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[医薬品] 2021年7月分貿易統計(速報) 財務省

 財務省は18日、2021年7月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額(p3参照)(p5~p8参照)▽総額/754億円(前年同月比17.9%増)▽米国/254億円(23.9%増)▽EU/87億円(36.5%増)▽アジア/324億円(25.5%増)▽中国/116億円(26.0%減)●輸入額(p4参照)(p13~p16参照)▽総額/3,600億円(38.3%増)▽米国/716億円(94.6%増)▽EU/1,965億円(41.9%増)▽アジア/279億円(3...

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[医療提供体制] 東京の入院・重症者数、過去最高の水準を更新 厚労省

 厚生労働省は18日、第48回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。東京の感染状況について「入院者数と重症者数は共に過去最高の水準を更新し続けており、夜間をはじめ新規の入院受け入れ・調整が困難な事例が生じている」と説明している(p2参照)。 厚労省によると、10日時点の全国の入院者数は1万8,611人で、1週間前と比べて3,597人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は49.9%(1週間前は40.6%)(p6参照)。都道府県別では、滋賀(82....

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[医療提供体制] 酸素濃縮装置の発注見込みなどの調査で事務連絡 厚労省

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は18日、酸素濃縮装置の発注見込みなどの調査に関する事務連絡を、都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した(p1参照)。 事務連絡では、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が急速に増加し、これまでに経験したことのない感染拡大となり、自宅療養や入院等調整中の人が増えていることや、自宅療養や宿泊療養中の人などの症状が悪化した場合に一時的な酸素投与などを行うため、入院待機施設(ステーション)の設置や、既存の宿泊療養施設の一部に酸・・・...

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[医療提供体制] 医療従事者である濃厚接触者への外出自粛要請を改正

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は18日、「医療従事者である濃厚接触者に対する外出自粛要請への対応について」(13日付事務連絡)を一部改正し、各都道府県などに事務連絡を出した(p1~p2参照)。 13日付事務連絡では、濃厚接触者となった医療従事者について、ワクチン2回接種済みなどの要件を満たし、基本的感染対策等の注意事項を満たせば、「新型コロナウイルス感染症対策」に従事することは不要不急の外出に当たらないとしていた(p3参照)。 18日付事務連絡では、「医療」に従事することは不・・・...

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[医療提供体制] 新型コロナワクチン1回接種、全人口の半数に達する 政府

 政府は18日、新型コロナウイルスワクチンの総接種回数を更新した。高齢者を含む一般接種および医療従事者等の合計は1億1,335万1,510回となった(p1参照)。うち1回以上接種者は6,399万5,377回、接種率50.3%(全人口1億2,713万8,033人)となり、全人口の半数に達した。2回接種完了は4,935万6,133回、接種率38.8%。 高齢者の接種回数は6,145万7,345回。うち1回以上接種者は3,141万1,074回、接種率88.5%(65歳以上の人口3,548万6,339人)、...

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[看護] 看護師の特定行為研修機関、17日付で18施設を追加指定 厚労省

 厚生労働省は17日付で、看護師向けの特定行為研修の実施機関として新たに18施設を指定した(p1参照)。一方、1施設の指定を3月31日付で取り消したことも明らかにした(p6参照)。これらにより、実施機関は計約290施設に増加。ただ、都道府県別で見ると、宮崎県だけがいまだに整備されていないことも分かった。 今回の追加指定は、医道審議会の看護師特定行為・研修部会が2日に審議した結果を踏まえた措置。新規の18施設のうち、5施設が「領域別パッケージ研修」の認定を受けた(p1参照)。 厚労省はまた、既に・・・...

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[医薬品] 医薬品8品目の一般的名称を決定 厚労省・通知

 厚生労働省は17日、新たに8医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は以下の通り。▽ロペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)(p2参照)▽デルシメラゴン リン酸(p3参照)▽ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)(p4参照)▽フェラジリマブ(遺伝子組換え)(p6参照)▽アコラミジス塩酸塩(p8参照)▽レカネマブ(遺伝子組換え)(p9参照)▽デュークラバシチニブ(p11参照)▽サバトリマブ(遺伝子組換え)(p12参照)・・・...

