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[医薬品] 医薬品6品目の一般的名称を決定 厚労省・通知

 厚生労働省は3月29日、新たに6医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は、以下の通り。▽イプタコパン塩酸塩水和物<doc8743page2>▽カミゼストラント<doc8743page3>▽リンザゴリクスコリン<doc8743page4>▽トゾラキマブ(遺伝子組換え)<doc8743page5>▽ドナネマブ(遺伝子組換え)<doc8743page7>▽モスネツズマブ(遺伝子組換え)<doc8743page9>・・...

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[医療提供体制] がんゲノム医療中核拠点病院、23年度から13カ所に 厚労省

 厚生労働省は29日、4月からの「がんゲノム医療中核拠点病院」(ゲノム中核拠点病院)としてがん研究会有明病院(東京都江東区)など13施設を指定すると発表した<doc8722page2>。指定は2027年3月末までの4年間。 ゲノム中核拠点病院は、がんに関する診療支援や治験・先進医療主導、人材育成、研究開発を行うなど、日本のゲノム医療をけん引する。現在は全国12カ所の病院が指定を受けているが、有効期間は3月31日までとなっている。そのため、厚労省の有識者検討会が2月13日、23年度からのゲ...

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[医療提供体制] 電子処方箋、リフィルや院内処方にも対応へ 厚労省方針

 厚生労働省は29日、電子処方箋システムについてリフィル処方箋や院内処方にも対応することや、患者からの口頭同意が得られれば重複投薬などに該当する過去の薬剤情報を表示できる運用に改める方針を有識者検討会に示した<doc8695page4>。リフィル処方箋への対応については、電子処方箋管理サービス側の改修を秋ごろに行うとともに、技術解説書を改訂して各施設での追加改修を順次可能とする予定<doc8695page4>。 1月26日に全国運用が始まった電子処方箋システムについて、リフィ...

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[医療提供体制] 出産費用の保険適用、日医会長「さまざまな課題」

 日本医師会の松本吉郎会長は29日の定例記者会見で、出産費用への保険適用に対する考え方を問われ、「(サービスの内容や費用に)大きな差がある中で、全国一律の診療報酬で評価するとなると、さまざまな課題がある」と述べた。 出産育児一時金の給付額を4月以降、現在の42万円から50万円に増額するのに合わせ、国は出産費用の地域差の状況などを「見える化」することにしている。出産を控えた女性が医療機関を適切に選択できるようにするためで、松本氏は、出産費用への保険適用を検討するのは「それを行った上でのことだと・・・...

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[感染症] 「カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症」へ名称変更 厚労省

 厚生労働省は28日、感染症法施行規則の一部改正に関する省令案を公表した。カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症(5類感染症)の名称を「カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症」に変更する。5月中旬に公布・施行する予定<doc8734page3>。 厚労省によると、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症の腸内細菌科の細菌については、大腸菌、肺炎桿菌、セラチア、エンテロバクターなどの菌の総称として腸内細菌全般が、感染症法上の届出対象として認知されていた。また、分類上でも腸内細菌目(Enteroba...

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[医療提供体制] 23年度予算成立、社会保障費は過去最大の36兆8,889億円

 2023年度政府予算は28日、参院本会議で賛成多数で可決、成立した。一般会計の歳出は総額114兆3,812億円(前年度当初予算比6.3%増)に膨らんだ<doc6921page2><doc6921page6>。そのうち社会保障費は過去最大の36兆8,889億円と、全体のほぼ3割を占めている<doc6933page2>。 厚生労働省は一般会計に1.6%増の33兆1,686億円を計上した<doc8706page2>。内訳は医療が12兆2,356億円(0.5...

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[医薬品] ゾコーバ使用実績報告、31日以降は不要に 厚労省周知

 厚生労働省は、国が購入した新型コロナウイルス感染症の経口剤「ゾコーバ錠」を31日以降に使用した医療機関はその投与実績を登録センターに報告する必要がないことを都道府県などに周知した。併せて、同日以降に国購入品の院外処方を行う際には「適格性情報チェックリスト」を薬局に送付しなくてもよいとしている<doc8704page2>。 31日にゾコーバ錠の一般流通が始まる。ただ、それ以降も医療機関や薬局が在庫として保有している国購入品については必要な患者に引き続き投与することが可能としている・・・...

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[医療提供体制] 入院基本料大幅引き上げへ嘆願書提出呼び掛け 日病

 新型コロナウイルスの感染が拡大する前から病院経営が厳しい状況にあるのに、消費増税率への対応分を除くと入院基本料は15年間引き上げられていないとして、日本病院会は、入院基本料の大幅な引き上げに関する嘆願書を提出するようホームページで会員病院に呼び掛けている。 嘆願書は、物価高騰や職員の処遇改善などの課題に病院が対応できるように入院基本料の大幅な引き上げを求める内容。消費増税への対応分以外に入院基本料の引き上げが15年間なく、物価高騰や職員の確保と処遇改善、医療機器の設備投資などに病院が対応・・・...

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[診療報酬] 機能評価係数II、23年度の標準病院群内の差5.5倍に 厚労省

 厚生労働省は、全国のDPC対象病院に適用する機能評価係数IIの2023年度の値を28日、官報告示した。それによると、「DPC標準病院群」(1,498病院)での機能評価係数IIの最大値は、北見赤十字病院(北海道北見市)になる<doc8679page7>。一方、この病院群での最小は0.0334で、最大との格差は現在の4.8倍から5.5倍に広がる。 機能評価係数IIは、DPC対象病院による医療の効率化や地域医療への貢献などの実績を評価する仕組み。「保険診療係数」「効率性係数」「複雑性係数」「...

