>▽定点当たり報告数(全国):35.02▽報告患者数(全国):...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 1月20日-1月25日

 来週1月20日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。1月21日(火)未定 閣議16:00-18:00 第9回 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会1月23日(木)16:00-18:00 第57回 患者申出療養評価会議1月24日(金)未定 閣議14:00-16:00 第19回 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議17:00-19:00 第102回 厚生科学審議会 再生医療等評価部会・・・...

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[医療提供体制] 薬局・薬剤師機能、「地域連携薬局」は要件・名称の見直し、「健康サポート薬局」は法制化を

 厚生労働省は、地域における薬局の役割・位置付けをあらためて整理した。健康サポート薬局、認定薬局について、患者などが利用するだけでなく、医療関係者が連携する薬局を選定する際にも有用な制度となるよう明確化を図っている。◆健サポ・地域連携薬局は位置付けが曖昧 「健康サポート薬局」(2016年4月)と「地域連携薬局/専門医療機関連携薬局」(認定薬局、21年8月)は、患者が自身に適した機能を有する薬局を主体的に選択できるよう、一定の機能を有する薬局が表示または名称を使用できる制度として導入されている。・・・...

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【感染症ニュース】帯状疱疹40歳胸部に激痛・発疹確認で入院 退院後も3~4年続いた帯状疱疹後神経痛… 医師「痛みで眠れないことも」(感染症・予防接種ナビ)

帯状疱疹は、水痘-帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症します。水痘とは、「水ぼうそう」のことで、感染したことがある人は、治癒した後も、体内の神経節にウイルスが潜伏した状態が続きます。潜伏したウイル...

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AI予測の糖尿病患者へのインスリン投与量は正解率85%、レナサイエンスが検証(ニュース)

 東北大学発医療ベンチャー企業のレナサイエンスは2025年1月16日、糖尿病患者へのインスリン投与量を予測するAI(人工知能)モデルによる性能試験の結果を発表した。糖尿病の専門医による処方内容と比較した結果、同社が開発を進めるAIモデルの正解率は85.46%だった。レナサイエンスは今後、薬事承認の申請などを進めるとするが、実用化の具体的な時期は未定だ。 AIモデルの正解率は、2型糖尿病による入院患......

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[医療提供体制] データ提出加算、72病院が2月の算定不可に 厚労省

 厚生労働省は、「データ提出加算」を届け出ている72病院について、原則2024年12月12日までに提出すべきデータに「遅延等」が認められたため、2月中は加算を算定できないと地方厚生局や都道府県に1月16日付で通知した<doc18371page1>。 また、72病院とは別に1病院では24年度の調査で「遅延等」が累積で3回になったため、25年1月1日以降は同加算を算定できないとしている<doc18371page1>。・・・...

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[医療提供体制] 全国の医療機関300カ所で派遣医師引き揚げ 厚労省調査

 医師の時間外労働の上限に対する罰則付きの規制が施行された2024年4月以降、大学病院などから派遣されている医師を引き揚げられた医療機関が12月6日現在、全国に300カ所あることが厚生労働省の調べで分かった。これは、各都道府県が回答を取りまとめた医療機関(5,653カ所)の5.3%に当たる<doc18352page2>。 また、医師の働き方改革の影響で診療体制を縮小した医療機関は266カ所(5,653カ所の4.7%)あり、うち38カ所(同0.7%)はそれによって「地域医療に影響がでる」と...

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[診療報酬] 物価変動に連動する診療報酬の検討を要請へ 全自病

 全国自治体病院協議会の望月泉会長は16日の定例記者会見で、2026年度診療報酬改定に向けて物価の変動を診療報酬に連動させる仕組みの検討を国に求める方針を明らかにした。 小阪真二副会長は、素材価格の変動にタイムリーに対応するため年4回見直す歯科用貴金属の基準材料価格を念頭に、「既に仕組みは持っている」「(医科の)高額薬や高額診療材料などでも、できないことはないと思う」などと述べた。 物価や賃金の上昇を診療報酬に反映できる新たな仕組みの検討は、日本医師会なども求めている。 全自病の調べでは、公・・・...

