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[医療改革] 診療報酬改定の施行時期の見直しを検討 医療DX工程表の骨子案

 厚生労働省は8日、医療分野で進めるDXの工程表の骨子案を公表し、それへの意見募集を始めた。診療報酬改定が施行される時期の見直しの検討を具体的な施策の一つに盛り込んだ<doc8270page4>。原則2年置きの診療報酬改定を目前に控えた3月ごろ、膨大な業務に現場が追われることの解消を目指す。意見は4月6日まで受け付ける<doc8269page1>。 診療報酬改定の施行時期の見直しは、医療DXの3つの柱のうち、診療報酬改定に伴う作業をデジタル技術の活用で効率化させる「診療報酬改...

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[医療提供体制] 病床使用率が低下傾向、救急搬送困難事案は横ばい 厚労省

 厚生労働省は、8日に開催した第118回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。病床使用率は全国的に低下傾向で「すべての地域で3割を下回るなど低い水準にある」と説明。その一方で、救急搬送困難事案数については「全国的に減少傾向であったが、直近では横ばいとなっている」としている<doc8241page2>。 1日時点の全国の入院者数は6,053人で、1週間前と比べて2,148人減っている。重症者数も前週比115人減の384人となっている<doc8...

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[医療機器] 臨床検査1件の保険適用を承認 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は8日、臨床検査1件を承認した。また、先進医療会議で「適」と評価された先進医療Aの技術1件および患者申出療養評価会議で「適」と評価された患者申出療養1件も了承された。詳細は以下の通り。【臨床検査】決定区分E3(新項目)(2023年4月収載予定)<doc8136page1>●クイックナビ-カンピロ(デンカ)<doc8136page2>▽使用目的:糞便中のカンピロバクター抗原の検出(カンピロバクター感染の診断の補助)。▽保険点数:184点【先進医療A...

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[医薬品] 新医薬品14成分24品目の薬価収載を了承 中医協・総会 厚労省

 中央社会保険医療協議会・総会は8日、新医薬品14成分24品目の薬価収載を了承した。薬価収載予定日は3月15日。詳細は以下の通り<doc8137page1><doc8137page2>。●その他の中枢神経系用薬/ラジカット内用懸濁液2.1%(エダラボン)/筋萎縮性側索硬化症における機能障害の進行抑制/田辺三菱製薬/類似薬効比較方式(I)/2.1%1mL:2,751.90円●他に分類されない代謝性医薬品(内用薬)/タバリス錠100mg、同150mg(ホスタマチニブナトリウム水和...

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[診療報酬] コロナ5類移行で医療機関の療養指導や入院調整を評価 厚労省案

 新型コロナウイルス感染症を感染症法上の5類に切り替える政府の方針を踏まえ、厚生労働省は8日、診療報酬のコロナ特例の見直し案を中央社会保険医療協議会に示した。新型コロナの感染拡大に伴い、2020年に始まった特例を段階的に縮小する一方、感染の確定診断を受けた患者への療養指導や入院調整の業務をそれぞれ評価する方針<doc8170page18>。 これまで行政がカバーしてきた入院調整の業務に対する診療報酬の評価は日本医師会が強く主張している。 厚労省はまた、医師の訪問診療を受けている在宅療養中...

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[診療報酬] ゾコーバ錠薬価は一治療で5万1,851.80円、15日付で収載 中医協

 国産初の新型コロナ経口治療薬ゾコーバ錠125mg(エンシトレルビル フマル酸、塩野義製薬)について、薬価を1錠7,407.40円、一治療で5万1,851.80円とし、15日付で薬価収載することを中央社会保険医療協議会・総会が8日了承した。ピーク時予測販売金額は2年度で192億円。販売額が一気に3,000億円超に拡大することにも備え、市場拡大再算定時の引き下げ上限を拡大した<doc8137page29>。 ゾコーバ錠の薬価算定は、高額医薬品の特例として、既存品の経口コロナ治療薬ラゲブリオ...

