
[医療提供体制] HPVワクチンの接種呼び掛けへ 日本医師会
日本医師会の釜萢敏常任理事は7日の定例記者会見で、子宮頸がんなど多くの病気の発生に関わっているヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を防ぐため、3月1日からの「子ども予防接種週間」に、ワクチンの接種を呼び掛ける方針を示した。HPVワクチンは、2013年4月に国内で定期接種化されたが、接種後に疼痛などの症状を訴える女性が相次いだ。 そのため、国が接種の積極的な呼び掛けを差し控えた経緯があるが積極勧奨は22年4月に再開されている。釜萢氏は会見で「積極的な勧奨の差し控えで、(HPVワクチンを)受けられ...