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[医療提供体制] コロナ補助金、5月11日までに割り当ての即応病床も対象

 厚生労働省は12日、新型コロナウイルスの感染患者などの入院を受け入れる医療機関への2021年度の補助金事業について、5月11日までに新たに割り当てられた即応病床に対象を広げるとともに、交付申請書の提出期限を同日に延長する方針を示した(p3参照)。従来は病床の割り当てと申請の期限が共に同5日だったが、同省の担当者は「まん延防止等重点措置の実施に伴う対応」と話している。 21年度の同事業では、20年12月25日から21年5月11日までに、都道府県から新型コロナの感染患者などに対する即応病床を割り当てら...

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[医療提供体制] 半数の病院が20年度決算で減収の見込み 福祉医療機構調査

 福祉医療機構の調査によると、半数の病院が、2020年度決算で医業収益が前年度と比べて1割以上減る見通しとなっている。新型コロナウイルスの感染拡大による患者数の減少などによるもので、医療法人では半数超が減収となる見込み(p70参照)。 新型コロナに伴う病院経営や運営への影響などを把握するため、機構が2月26日から3月24日にかけて、対象の病院に調査を実施。278施設から有効回答を得た(p59参照)。 20年度決算での医業収益の見通しを聞いたところ、11.5%の病院が「増加」、37.4%が「横ばい」と...

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[医療提供体制] 21年3月は事故報告40件、調査依頼2件 医療事故現況報告

 日本医療安全調査機構が9日に公表した「医療事故調査制度の現況報告(3月)」によると、医療事故報告は40件あったことがわかった。センター調査依頼は2件。医療事故報告の内訳は、病院37件、診療所3件。 診療科別では、内科8件、整形外科5件、外科・循環器内科・消化器科各4件、心臓血管外科3件、産婦人科・小児科各1件、その他10件だった(p1~p2参照)。 センターへの相談件数は185件(累計1万348件)。内訳は、医療機関84件、遺族など89件、その他・不明12件だった。 相談内容による集計では204件...

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[介護] リハマネ加算(IV)の3月算定、データ提出はLIFEで可 厚労省

 厚生労働省は9日、2021年3月にリハビリテーションマネジメント加算(IV)を算定する場合に、3月末までにVISITへのデータ提出ができていなければ、できるだけ早期にLIFEへデータ提出することで算定可能との解釈を「2021年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.5)」(介護保険最新情報Vol.965)で示した(p4参照)。 4月よりVISITがLIFEに移行されたため、3月末までにVISITへのデータ提出ができなかった場合について答えたもの。できる限り早期とは「4月10日以降でも可」としている。...

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[医療提供体制] コロナ経費補助、診療・検査医療機関に最大100万円 厚労省

 厚生労働省は、2021年度の新型コロナウイルスに関する補助金で、都道府県から指定を受けた「診療・検査医療機関」(仮称)に最大で100万円、これ以外の病院や有床診療所には25万円に加え許可病床1ベッドごとに5万円を補助する方針を示した。また、無床診療所に25万円、薬局や訪問看護事業者、助産所には20万円を上限にそれぞれ補助(p4~p5参照)。いずれも、原則として前年度の補助金を受けていない場合に限った支援で、適用は4月1日付(p2参照)。 同省が都道府県への通知で、21年度の「新型コロナウイルス感染...

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[介護] まん延防止等重点措置区域の高齢者施設への重点的検査で事務連絡

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、まん延防止等重点措置区域における高齢者施設への重点的検査に関する事務連絡(9日付)を重点措置区域の都道府県の衛生主管部(局)に出した。検査の頻度に関しては、まん延防止等重点措置の趣旨を踏まえ、できる限り週に1回程度実施するよう求めている(p1~p2参照)。 事務連絡では、9日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、まん延防止等重点措置を実施すべき区域として、宮城、大阪、兵庫の3府県に加えて、東京、京都、沖縄の3都府県が定められたことを・・・...

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[医療提供体制] コロナワクチン被接種者の健康観察で中間報告 厚労省

 新型コロナウイルスワクチン「コミナティ筋注」の2回目の先行接種を受けた人の9割超が接種部位の痛みを感じており、約7割が体のだるさを感じたとする集計結果を厚生労働省が9日の厚生科学審議会・副反応検討部会などの合同会合で公表した(p227~p228参照)。約4割に37.5℃以上の発熱症状が出た(p226参照)。 新型コロナワクチンの被接種者の健康観察日誌の集計(中間報告)によると、接種1回目(全1万9,157例)で被接種者の92.3%、2回目(全1万5,985例)では91.1%が接種部位の痛みを自覚し...

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[医療提供体制] コロナワクチンの累計接種回数159万2,517回に 厚労省

 厚生労働省は9日、新型コロナウイルスワクチンの先行接種の接種実績(4月5日-4月9日)について公表した。5日間合計の接種回数は、49万5,819回(1回目:18万8,357回、2回目:30万7,462回)。接種が開始された2月17日からの累計接種回数は159万2,517回(1回目:110万1,698回、2回目:49万819回)となった。接種を行った施設数は、5日2,764施設、6日2,934施設、7日3,092施設、8日3,179施設、9日3,255施設。 新型コロナワクチン接種後、2月17日から...

