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富士フイルムらが認知症早期発見の検査手法、2024年度の実用化目指す(ニュース)
富士フイルムは東京都健康長寿医療センター(東京・板橋)と共同で、人工知能(AI)を用いた認知症スクリーニング検査手法の研究を始めた。目や体の動きをAIで解析し、認知症疑いの判定に有効な指標を見つけることを目指す。従来に比べて簡便に受けられる新たな検査手法を確立し、認知症の早期発見につなげる考えだ。 従来の認知症の検査は、専門医による問診や神経心理検査、MRI画像検査など、専門の医療施設で長時間か......
[医療提供体制] 救急搬送困難事案、全国的に増加傾向 厚労省
厚生労働省は、22日に開催された第107回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。救急搬送困難事案については「非コロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに、全国的に増加傾向となっている」と報告している<doc6269page2>。 16日時点の全国の入院者数は1万5,014人で、1週間前と比べて2,843人増えている。重症者数も前週比166人増の839人となっている<doc6269page7>。 病床使用率は全国的に上昇傾向にあり「感...
[介護] 介護現場で療養者・従事者のコロナ感染も 厚労省
厚生労働省が22日に公表した第107回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価は、介護の現場で「施設内療養や、療養者及び従事者の感染がみられる」と説明している<doc6269page2>。 高齢者の新規感染者数に関しては「緩やかに増加を継続し、重症者数と死亡者数も増加傾向にある」と報告。今後の感染状況については「地域差や不確実性はあるものの、増加速度の鈍化がみられ、ピークを迎える可能性もある」との見解を示している<doc6269page2>。・...
[医療改革] 職種別の給与費、強力かつ継続的に報告を要請へ 政府の検討委
政府の公的価格評価検討委員会は22日、医療分野の費用の「見える化」を議論し、医療法人に経営情報を集める新たな制度で、医師や看護職員など職種ごとの給与費の報告を「強力かつ継続的に」求めることになった<doc6235page1>。 新たな制度の枠組みは、厚生労働省の「医療法人の経営情報のデータベースの在り方に関する検討会」が固めた。医業収益や給与費、委託費などのデータの提出を全ての医療法人に原則義務付ける一方、職種ごとの給与費の報告は任意とされた。 医療法人の負担に配慮したためだが、公的価...
[医薬品] 国産初の軽症者向けコロナ飲み薬を緊急承認 厚労省
厚生労働省は22日、塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ錠125mg」を緊急承認した<doc6253page1>。同錠は、軽症者にも投与できる初の国産の新型コロナ飲み薬で、迅速な実用化を目指す新たな承認制度が適用された第1号案件。政府は承認後、速やかに100万人分を購入することで塩野義と既に契約を締結している。 ゾコーバは、ウイルスの増殖に必須の酵素を選択的に阻害することで、増殖を抑制する。通常は12歳以上の小児や成人に対し、1日1回投与する。用量は1日目が3...
親に介護が必要になったときにきょうだいで話すべきこと【家族トラブルを避けるために】
親に介護が必要になると「どこで誰が介護をするのか」「介護費用はどう分担するか」など、きょうだい間で話し合う必要があります。そんなときにスムーズに話が進むよう家族間で決めておくべきことについて解説します。...
[医療提供体制] 病床確保料の減額調整、基幹的医療機関など対象外 厚労省
厚生労働省は21日、新型コロナウイルス感染症に係る病床確保料の減額調整の対象を狭めることを都道府県に事務連絡した。地域で新型コロナの病床確保に中核的な役割を果たす基幹的医療機関や、構造上の事情により病棟単位でその病床を確保して運用する医療機関などについては、知事の判断で調整の対象外とすることが可能だとしている<doc6254page2>。 ほかに対象外にできるのは、▽周産期や小児、透析、精神の4つの診療科▽10月1日(調整が11月1日からの場合は同日)から2023年3月31日までの即応...
[感染症] 検査数・陽性者数増も陽性率減、解釈困難なパターン 感染研
国立感染症研究所は21日、新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報(第45週、11月7日-11月13日)を公表した。第45週は多くの指標で上昇を認めたが「検査数と検査陽性者数は増加したが、検査陽性率が減少し、解釈困難なパターンであった」との見解を示している<doc6255page1>。 週報によると、前週と比較して、中等症以上、重症の症例は共に増えた。年齢群別では、中等症以上の症例は、「0-4歳」と「20歳以上」の群で増加。重症の症例では、「20歳以上」の群で増えた。レベルとしては、...
