
[医薬品] 医薬品6品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
厚生労働省は3日、新たに6医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は以下の通り。▽ゲーファピキサントクエン酸塩(p2参照)▽ファリシマブ(遺伝子組換え)(p3参照)▽アシミニブ塩酸塩(p6参照)▽アバルグルコシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)(p7参照)▽パドセボニル(p8参照)▽コンシズマブ(遺伝子組換え)(p9参照)・・・...
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厚生労働省は3日、新たに6医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は以下の通り。▽ゲーファピキサントクエン酸塩(p2参照)▽ファリシマブ(遺伝子組換え)(p3参照)▽アシミニブ塩酸塩(p6参照)▽アバルグルコシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)(p7参照)▽パドセボニル(p8参照)▽コンシズマブ(遺伝子組換え)(p9参照)・・・...
全国健康保険協会(協会けんぽ)は3日、2019年度の黒字額が5,399億円になるとの決算見込みを発表した。協会による医療保険の運営が始まった08年度以降、被保険者数が最も高い伸び率で増加したことなどにより、保険料収入が増えた(p1参照)。 協会けんぽによると、国庫補助などを含めた収入総額は18年度と比べて5.1%増の10兆8,697億円だった。19年度の被保険者が18年度と比べて4.4%増加したことや、被保険者の賃金が0.7%増加したことなどを主な要因としている。ただし、増加した被保険者数の伸び4...
利用者負担分を除いた2018年度の介護給付費は、17年度と比べて約1,823億円(1.9%)多い約9兆6,266億円だったことが、厚生労働省の「介護保険事業状況報告(年報)」で分かった。要介護・要支援認定を受けた人は約658万人で、前年度から約17万人(2.6%)増加し、いずれも過去最高だった(p1参照)(p3参照)。 約658万人の内訳は、要支援1が約93万人、同2が約93万人、要介護1が約132万人、同2が約114万人、同3が約87万人、同4が約80万人、同5が約60万人となっている(p1参照...
厚生労働省は3日、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業に関する事務連絡を都道府県に出した。同事業のQ&Aの第4版を作成したことを取り上げている。第4版では、重点医療機関・協力医療機関以外の一般医療機関や精神科病院で新型コロナウイルス感染症患者を受け入れるための病床確保の補助額に関することなどを追記している(p1参照)(p20~p21参照)。 第4版では、2020年度第2次補正予算で4月1日に遡及して、中等症患者を受け入れる病床の補助上限について、1床当たり16,000円/日から41,000円/...
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は3日、「医療体制地方支援チーム」の改組に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区に出した。都道府県の「ワンストップ窓口」としての機能を拡充していくため、「地域支援班」を創設し「審議官クラスを班長とする」としている(p1~p2参照)。 事務連絡では、これまでの組織体制について、「感染拡大時の都道府県における入院医療体制の対策移行準備時における情報共有及び相談支援」と「感染拡大時における都道府県に対する職員派遣や連絡調整等の支援」を行う・・・...
政府は3日、未来投資会議を開催し、成長戦略実行計画案と成長戦略フォローアップ案、また革新的事業活動に関する実行計画案について議論した。フォローアップ案と革新的事業活動の実行計画案では、「オンライン診療料」について、時限的措置の検証により、2022年度診療報酬改定で「エビデンスを踏まえた診療報酬評価の検討」を行うものとした。また、時限的措置の検証を踏まえ、ガイドラインの定期的見直しを25年度まで継続して行う(p117参照)(p329参照)。 成長戦略実行計画案は、新しい働き方の定着、キャッシ・・・...
来週7月6日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。(新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)7月7日(火)未定 閣議7月8日(水)10:00-12:00 第10回 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議7月9日(木)16:00-18:00 第102回 先進医療技術審査部会16:00-18:00 第129回 社会保障審議会医療保険部会(オンライン会議)7月10日(金)未定 閣議・・・...
