
[医療提供体制] 医療機関への相次ぐサイバー攻撃でガイドラインを見直し
医療機関への相次ぐサイバー攻撃を受け、厚生労働省は3月31日、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を見直した。2021年に複数の病院から感染が確認されているコンピュータウイルス「ランサムウェア」などへの対応を示した。 ランサムウェアは、パソコンやサーバのデータを暗号化し、復元のための身代金を要求するコンピュータウイルス。そのウイルスに感染した徳島県の病院では電子カルテシステムの閲覧ができず、新規患者の受け入れを一時中止するなど病院機能に大きな影響を与えた。 今回、厚労省が示し・・・...