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[医療提供体制] 第4期がん対策推進基本計画を閣議決定

 政府は28日、2023年度からの第4期がん対策推進基本計画(基本計画)を閣議決定した。デジタル化を進めることや、感染症の発生時を見据えた対策を講じることを新たに盛り込んだ<doc8680page1>。また、がん検診の受診率の目標値をこれまでの50%から60%に引き上げた<doc8681page19>。 4期目の基本計画では、23年度から28年度までを目安に国のがん対策の方向性を示した<doc8681page7>。現行の計画に盛り込まれている「予防」「医療」「共生...

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リモートワーク中のメンタルを把握、電通デジタルが表情分析システムを開発(ニュース)

 電通デジタルは2023年3月28日、リモートワーク中の従業員の表情をAI(人工知能)で分析するシステム「INNER FACE(インナーフェイス)」を開発したと発表した。パソコンに搭載するカメラやWebカメラで取得する表情を、Webブラウザーを介して取得・分析して、感情推移を客観的に把握できるという。 表情データは米Microsoft(マイクロソフト)の「face.api」を用いて1秒に1度計測。......

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[医薬品] 新たに5医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省

 厚生労働省は3月27日付で新たに5医薬品を希少疾病用医薬品に指定したと各都道府県衛生主管部(局)、医薬品医療機器総合機構、医薬基盤・健康・栄養研究所に通知した。詳細は以下の通り<doc8742page1>。▽リツキシマブ(遺伝子組換え)/腎、肝、心、肺、膵、小腸の臓器移植における抗体関連型拒絶反応の治療/全薬工業▽リツキシマブ(遺伝子組換え)/腎、肝、心、肺、膵、小腸の臓器移植における抗体関連型拒絶反応の抑制/全薬工業▽lonafarnib/ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候...

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[感染症] 新型コロナ、中等症・重症「60-79歳で増加」 感染研

 国立感染症研究所は27日、新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報(第11週、3月13日-3月19日)を公表した。中等症以上・重症の症例について「60-79歳の年齢群で増加した」としている<doc8677page2>。 新規の入院例は、第2週以降、減少傾向となっているが、第11週は「0-4歳」「20-29歳」の年齢群で微増した。入院中の重症者数は、第3週以降、減少傾向で「第7波のピークレベルを大きく下回っている」と報告している<doc8677page2>。 新規症例の発生...

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[感染症] ヘルパンギーナの報告数が増加、過去5年間との比較「かなり多い」

 国立感染症研究所は27日、「感染症週報 第10週(3月6日-3月12日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc8678page6><doc8678page25>。▽インフルエンザ/11.10(前週10.17)/前週から増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い▽RSウイルス感染症/0.35(0.34)/2週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.17(0.15)/前週から増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.52(0.48)/2週連続で増加▽...

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KDDIやNEC系などが対話AIで介護モニタリング、ケアマネの面談業務時間7割減(ニュース)

 KDDIと情報通信研究機構(NICT)、NECソリューションイノベータは、高齢者向け対話AI(人工知能)システムを活用した介護モニタリングの実証実験を実施した。本プロジェクトは内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期に採択され、その支援の下で研究開発を進めている。 介護モニタリングとは、ケアマネジャーが自宅などに訪問し高齢者に直接会って、健康状態・生活状況の変化を把握し、現在の......

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[医療改革] マイナ保険証対応済み、義務化対象の6割超 3月19日現在

 厚生労働省によると、マイナ保険証への対応に必要なオンラインの資格確認システムを運用し始めた全国の病院・診療所・薬局は3月19日現在、4月以降に導入が義務付けられる全施設の6割を超えた。施設の種類別では、薬局が8割を超えたのに対し、診療所(医科)では5割ほどにとどまっている。 ただ、厚労省は、3月末までにシステムを導入できる病院・診療所・薬局は最大で全体の74%にとどまるとみている。これは、2022年11月時点でのベンダーからの報告が根拠で、病院・診療所・薬局からの申し込みが集中し、ベンダー側がシス...

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[人口] 人口動態統計速報 23年1月分 厚労省

 厚生労働省24日、2023年1月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc8705page2>。▽出生数/6万4,052人(前年同月比5.2%減・3,490人減)▽死亡数/16万8,970人(17.3%増・2万4,978人増)▽自然増減数/10万4,918人の減少(2万8,468人減)▽婚姻件数/3万6,148件(27.2%減・1万3,528件減)▽離婚件数/1万4,312件(0.5%減・74件減)・・・...

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[感染症] パルスオキシメーター、医療機関に無償譲渡 厚労省

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部と医政局医薬産業振興・医療情報企画課は、都道府県などに事務連絡(24日付)を出し、医療機関にパルスオキシメーターを無償で譲渡すると伝えた<doc8685page1>。 パルスオキシメーターについては、新型インフルエンザ等対策特別措置法の規定に基づき、自治体への無償譲渡を行ってきた。今回の譲渡は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療機関が対象で「現在、新型コロナに対応していないが新たに新型コロナの診療等に対応する医療機関も含む」と説明してい...