21年度の減床支援は単独45億円、統合13億円 単独で2,303床減、統合で467床減に『MC plus Monthly』11月号
■最新号もくじ(p1~p11参照)<医療提供体制>21年度の減床支援は単独45億円、統合13億円単独で2,303床減、統合で467床減に<健康政策>健康日本21(第二次)の目標達成は8項目次期プランでは「実効性」が焦点に<医療費適正化>白内障手術、化学療法の外来化に目標設定か次期医療費適正化計画で具体策導入を検討<介護>介護人材確保、生産性向上へ経営大規模化を社会福祉連携推進法人は4府県4法人に<トピックス>看護職員の処遇改善効果を把握へ 医療経済実態調査75歳以上の医療保険料を引き上げ 後期高齢...
[医薬品] 医薬品3品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
厚生労働省は18日、新たに3医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は、以下の通り。▽ネタルスジルメシル酸塩<doc6296page2>▽アンセラミマブ(遺伝子組換え)<doc6296page3>▽デペモキマブ(遺伝子組換え)<doc6296page5>・・・...
[インフル] 全国報告数407人、前週から137人増 インフルエンザ・第45週
厚生労働省は18日、2022年第45週(11月7日-11月13日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は407人で前週から137人増、前年同期と比べ379人の増加となった<doc6250page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc6250page2><doc6250page6>▽定点当たり報告数(全国):0.08▽報告患者数(全国):407人▽都道府県別定点当たり...
[医療改革] 国家公務員の看護師長の給与、23年4月からアップ 人事院
管理的な立場にあったり、特に高度な知識や経験に基づき困難な業務を行ったりする国家公務員の看護師の給与が、2023年4月から増える。人事院が給与制度を見直し、これらの看護師がキャリアアップに伴ってより高い職務の級に上がれる環境を整えた。専門性や能力のある人を適切に評価することで、その活躍をより支援するのが狙い。仕事内容や実績などを踏まえ、厚生労働省など各省が昇格の対象となる看護師を最終的に決め、処遇改善につなげる。 人事院が18日、国立ハンセン病療養所や医療刑務所などに勤務する看護職が適用さ・・・...
[看護] 級別標準職務表の改正、画期的で高く評価 日看協が見解
国家公務員の「医療職俸給表(三)」の級別標準職務表を改正する人事院規則が公布されたことを受け、日本看護協会は18日「画期的な改正であり、高く評価する」との見解を発表した。また、今回の見直しを契機に、多くの現場で看護の専門性と役割の重要性に見合った賃金体系の導入が進むことを期待するとしている<doc6201page1>。 見直しの内容は、▽副看護師長を新たに3級とし、従来は3級だった看護師長の基本的な位置付けを4級とする▽特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師の職務を新たに...
[感染症] ワクチン接種歴は4回目までしか入力できない仕様 厚労省事務連絡
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、都道府県などに出した事務連絡(18日最終改正)で、「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム」(HER-SYS)での新型コロナウイルスワクチン接種歴の入力について「現時点では4回目までしか入力できない仕様となっている」と伝えた。既に5回目接種が行われているが、接種回数を「不明」とするよう求めている<doc6205page19>。 事務連絡では「今後、5回目以降の入力を可能とする改修を行う予定である」と説明。それまでの間、「新...
[医薬品] 9価HPVワクチン定期接種化の省令、23年4月に施行 厚労省
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会は18日、組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(9価HPVワクチン)の定期接種化に関する諮問事項を議論した。反対意見はなく、厚生労働省は、2023年度からの定期接種化に向け、関係法令上必要な手続きを進める<doc6160page10>。 厚労省によると、11月から12月にかけて予防接種実施規則(省令)に関するパブリックコメントを実施。23年1月ごろに省令を公布し、4月1日に施行する予定<doc6160page10>。 9価...
[感染症] 感染性胃腸炎の報告数が3週連続で増加 感染症週報
国立感染症研究所は18日、「感染症週報 第44週(10月31日-11月6日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc6195page6><doc6195page25>。▽インフルエンザ/0.06(前週0.03)/第40週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/0.85(0.94)/2週連続で減少▽咽頭結膜熱/0.08(0.07)/3週連続で増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.38(0.45)/前週から減少▽感染性胃腸炎/2.44(...
[医療提供体制] かかりつけ医機能関連報酬の算定医療機関は2割程度、「定義の明確化」は切り離して検討か
「かかりつけ医機能を制度整備する」との政府方針を受け、厚生労働省が検討を進めている。検討会などの議論では、まだ具体的な方向が見えるまでには至っていないが、患者・国民にとって分かりやすい「定義」とそれに基づく情報発信が最大の焦点となりそうだ。◆外来医療計画の一環で「定義」を議論 政府が6月に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)2022」には、「かかりつけ医機能が発揮される制度整備を行う」との方針が明記された。それを受け、厚労省は「第8次医療計画等に関する検討会」で7月から議論・・・...