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[医療提供体制] コロナ重症者の移送・搬送、3時間以上は高リスク 厚労省

 厚生労働省は17日、新型コロナウイルス感染症の重症患者について「3時間以上かけて移送・搬送することはリスクが高い」とし、対象者の選択や搬送手段を慎重に考慮するといった留意点を都道府県などに事務連絡した。また、広域移送や搬送を実施する際には、対象の患者やその家族からインフォームド・コンセントを事前に得るよう求めている(p3参照)。 厚労省は、広域移送・搬送の後、治療によって当該患者の病状に一定程度の改善が認められた場合を想定し、広域移送・搬送元の医療機関やその周辺の別の医療機関などに移・・・...

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[感染症] 新規報告数11週連続0人、累積患者報告数7人 風しん・第31週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは17日、「風しんに関する疫学情報:2021年8月11日現在、第31週(8月2日-8月8日)」を公表した。 第31週の新規報告数は11週連続で0人となった。第1週からの累積患者報告数は遅れ報告もなかったため、前週と変わらず7人だった。なお、8月12日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...

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[救急医療] 21年8月9日-8月15日の熱中症による救急搬送は1,805人 消防庁

 消防庁が17日に公表した8月9日-8月15日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1,805人、4月26日からの累計は3万8,274人となった(p1参照)(p4参照)。6月1日-8月15日の搬送人員数は3万6,573人で前年同時期(3万3,910人)と比べ2,663人増加した(p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)9人(0.5%)、少年(7歳以上18歳未満)121人(6.7%)、成人(18歳以上65歳未満)546人(...

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コロナ患者の入院調整を「脱ファクス」、山口県が病院と保健所の情報共有システム導入(ニュース)

 医療ベンチャーのTXP Medical(東京・文京)は2021年8月16日、新型コロナウイルス感染症患者の入院調整をスムーズにする新システムを開発し、山口県が導入したと発表した。山口県ではこれまで保健所や医療機関とファクスやメールで入院調整をしていたが、2021年8月2日から全て新システムに切り替えた。 導入した新システムの名称は「Yamaguchi COVID-19 Information S......

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[医療提供体制] PTPシート誤飲、内視鏡で摘出の事例 医療機能評価機構

 日本医療機能評価機構は、PTPシートを誤飲した事例が、2016年7月から21年6月までに52件報告されていることを明らかにした。このうち32件については、看護師がPTPシートのまま患者に渡した事例だった(p1参照)。 看護師がイーケプラ錠と酸化マグネシウム錠を渡す際、患者から「薬はもう少ししてから飲む」と言われた事例では、看護師は薬剤をPTPシートから取り出して渡すことになっていたが、患者は70歳代で受け答えに問題がなかったため、PTPシートのまま容器に入れて渡した。10分後に訪室すると、患者は「...

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[介護] 要介護認定の主治医意見書記入の手引きなど見直しで通知 厚労省

 厚生労働省老健局老人保健課長は16日、要介護認定における「認定調査票記入の手引き」「主治医意見書記入の手引き」及び「特定疾病にかかる診断基準」の見直しについて、各都道府県などに通知を発出した。4月からの改正介護保険法の施行により見直された認定調査票(概況調査)や主治医意見書の様式の記入方法などを明確化した(p2参照)。 「認定調査票記入の手引き」では、「施設等利用の場合」について「医療機関における病床の種別(精神病床等)や障害福祉サービス(グループホーム等)等、調査対象者の状況につい・・・...