毎日の歯磨きが面倒で苦手だ。時間をかけても磨き残しが出てしまう――。そう感じている読者は少なくないだろう。筆者もその一人だ。楽に歯を磨きたいと、数年前から電動歯ブラシを使っている。 振動するか回転する電動歯ブラシを歯に軽く押し当てて動かすだけで、汚れを簡単に取り除ける。奥歯もすっきりだ。歯磨きの面倒くささがだいぶ減った。 ただ電動歯ブラシを使い続けて気になることがある。磨き過ぎる、充電し忘れる......
政府の規制改革推進会議が2日に取りまとめた答申では、介護職員が可能なケア行為について2020年度中に検討を始め、必要な措置を取る方針が示された。持続可能なサービス提供体制を確保するための、医療・介護関係職のタスクシフト推進策の一環。医療ニーズを持つ高齢者などに対して介護職員が安心してケアに当たれるよう、過去の厚生労働省通知に記載のない行為について再整理する(p59参照)。 05年の厚労省の通知「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について」では、高齢者・障害者・...
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、財政健全化に関する提言(春の建議)の取りまとめを見送ることを決めた。これに代わって、「会長談話」を2日に公表。社会保障に関しては、給付と負担の「アンバランス」を見直すなど、制度改革を着実に進める必要があるとの考えを示した(p63参照)。 財政審の担当者は、2021年度予算編成への提言(秋の建議)について、「新型コロナの今後の感染拡大の状況にもよるが、現時点では取りまとめる予定だ」と話している。 榊原定征氏(東・・・...
厚生労働省の「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」は2日の会合で、「医師少数区域などで一定期間勤務した認定医師」という趣旨の広告を可能とすることを医療広告ガイドライン(指針)に追記することで合意した(p7参照)。 医療機関が広告する場合は、「医師少数区域経験認定医師」と表示する必要がある。 ガイドラインの見直しは、医師少数区域などでの勤務経験のある医師の認定制度が2020年4月からスタートしたことを踏まえた対応(p14参照)。 この制度では、医師少数区域といった特に医師を確保す・・・...
政府の規制改革推進会議は2日、医療や介護分野のタスクシフトの推進策を盛り込んだ答申をまとめた。特定行為研修を修了した看護師の配置の促進を具体策の一つに挙げ、診療報酬による評価を含めて普及を後押しするとしている。2020年度中に検討を始め、21年度に措置する(p56~p57参照)。医療・介護分野の具体策を固めたワーキング・グループの大石佳能子座長は、会議終了後の記者会見で、診療報酬の施設基準の見直しなどで対応すべきだとの考えを示した。 答申には、ナショナルデータベースなど医療分野でのビッグデータ・・...
厚生労働省は2日の「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」で、2019年度に少なくとも1,137サイトが医療広告規制に違反していたため、運営側に注意喚起を行ったことを明らかにした(p60参照)。違反があったのは、計5,884カ所(p61参照)。18年度に通知したサイトを合わせると、855サイトで改善が見られたものの、60サイトは改善されず、83サイトが改善不足だった(p60参照)。厚労省では、ネットパトロールによって医療機関などのウェブサイトの適正化を進めるとともに、「医療広告協議会」での議...
オーストリアamsは、256チャネル入力に対応する医療用X線フラットパネル検出器向けデジタル読み出しIC「AS5850A」を発売した(ニュースリリース)。医療用X線フラットパネル検出器は、入射したX線をシンチレーターで光に変換し、各画素に作り込んだフォトダイオードで受光して電気信号(電荷)として蓄える。各画素にはTFT(Thin Film Transistor)素子が作り込まれており、これを使っ......
医療機器メーカーのテルモが、デジタル治療(DTx: Digital Therapeutics)の領域に踏み出す。MICINと業務提携し、糖尿病の治療を支援するアプリの共同開発を目指すことを2020年7月1日に発表した。 開発するアプリは、血糖値や服薬状況、食事、運動の情報に応じて、行動変容を促すガイダンスを提供する。医療機器として承認申請することも検討しているが、現段階では未定。 テルモは糖尿病......