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[介護] 地域包括ケアシステムの推進で議論 社保審・介護給付費分科会

 社会保障審議会・介護給付費分科会が5日に開かれ、地域包括ケアシステムの推進について「認知症への対応力強化」「看取りへの対応」「地域の特性に応じたサービスの確保」の3テーマを議論した。厚生労働省からは「認知症専門ケア加算」の対象を訪問系サービスに広げる案や、「無資格者」の認知症基礎研修受講を義務付ける考えなどが示された(p26参照)(p43参照)。 認知症への対応力強化についてでは、施設系サービス、グループホームを対象に、認知症介護について一定の経験を有し、自治体が実施する認知症ケアに・・・...

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[感染症] 東京都のコロナ重症患者増、医療体制への影響に警戒必要

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第18回)が5日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「重症患者数が増加しており、今後の推移と通常の医療体制への影響に警戒が必要である」との見解を示している(p2参照)。 コメント・意見では、4日時点の入院患者数について、前回(10月28日時点)の951人から1,040人となったことなどに触れ「入院患者数は1,000人前後で推移しており、入院患者数の急増にも対応できる病床の確保が必要な状況には変わりはない」とした...

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[社会福祉] 被保護世帯総数は前年同月比0.1%減の163万5,356世帯 厚労省

 厚生労働省はこのほど、2020年8月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1~p6参照)。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):205万43人(前年同月比2万5,006人減・1.2%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):163万5,356世帯(1,290世帯減・0.1%減)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない)▽高齢者世帯/90万3,056世帯(6,434世帯増・0.7%増)▽高齢者世帯を除く世帯/72万4,586世帯(6,937世帯減・0.9%減)●高齢...

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[医薬品] タケキャブ錠の副作用の経過・処置を記載 厚労省が安全性情報

 厚生労働省は4日、医薬品・医療機器等安全性情報(No.377)を公表した。安全性情報では、添付文書(使用上の注意)の改訂を指導した、消化性潰瘍用剤の「ボノプラザンフマル酸塩」(タケキャブ錠10mg、同20mg)の副作用の経過と処置を取り上げ、医療関係者に注意を促している(p20~p21参照)。 ボノプラザンフマル酸塩を巡っては、10月の添付文書改訂で、「重大な副作用」の項に、「ショック、アナフィラキシー」と「肝機能障害」を追記していた。直近約3年(2017年4月-20年3月)の副作用報告で因果関係...

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[人口] 人口動態統計月報 20年6月分 厚労省

 厚生労働省は4日、2020年6月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態(p5参照)▽出生数/7万451人(前年同月比0.4%減・253人減)▽死亡数/9万9,551人(1.8%減・1,835人減)▽自然増減数/2万9,100人の減少(1,582人増)●死因別死亡数の上位3位(p12~p15参照)▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万281人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万3,948人▽老衰/9,856人・・・...

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[感染症] 新規報告数2週連続0人、累計患者数92人 風しん疫学情報・第43週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは4日、「風しんに関する疫学情報:2020年10月28日現在、第43週(10月19日-10月25日)」を公表した。それによると、新規報告された患者数は2週連続で0人だった。遅れ報告もなかったため、第1週からの累積患者報告数は前週から増減なく92人となった。なお、10月29日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...

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厚労省のオンライン診療検討会、初診を含めた恒久化に向けて12月中にも方針決定へ(ニュース)

 厚生労働省は2020年11月2日、「第11回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」を開催し、初診を含めたオンライン診療の恒久化に向けた議論を始めた。引き続き検討し、12月中にも大枠の方針を決めるとしている。 厚労省は検討会で、安全性と信頼性をベースに初診を含めたオンライン診療を原則解禁するとの方向性を提示した。映像があることを原則とする。 検討会では複数の委員から、初めて......

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[介護] 介護キャリア段位、112人が新規認定 シルバーサービス振興会

 シルバーサービス振興会はこのほど、介護プロフェッショナルキャリア段位制度の新規レベル認定者を公表した。10月に開催されたレベル認定委員会での審議の結果、新たに112人のレベル認定者が誕生。レベル認定者の総数は6,844人となった(p1参照)。 サービス種類別でみたレベル認定者数が多いのは、介護老人福祉施設1,711人、介護老人保健施設1,673人、通所介護841人など。 レベル別の内訳は、▽レベル2(1)・2,445人▽レベル2(2)・1,954人▽レベル3・1,473人▽レベル4・946人▽ユニ...

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[経営] 11月2日付 福祉医療機構(医療貸付)主要貸付利率表

 独立行政法人福祉医療機構は11月2日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定する。詳細は以下の通り(p1~p5参照)。【医療貸付の固定金利】(p1参照)●病院の新築資金・甲種増改築資金:▽10年以内/0.208%▽10年超-11年以内/0.220%▽11年超-12年以内/0.240%▽12年超-13年以内/0.260%▽13年超-14年以内/0.280%▽14年超-15年以内/0.300%▽15年超-19年以...

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[医療提供体制] 重点医療機関での高額機器、リースより安価なら購入可

 厚生労働省は2日、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業に関するQ&Aを改訂した。新型コロナ患者専用の病院や病棟を設定する医療機関である重点医療機関などでの高額な医療機器について、リースよりも安価で購入できる場合などでは、必ずしもリースで整備する必要はないとの解釈を示している(p36参照)。 同事業では、重点医療機関などが新型コロナ患者に高度で適切な医療を提供するために必要な設備に対し、都道府県が補助金で支援する。新型コロナ患者への医療提供体制を整えるのが目的。 補助対象の設備は、・・・...

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[医療提供体制] オンライン初診の課題に腹痛や胸痛への対応など 厚労省

 オンライン診療の指針の見直しについて話し合う厚生労働省の検討会が2日開かれ、同省は、初診からオンライン診療を原則解禁する際の課題として、多くの疾患が原因になり得る「腹痛」や、心筋梗塞の恐れがある「胸痛」などへの対応を挙げた(p61参照)。検討会には、受診歴がない患者をオンラインで診療することのリスクの大きさを指摘する意見もあり、同省では、ルールの具体案を次回に示す。新たなルールの大枠を年内に固め、年明け以降、できるだけ早く指針を改訂したい考え。 オンライン診療の新たなルールは、厚労省・・・...

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[介護] 介護報酬、引き上げる状況ではないとの認識で一致 財政審・分科会

 財政制度等審議会の財政制度分科会は2日の会合で、新型コロナウイルスの感染拡大による国民生活への影響に鑑み、介護報酬を引き上げる状況ではないとの認識で一致した。引き上げによって、さらなる負担を国民に強いることは避けるべきだとの考えに基づく。医療に関しては、新型コロナに対応した医療機関への臨時的な支援策について、従来の交付金措置から診療報酬への対応に軸足を移すべきだといった意見が出た。 同分科会後の記者会見で、増田寛也分科会長代理が明らかにした。 この日は、社会保障などがテーマとなり、財・・・...

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[感染症] BSL-4施設の着工から稼働まで最低5-7年 厚労省が検討会で説明

 厚生労働省は2日に開かれた「国立感染症研究所BSL-4施設の今後に関する検討会」の初会合で、新しいBSL-4(バイオセーフティーレベル4)施設の着工から稼働までの「一般的なスケジュール」を示し、着工から稼働までには「最低5-7年を要する」などと説明した(p6参照)。国立感染症研究所の脇田隆字所長も、同研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)の施設は建築後39年を経過していることなどを取り上げ、移転・新設を早急に検討する必要があるとした(p33参照)。 住宅地に隣接する村山庁舎を巡っては、同研究所が201...