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[医療提供体制] 精神保健福祉士の国家試験、合格率は71.1% 厚労省が発表

 厚生労働省は7日、第25回精神保健福祉士国家試験の合格者数などを発表した。合格率は71.1%で、前回の試験よりも5.5ポイント上がった<doc8397page1>。 精神保健福祉士の国家試験は毎年1回実施されている。2月4、5の両日に行われた第25回試験の受験者数は前回比522人増の7,024人、合格者数は同729人増の4,996人だった<doc8397page1>。・・・...

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[人口] 人口動態統計月報 22年10月分 厚労省

 厚生労働省は7日、2022年10月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc8464page5>▽出生数/6万7,579人(前年同月比3.9%減・2,720人減)▽死亡数/13万724人(9.1%増・1万957人増)▽自然増減数/6万3,145人の減少(1万3,677人減)●死因別死亡数の上位3位<doc8464page12>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万3,171人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万7,865人▽老衰/1...

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[経営] 毎月勤労統計調査 23年1月分結果速報 厚労省

 厚生労働省は7日、2023年1月分の「毎月勤労統計調査(速報)」を公表した。医療・福祉業の詳細は以下の通り。●月間現金給与額<doc8465page6>▽総額/27万874円(前年同月比2.5%増)▽定期給与/25万7,883円(1.7%増)▽特別給与/1万2,991円(22.1%増)●月間実労働時間<doc8465page7>▽総実労働時間/124.2時間(0.8%減)▽所定内労働時間/118.9時間(1.2%減)▽所定外労働時間/5.3時間(8.2%増)●労働者数と労働...

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[医療機器] 植込み型心臓ペースメーカを自主回収 厚労省・東京都

 厚生労働省と東京都は7日、日本マイクロポートCRM(東京都千代田区)が植込み型心臓ペースメーカ「コーラ 250(モデル名:ENO DRモデル)」の自主回収に着手したことを公表した。回収の対象となるのは、同社が2022年6月1日から22年6月9日にかけて出荷した28個<doc8391page1>。 東京都によると、同社が海外製造元から「特定の製造バッチにおいて、ペースメーカの植込み後初期の段階で、電池内部抵抗値の異常な増加が生じ、早期の電池消耗を引き起こし、ペースメーカの早期交換を必要と...

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[社会福祉] 社会福祉士の国家試験、合格率は44.2% 厚労省が発表

 厚生労働省は7日、第35回社会福祉士国家試験の合格者数などを発表した。合格率は44.2%で、前回の試験よりも13.1ポイント上がった<doc8393page1>。 社会福祉士の国家試験は毎年1回実施されている。2月5日に行われた第35回試験の受験者数は前回比2,411人増の3万6,974人、合格者数は同5,596人増の1万6,338人だった<doc8393page1>。・・・...

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[医療提供体制] 9価HPVワクチン、2回で完了の接種方法を了承 厚科審分科会

 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会は7日、定期接種化される9価HPVワクチンについて、15歳になるまでに1回目の接種を行えば、計2回の接種で完了できる接種方法を了承した。予防接種実施規則を改正し、計3回となっている2価、4価、9価の接種方法に加え、計2回の接種方法が盛り込まれる見通し。定期接種対象者の身体的負担の軽減につながることが期待される。 9価HPVワクチンの2回接種を巡っては、7日の分科会での議論に先立ち、予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会が2回接種の方法を議論し、初回接種か...

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[感染症] 濃厚接触者、7日間経過まではマスク着用を推奨 厚労省が事務連絡

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は7日、都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に事務連絡を出し、マスク着用の考え方が見直される13日以降の濃厚接触者の取り扱いを伝えた<doc8220page1>。 濃厚接触者については、一定の発症リスクが残存するため、7日間が経過するまでは、検温などの自身による健康状態の確認に加え、▽ハイリスク者との接触▽ハイリスク施設への不要不急の訪問▽感染リスクの高い場所の利用▽会食-などを避け、基本的な感染対策を徹底することが求められてい...

