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[診療報酬] リフィルの処方箋料、導入直後に869病院が算定 中医協・部会

 発行した処方箋を一定期間に反復利用する「リフィル処方箋」の処方箋料について、2022年5月に全国の869病院が算定していたことが厚生労働省の集計で22日明らかになった。診療所は2,338カ所が算定していた<doc8507page216>。リフィル処方箋は、22年度の診療報酬改定に伴い導入された。「再診の効率化」につなげるのが狙いで、最大で3回使用できる。 厚労省は、リフィルの処方箋料が導入直後の22年5月診療分でどれだけ算定されていたかナショナルデータベース(NDB)を使って集計し、中...

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[診療報酬] 指示書でのリハ職の訪問看護、平均1日48.6分 中医協・総会

 厚生労働省は22日、訪問看護指示書での記載事項である理学療法士(PT)などリハビリ職による訪問看護について1日当たり平均48.6分、週平均1.6回行うよう主治医から訪問看護事業所に指示が出ていたとの調査結果を、中央社会保険医療協議会・総会に報告した。2022年度診療報酬改定で1日当たりの時間と週当たりの回数の記載が必須となった。リハビリ職による訪問看護のうち、PTによる実施が半数近くを占めていた<doc8518page652>。 調査によると、集まった訪問看護利用者調査票3,020件の...

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[診療報酬] プログラム医療機器、二段階承認制度を検討 中医協・総会

 厚生労働省は22日、治療アプリなどのプログラム医療機器(SaMD)について二段階承認制度を導入する方向で検討していることを中央社会保険医療協議会・総会で明らかにした<doc8534page2>。3月中に報告書を取りまとめ、2023年度中に関連の通知を出す。 第一段階の承認について、プログラム医療機器の使用目的や機能などの違いに応じた検討を行う。具体的には、▽非臨床試験で評価できる場合や探索的臨床試験が必要である場合の整理▽標榜可能な使用目的▽効果の範囲-など。第二段階の承認に当たっては...

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[医療提供体制] 政府が医療などの物価高騰対策支援に7千億円積み増し

 原材料価格の上昇や円安による物価高が続いているとして、政府は22日、追加対策を取りまとめた。新型コロナウイルス対策と合わせ、予備費から総額2兆円を年度内に措置する。新型コロナの感染拡大に伴う物価高騰への対策を支援する「地方創生臨時交付金」に1兆2,000億円を年度内に積み増し、医療・介護・保育施設などでの対策の支援に、そのうち7,000億円を充てる<doc8564page35>。 追加対策は政府の「物価・賃金・生活総合対策本部」がこの日まとめた。年度内に閣議決定し、22年11月に閣議決...

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[医薬品] ゾコーバ錠の追加安全対策、現時点では行わず 厚労省

 薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会が22日に開かれ、新型コロナウイルス感染症治療薬のゾコーバ錠の副作用報告があった<doc8538page1>。追加の安全対策について、現時点では行わないことで意見がまとまった。厚生労働省は、ゾコーバ錠に関する症例の集積を注視していく方針だ。 ゾコーバ錠の安全対策を巡っては、2月21日に開かれた調査会で、ゾコーバ錠の処方に当たって必要となるチェックリストの使用を徹底していくことを要望。厚労省は都道府県などに事務連絡(17日付...

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東京大学とGoogleが遺伝子解析で共同研究、予防医療に活用(ニュース)

 東京大学と米Google(グーグル)日本法人は、AI(人工知能)を活用した多遺伝子リスクスコア(PRS)モデル研究で協業する契約を締結した。Googleが開発したPRS予測AIモデルを、日本人を対象に再検証・改良し、東京大学のゲノムワイド研究の知見を基に評価する。日本における疾患管理や予防医療の発展に活用する。 Googleは、ゲノム配列データにおける変異や個人差を特定するプロセスの精度を向上さ......

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[医療提供体制] 感染症病床確保、協定医療機関を約3千に 医療計画

 都道府県が新たな医療計画(8次)に記載する新興感染症対策の枠組みが固まった。入院に関しては、各都道府県が全国の医療機関約3,000カ所と協定を結び、全国ベースで当面、約5.1万床の確保を目指す<doc8649page5>。医療計画は各都道府県が23年度中に作る。それに向けて厚生労働省は、協定締結までのプロセスを盛り込んだ指針を5月ごろ通知する方針。 各都道府県は、協定の締結に先立ち医療機関ごとの対応能力や締結に当たっての課題などを調査することになっており、厚労省は、それらの実施要領も指...

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[医療提供体制] 臨時医療施設への看護師派遣5月7日で終了へ 5類移行で

 厚生労働省は20日、新型コロナウイルスに感染して入院の治療が必要な人の受け皿となる臨時の医療施設に看護師を労働者派遣する特例を5月7日で終了させる見直し案を社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の医療部会に示した。新型コロナが感染症法上の5類へ移行するのに伴い、臨時の医療施設が原則として順次閉鎖されることになったのを踏まえた対応<doc8485page3>。 厚労省はまた、新型コロナワクチンの大規模接種会場や集団接種会場への看護師の派遣を3月末で終了させる案も示した。終了するのは、いずれも...