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[医療提供体制] アストラゼネカ社ワクチン健康調査に8医療機関参加 厚労省

 厚生労働省健康局健康課は、アストラゼネカ社ワクチン接種後の健康状況調査に関する事務連絡(16日付)を都道府県、市町村、特別区の衛生主管部(局)に出した。新たに2医療機関が調査への協力を申し出たため、調査に参加するのは計8医療機関(16日現在)となった(p1参照)。 事務連絡では、調査実施に必要な情報を提供するウェブサイトを整備したことも説明。調査への参加を希望する場合は「サイトにアクセスし、掲載された手順に従って必要な申し込み等を行うこと」としている(p1~p2参照)。・・・...

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[医療提供体制] 宿泊療養施設などへの医療者派遣、補助金が2倍に 厚労省

 厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染患者がいる施設に職員を派遣する医療機関への財政支援を拡充したことを明らかにした。健康管理を強化した宿泊療養施設や都道府県知事が開設する「臨時の医療施設」、入院待機ステーションへ16日以降に医師を派遣する医療機関に対し、1人につき1時間当たり最大で1万5,100円を補助する。それ以外の医療従事者の派遣の場合は同様に5,520円、業務調整員なら3,120円をそれぞれ上限に給付。いずれも、上限額が従来から倍増した(p3~p4参照)。 厚労省は、派遣される医師や看護師...

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[診療報酬] 自宅・宿泊療養者へのオンライン診療、250点上乗せ 厚労省

 厚生労働省は、自宅・宿泊療養中の新型コロナウイルスの感染患者に医師がオンライン診療を行った場合でも、診療報酬の「二類感染症患者入院診療加算」(250点)を算定できると、都道府県などに事務連絡した。16日からの適用で、コロナ禍での臨時的・特例的な措置とする(p2参照)。 このケースで算定可能なのは、その患者に主として診療を行っている医師が所属する1つの医療機関で、1日につき1回(p2参照)。 厚労省はこれまで、感染患者への入院診療を行った医療機関に対し、第二種感染症指定医療機関の指定の有無・・・...

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[医療提供体制] 妊婦のコロナワクチン接種、時期を問わず勧める 関係学会

 日本産科婦人科学会などは14日、新型コロナウイルスワクチンについて時期を問わず妊婦の接種を勧めるとする新たな提言を公表した。感染が全国的に広がっていることや、アメリカ疾病対策センター(CDC)が妊婦への接種を強く推奨していることを踏まえた見解で、最新の知見に基づき従来の考え方を見直した(p1参照)。 提言をまとめたのは、同学会と日本産婦人科感染症学会、日本産婦人科医会。3団体は、特に妊娠後期に新型コロナに感染した場合に重症化しやすいとされているとし、注意を呼び掛けている。また、妊婦は家庭・・・...

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[医療提供体制] 結核菌がINHなどに耐性の場合は5剤併用療法を 厚労省

 厚生労働省は13日、結核医療の基準の一部を改正する案を公表した。日本結核・非結核性抗酸菌症学会や日本結核病学会によって治療指針の見直しや治療に対する考え方が公表されたことを踏まえ、「患者の結核菌がINH(イソニアジド)及びRFP(リファンピシン)に対して耐性を有する場合、5剤併用療法を行うこと」としている(p2参照)。 薬剤の選択に当たっては、「原則、LVFX(レボフロキサシン)及びBDQ(ベダキリン)を基本薬とし、EB(エタンブトール)、PZA(ピラジナミド)、DLM(デラマニド)又はCS(サイ...

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[医療提供体制] コロナ抗体カクテル療法、宿泊療養でも使用可 厚労省

 抗体カクテル療法と呼ばれる新型コロナウイルス感染症の中和抗体薬のロナプリーブ点滴静注セット300、同1332(一般名カシリビマブ及びイムデビマブ)について、厚生労働省は、宿泊療養施設や入院待機ステーションでも投与が可能であることを都道府県などに事務連絡した(p8参照)。投与後の容態悪化に対応できるよう、これらを有床の臨時的な医療施設の対象とする(p9参照)。一方、高齢者施設や自宅での使用を引き続き認めないことも併せて周知した(p8参照)。 厚労省は、ロナプリーブを投与している間は患者・・・...