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[医療改革] 日本版CDC創設へ国立健康危機管理研究機構法案を国会提出 政府

 政府は7日、「日本版CDC」の創設を盛り込んだ国立健康危機管理研究機構法案を閣議決定し、国会に提出した。国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、感染症に関する科学的な知見の基盤・拠点となる専門家組織の創設を目指す<doc8171page1>。 新たに創設する国立健康危機管理研究機構では、国立感染症研究所と国立国際医療研究センターがこれまで担ってきた感染症の研究や危機対応、診療、人材育成などの役割を一体的にカバーし、政府との連携も強める<doc8171page1>...

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[診療報酬] 診療報酬のコロナ特例継続などを厚労相に要望 日医会長

 新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」に切り替わる5月8日以降も医療現場では感染を防ぐための対策が求められるとして、日本医師会の松本吉郎会長は7日、加藤勝信厚生労働相と会談し、診療報酬などによる医療機関への支援を継続するよう求める要望書を手渡した。 要望書は、▽新型コロナの緊急包括支援事業のうち病床確保料などの継続▽診療報酬のコロナ特例の継続▽これまで行政がカバーしてきた入院調整や健康観察を医療機関が行うための新たな業務への診療報酬による対応-など9項目。 松本氏は会談後、記者団の取材に応・・・...

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[医療提供体制] 高齢者・医療従事者への春夏接種は5月8日開始 厚労省

 厚生労働省健康局予防接種担当参事官室は7日、都道府県などに事務連絡を出し、新型コロナワクチン接種のスケジュールや留意事項について、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の方針を伝えた<doc8180page1>。 それによると、新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化リスクが高い人(高齢者など)や医療・介護従事者などへの2023年春夏接種は、5月8日から開始する。この接種は、23年秋冬接種開始の際に終了する予定となっているため、市町村に対し、希望者は8月末までに接種予約を行うこと...

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[健康] 22年4月現在の妊婦健診の公費負担、平均10万7,792円 厚労省調べ

 厚生労働省は7日、2022年4月1日現在の妊婦健康診査の状況に関する調査結果を公表した。妊婦1人当たりの公費負担額の全国平均は10万7,792円で、前回調査の20年4月時点と比べ1,581円増加<doc8181page1>。都道府県ごとの平均では、格差が6万4,200円余りあった。 金額は、公費負担額が明示されていない96市区町村を除く1,645市区町村を対象に集計<doc8181page1>。都道府県ごとの公費負担額で、最も高かったのが石川で13万9,218円。次いで高か...

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帝人などが医療材料の物流を効率化、共同倉庫でRFIDを活用(ニュース)

 帝人は2023年1月に医療材料の物流を効率化するシステムを本格稼働させた。複数の医療機関で使う医療材料を保管する共同院外倉庫を設置し、そこで仕分け作業を済ませて各病院内での手間を削減する。RFIDタグで在庫を一元管理する仕組みも導入した。今後は参加病院を増やし、物流システムの規模を拡大していく考えだ。 医療材料の物流システムは、内閣府が主導する国家プロジェクト「スマート物流サービス」として構築し......

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[医療改革] 訪看STでの配置薬拡充へ遠隔管理を提案 規制改革WGで専門委員

 政府の規制改革推進会議のワーキング・グループの専門委員は6日の会合で、訪問看護ステーション(訪看ST)に配置可能な薬剤の対象を広げるための具体的な枠組みを提案した。薬局や医療機関が管理する「遠隔倉庫」を訪看ST内に設けることで、在宅患者に必要な薬剤を幅広く使用できるようにする内容。佐藤主光座長(一橋大学経済学研究科教授)は、対応案を今後示すよう厚生労働省に求めた。 枠組み案は2つ。1つ目は、訪看ST内に設けられた遠隔倉庫を薬局の薬剤師がオンラインで遠隔管理し、その薬局が訪看STに随時授与すると・・...