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[感染症] コロナ新規入院、10歳代と40歳代で微増 感染研

 国立感染症研究所は20日、新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報(第10週、3月6日-3月12日)を公表した。新規の入院例は、第2週以降、減少傾向となっているが、第10週は10歳代と40歳代で微増したと報告している<doc8535page2>。 第10週は第9週と比べて、新規陽性者数、検査数、検査陽性率がいずれも減少。診断時中等症以上の症例(新規届出)は103人、重症例(同)は21人でそれぞれ前週より減少した<doc8535page2>。 新規症例の発生から長いタイムラ...

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かかりつけ医機能の発揮が重要ポイントに 医療費適正化の観点でも水平連携を重視『MC plus Monthly』3月号

■最新号もくじ(p1~p11参照)<医療制度改革>かかりつけ医機能の発揮が重要ポイントに医療費適正化の観点でも水平連携を重視<糖尿病対策>医療機関間・多職種、予防と医療の連携も強化非常時はオンラインも活用し切れ目なく<循環器病対策>介護連携や有事対応でもリハビリの充実へ有事には通常診療との役割分担を円滑に<トピックス>電子処方箋、9月以降に普及加速へ 電子処方箋推進協議会・初会合2024年秋・健康保険証廃止 資格確認書は無償で発行へほか資料ダウンロードまたは(p1~p11参照)からお読みください※M...

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[感染症] コロナ応招義務「事情を総合的に勘案」5類変更後 厚労省見解

 厚生労働省はこのほど、感染症法上の位置付けが「5類」に移行した後の新型コロナウイルスに係る医師の応招義務について、個々の事情を総合的に勘案する必要があるとの考え方を示した。「2類相当」に位置付けられている新型コロナは現在、医師法に基づく医師の応招義務の対象外という扱い。制度上、特定の医療機関で対応すべきとされているための例外的な措置<doc8740page9><doc8740page14>。 しかし、位置付けが5月8日に「5類」に切り替わるのに伴い、新型コロナの感染やその疑...

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[医薬品] 「妊娠していない」ゾコーバ錠使用で入念に確認を 厚労省

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部と医薬・生活衛生局医薬安全対策課は、新型コロナウイルス感染症治療薬ゾコーバ錠の使用に関する事務連絡(17日付)を都道府県などに出し、女性患者の「妊娠していない」「妊娠している可能性がない」ことを入念に確認するよう、改めて管内の医療機関・薬局に注意喚起を行うことを求めた<doc8497page1>。 事務連絡では、ゾコーバ錠投与の数日後に妊娠検査薬で陽性反応が出たと医師に申告があった症例が新たに1件報告されたことや、製造販売業者から、女性患者...

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[感染症] 新型コロナワクチン接種の健康被害184件を厚労省認定

 厚生労働省は17日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した213件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した部会は、184件を認定、28件を否認、1件を保留とした<doc8480page1>。 今回の審議(10-40歳代)で認定された184件の年齢別では、40歳代が55件で最も多く、以下は、30歳代(50件)、20歳代(42件)、10歳代(37件)の順だった。疾病...

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[医療提供体制] 血液製剤基本方針変更で血漿分画製剤需給など検討

 薬事・食品衛生審議会薬事分科会血液事業部会が20日に開かれ、血液製剤に関する基本方針の再検討について議論した。血液の成分の血漿中に含まれるアルブミンなどのタンパク質を抽出・精製した「血漿分画製剤」の需給見通しなどを検討し、2023年度中に変更する基本方針が告示される見通し<doc8475page2>。 基本方針は、血液製剤の安全性の向上や安定供給の確保に関する基本的な方向、中期的な需給の見通しなどを記載している。血液法第9条の規定に基づき、少なくとも5年ごとに基本方針を再検討し、必要が...

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[インフル] 全国報告数5万4,796人、前週から4,561人増 インフルエンザ

 厚生労働省は17日、2023年第10週(3月6日-3月12日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は5万4,796人で前週から4,561人増、前年同期と比べ5万4,778人の増加となった<doc8536page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc8536page2><doc8536page6>▽定点当たり報告数(全国):11.10▽報告患者数(全国):5万4,79...

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[医療提供体制] 薬価改定前の買い占め注視 加藤厚労相

 加藤勝信厚生労働相は17日、閣議終了後の記者会見で、医薬品の安定供給を確保するため、2023年度の薬価改定に先立ち買い占めが起きていないか注視する方針を示した。 「中間年」に当たる23年度の薬価改定は、収載済みの全医薬品の69%に当たる約1万3,400品目が対象になる。 ただ、材料価格の高騰などで不採算になっている医薬品の安定供給を促すため、厚労省は1,100品目に「不採算品再算定」を特例で適用し、薬価を引き上げる方針。 厚労省によると、薬価の引き上げに先立ちそれらを買い占める動きが広がり、医薬品...

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[医療提供体制] 「医療・福祉」良い方向に25.3% 内閣府の社会意識調査

 内閣府が17日に公表した「社会意識に関する世論調査」の結果によると、良い方向に向かっている分野に「医療・福祉」を挙げた人が1,761人の25.3%を占め27項目の中で最高だった(複数回答可)。2021年に行った前回の調査からは5.6ポイントのダウン<doc8473page56>。 「医療・福祉」は16年の調査以来、7回連続でトップだが、20年までと21年以降とでは調査方法が異なるため、内閣府は「単純比較は行わない」としている。 今回の調査で「医療・福祉」が良い方向に向かっていると答えた...