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[感染症] RSウイルス感染症が前週から増加 感染症週報・第12週

 国立感染症研究所は9日、「感染症週報 第12週(3月22日-3月28日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p5参照)(p24~p26参照)。▽インフルエンザ/0.01(前週0.00)/前週から増加▽RSウイルス感染症/0.69(0.58)/前週から増加▽咽頭結膜熱/0.16(0.15)/2週連続で増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.69(0.75)/2週連続で減少▽感染性胃腸炎/2.55(2.62)/2週連続で減少▽手足口病/0.02(0.01)/前週から...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 4月12日-4月17日

 来週4月12日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。 (新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)4月13日(火)未定 閣議4月14日(水)10:00-12:00 中央社会保険医療協議会 総会14:00-16:00 第2回 産学連携による医薬品・医療機器等の研究開発の推進の在り方に関する検討会14:00-16:00 成年後見制度利用促進専門家会議 第1回地域連携ネットワーク ワーキング・グループ4月16日(金)未定 閣議16:00...

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富士フイルム、医療機器事業を2020年代半ばに7000億円へ(ニュース)

 富士フイルムホールディングス次期社長の後藤禎一取締役は2021年4月8日に開いた説明会で、画像診断システムなどの医療機器を扱うメディカルシステム事業の売上高を2021年度に5000億円超、2020年代半ばに7000億円とする目標を打ち出した。メディカルシステムを含むヘルスケア領域全体では2020年代半ばに1兆円の目標を掲げており、「積極的な投資も発表しており、投資の効果を上げていけば1兆円という......

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[救急医療] 熱中症による救急搬送人員の調査4月26日から開始 消防庁

 総務省消防庁はこのほど、「夏期における熱中症による救急搬送人員の調査」の開始について、都道府県に通知した。消防庁では、都道府県消防防災主管部(局)長に対し、都道府県内の市町村などに適切にデータ入力を行うよう指導することを求めている(p1参照)。 例年5月1日を含む週から開始していたが、2020年度については新型コロナウイルス感染症の影響により、調査開始が6月に延期されていた。21年度調査 については「通例どおり21年4月26日から開始する」としている。 調査期間は、21年4月26日から10月3日(...

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[感染症] 精神科病院などで定期的な職員のスクリーニング検査開始 東京都

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第40回)が8日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、都が精神科病院、療養病床を持つ病院、高齢者施設、障害者施設を対象に定期的な職員のスクリーニング検査を開始したことを説明。「重症化リスクの高い高齢者層への感染を徹底的に防止する必要がある」などとしている(p35参照)。 コメント・意見では、7日時点の入院患者数について、前回(3月31日時点)の1,466人から1,500人となっていることに触れ、「増加傾向にあり、...

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[医薬品] アレルギー性疾患治療薬2製品を自主回収 日医工

 大手後発薬メーカーの日医工(富山市)が8日、アレルギー性疾患治療薬のオロパタジン塩酸塩OD錠5mg「日医工」とレボセチリジン塩酸塩錠5mg「日医工」の一部ロットの自主回収を始めた。溶出性試験で承認規格に適合しない結果が出たことによる対応。 医薬品医療機器総合機構(PMDA)によると、回収の対象製品は危険性の程度で、使用すると健康被害の原因となる可能性などがある「クラスII」に分類されている。また、溶出性が遅いことによって体内への吸収が遅れ、薬の効果の発現が遅延する可能性があるが、これに伴って重大な...

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[医療提供体制] 新型コロナ、重症者増加のスピードに注意が必要 厚労省

 厚生労働省は8日、第29回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。全国の新規感染者数は3月上旬以降増加が続いていることや、関西圏での増加に伴い、3月下旬から増加率も高まっていることを指摘。「新規感染者数の増加に伴い、3月下旬以降重症者数も増加に転じており、重症者増加のスピードに注意が必要」としている(p2参照)。 厚労省によると、3月31日時点の全国の入院者数は7,916人で、1週間前と比べて1,641人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は2...

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[社会福祉] 被保護世帯総数は163万8,184世帯 生活保護の被保護者調査

 厚生労働省は7日、2021年1月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1~p6参照)。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):204万9,630人(前年同月比1万9,008人減・0.9%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):163万8,184世帯(2,522世帯増・0.2%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない)▽高齢者世帯/90万1,805世帯(5,775世帯増・0.6%増)▽高齢者世帯を除く世帯/72万9,094世帯(2,670世帯減・0.4%減)●高...

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[介護] 介護キャリア段位、86人が新規認定 シルバーサービス振興会

 シルバーサービス振興会はこのほど、介護プロフェッショナルキャリア段位制度の新規レベル認定者を公表した。3月に開催されたレベル認定委員会での審議の結果、新たに86人のレベル認定者が誕生。レベル認定者の総数は7,300人となった(p1参照)。 サービス種類別でみたレベル認定者数が多いのは、介護老人福祉施設1,828人、介護老人保健施設1,748人、通所介護908人など。 レベル別の内訳は、▽レベル2(1)・2,634人▽レベル2(2)・2,090人▽レベル3・1,556人▽レベル4・994人▽ユニット...

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[看護] 交代制勤務での健康確保へ指針づくりを厚労省に要望 日看協

 日本看護協会は、深夜業を含む交代制勤務に従事する看護職員の健康を確保するための指針の策定を求める要望書を厚生労働省に提出した(p1参照)。労働科学に関する最新の知見を踏まえた指針づくりを求めており、長時間夜勤の回避といった盛り込むべき項目も提示(p3参照)。1回当たりの夜勤の長さを13時間以内とすべきだと指摘している。 このほか、日看協が項目に挙げているのは、▽夜勤の回数(3交代制勤務で月8回以内)▽業務終了から次の業務開始までに一定時間を空ける勤務間インターバルの確保▽仮眠の確保、仮眠・・・...