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[診療報酬] インフル流行で不足した医薬品への「院内製剤加算」で疑義解釈

 厚生労働省は1月16日付で、2024年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その18)を地方厚生(支)局などに事務連絡した。同事務連絡ではインフルエンザ流行で不足した医薬品への「院内製剤加算」に関する疑義解釈を示している<doc18345page2><doc18345page3>。 同疑義解釈では、インフルエンザが流行しオセルタミビルリン酸塩のドライシロップ製剤の供給が限定され、同製剤が不足し処方が困難な際に、入院中の患者に対して、カプセル剤を脱カプセルし賦形剤を加えるなどして調剤...

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【感染症ニュース】中国で流行が広がる「ヒトメタニューモウイルス感染症」って、どんな感染症? 医師「過度に恐れる必要は無い」(感染症・予防接種ナビ)

2024年の終わり頃から、中国で「ヒトメタニューモウイルス感染症」の流行が拡大しているというニュースが広がっています。聞き慣れないヒトメタニューモウイルス感染症とは、どのような感染症なのでしょうか。 ...

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【感染症アラート・本格的な流行】インフルエンザ(季節性)、伝染性紅斑(りんご病)など3つ(感染症・予防接種ナビ)

 感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

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[医療提供体制] 経鼻栄養チューブ挿入後の画像確認で誤挿入見落とした事例

 日本医療機能評価機構は15日、医療安全情報(No.218)を公表した。同機構は、経鼻栄養チューブ挿入後、X線画像で確認したが誤挿入に気付かなかった事例について、2016年1月1日から24年11月30日までに30件が報告されているとして注意喚起した<doc18378page1>。 具体的な事例として、「嚥下障害のある患者に経管栄養を開始、看護師が経鼻栄養チューブを挿入した。その後、医師がX線画像で確認し経鼻栄養チューブの先端の位置は適切であると誤って判断した。看護師が内服薬と栄養剤を注入...

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[医療提供体制] 精神科の身体拘束、削減目標の設定を 厚労省・検討会

 杏林大学教授の長谷川利夫氏(日本身体拘束研究所理事長)は、15日に開かれた「精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会」の会合に参考人として出席し、精神科病院の入院患者への身体拘束の適切性に関する議論について「いったん留保した上で、身体拘束全体の件数の削減目標を設定すべき」だと主張した。 身体拘束をはじめとする行動制限の最小化を巡っては、2022年6月に取りまとめられた社会保障審議会・障害者部会の報告書で、不適切な身体拘束や隔離をゼロにする行動制限最小化の取り組みを推進する方針が示され・・・...

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[医薬品] 新薬の承認・薬価収載 年7回に増加へ 厚労省

 厚生労働省は、新薬の製造販売承認と薬価収載のタイミングを従来の年4回から年7回に増やす。効能追加などが行われて市場が急激に拡大した医薬品の薬価を引き下げる四半期再算定については実施の頻度を見直すかどうか今後検討していく。 新薬の承認は、薬事審議会の医薬品第一部会や医薬品第二部会で審議された後に事務手続きを経て、厚労相が年4回(3・6・9・12月)行っている。承認から原則60日以内、遅くとも90日以内に新薬の薬価収載が行われている。 ただ、1月以降の医薬品第一部会や医薬品第二部会で承認して差し支え・...

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[医療機器] 医療機器2品目の保険適用を承認 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は15日、医療機器2品目の保険適用を承認した。いずれも3月1日収載予定。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C1(新機能)●「Medilizer AGD システム」(Bolt Medical)<doc18308page1>▽使用目的:脳血管において、血管の屈曲などにより通常の方法ではカテーテルを含む血管内治療機器の送達が困難な症例に対して、目的病変へ血管内治療機器を到達することを目的とした医療機器。▽保険償還価格:28万4,000円【医療機器】区分C2(新機能...

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[医療提供体制] 治療に必要な感染症薬を「安定確保薬A・Bに」 中医協

 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会が15日開かれ、森昌平委員(日本薬剤師会副会長)は治療に必要な感染症薬を、安定確保に特に配慮が必要な安定確保医薬品のカテゴリー「A」「B」に位置付けるよう提案した。季節性インフルエンザの大流行による需要増加の影響でメーカーが抗インフルエンザウイルス薬の出荷停止や、限定出荷により薬局での入手が困難な状況を踏まえた提言で、「今後の状況を見ながら判断していただきたい」と厚労省に求めた。 季節性インフルエンザの急速な広がりに伴い、抗インフルエンザ薬の供給に支障・・・...