
[診療報酬] 26年度診療報酬改定で「真水での対応」求める 日医会長
日本医師会の松本吉郎会長は16日の定例記者会見で、医療機関が物価や賃金の上昇に対応できるようにするため、2026年度の診療報酬改定では、医療費の一部を削減して必要な財源を確保するこれまでの方法ではなく、純粋に財源を上乗せする「真水での対応」を求めた。 松本氏はまた、石破茂首相が14日の新しい資本主義実現会議で、医療・介護・保育・福祉の経営の安定や賃上げにつなげるため、次の報酬改定で必要な対応を行う方針を示したことへの受け止めを問われ「非常に歓迎している」と述べ、確実な実行を求めた。 一方、地・・・...