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[医薬品] コロナワクチンモデルナ筋注の使用上の注意を改訂 厚労省が指示

 厚生労働省は15日、コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(COVID−19ワクチンモデルナ筋注)について、「使用上の注意」改訂の指示を出した(p1参照)。 モデルナ筋注は、「SARS-CoV-2による感染症の予防」に効能・効果がある。「臨床使用に基づく情報」に「接種開始後の国内副反応疑い報告における心筋炎、心膜炎の報告率と、国内の医療情報データベースを用いて算出した一般集団から推測される心筋炎、心膜炎の発現率とを比較したところ、本剤接種後の若年男性で頻度が高いことが示唆された」と追...

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[医療改革] オンライン資格確認の本格運用でレセプト請求の留意点 厚労省

 厚生労働省保険局医療介護連携政策課は、20日からのオンライン資格確認の本格運用開始に当たり、レセプト請求の運用における留意点などについて、関係団体に事務連絡を出した(p1参照)。 3月からの本格運用前のテストとして開始したプレ運用では、医療機関等からのレセプト請求等に係る運用は従来通りとしていたが、本格運用開始以降はシステム上の情報が原則正しいと判断してレセプト請求を行うよう求めている(p1参照)。 また、本格運用開始に伴い、患者等が受付時に閲覧の同意をしている場合は、限度額適用認・・・...

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[医療提供体制] 「幽霊病床」のレッテル貼り、医療体制への悪影響を懸念

 新型コロナウイルス感染症用に即応可能として医療機関が申請して補助金を受け取りながら実際は使用していない、いわゆる「幽霊病床」について、全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)などは、「レッテル貼りが行き過ぎてしまい、結果として真に必要な医療体制の確保に悪影響を及ぼさないよう配慮を求める」などとするコメントを発表した(p1参照)。 このコメントは、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部が15日、「次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像」の骨格を示したことを踏まえたもの・・・...

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[診療報酬] 一般流通のレムデシビル投与、薬剤料の請求可 厚労省事務連絡

 厚生労働省は15日付で、一般流通された新型コロナ治療薬「ベクルリー点滴静注用100mg」(成分名レムデシビル)を医療機関が患者に使用すれば薬剤料を保険請求できることを都道府県などに事務連絡した。一方、国による同剤の購入品の投与に係る薬剤料に関しては保険請求できないとしている(p2参照)。 レムデシビルは当初、国が購入して必要な各医療機関に配分していた。ただ、製造販売元のギリアド・サイエンシズで同剤の生産能力が大幅に向上し、需要を満たす供給の見通しが立ったことから、同社が18日に一般流通を開・・・...

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[医療提供体制] コロナワクチン3回目接種で救急セットの用意を推奨 厚労省

 厚生労働省医政局経済課(マスク等物資対策班)・健康局健康課予防接種室は、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(3回目接種)体制整備に係る医療用物資の配布に関する事務連絡(15日付)を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。救急措置としてエアロゾル発生手技を行う可能性もあることを指摘。「N95等マスク、アイプロテクション、長袖ガウン等を救急セットとして用意しておくことも推奨されている」と記載している(p1~p2参照)。 事務連絡では、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が開・・・...

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[感染症] 感染性胃腸炎など前週から増加 感染症週報・第39週

 国立感染症研究所は15日、「感染症週報 第39週(9月27日-10月3日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p6参照)(p28~p30参照)。▽インフルエンザ/0.00(前週0.00)/3週連続で増加▽RSウイルス感染症/0.54(0.76)/第35週以降減少が続いている▽咽頭結膜熱/0.10(0.09)/前週から増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.38(0.30)/前週から増加▽感染性胃腸炎/2.04(1.87)/前週から増加▽手足口病/1.14(0.9...

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[診療報酬] 費用対効果評価、価格調整方法の見直しなどで論点提示 厚労省

 中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会は15日、価格調整方法の見直しなど厚生労働省が提示した論点について議論し、診療側と支払側は基本的に賛同した(p2~p42参照)。しかし、製薬産業からの専門委員は、費用増加の場合に、厚労省案の最小の価格調整係数でなく、中間の係数を設定することや、費用削減の場合の取り扱いの検討を求めた。 費用対効果評価の結果による価格調整方法の見直しで、厚労省は論点として、▽効果が同等で費用が増加する場合(費用増加)については、最も小さな価格調整係数を用いる▽分析・・・...

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[診療報酬] 保険医療材料、外国価格調整の比較水準を引き下げへ

 中央社会保険医療協議会の専門部会は15日、2022年度の保険医療材料制度改革で新規収載品に係る外国価格調整の比較水準をさらに引き下げることや、外国平均価格の算出方法の検討を行うことを決めた(p16参照)。また、決定区分の「A3」や「B2」の医療機器について保険収載の迅速化を図ることでも合意した(p22参照)。 保険医療材料を巡っては、国内での価格と外国価格との差があることから、その是正に向けた新規収載品の価格の上限が随時見直されてきた。02年度にその上限が「外国平均価格の2倍以上の場合に2倍」に・...

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[インフル] 全国報告数10人、前年比3人減 インフルエンザ・第40週

 厚生労働省は15日、2021年第40週(10月4日-10月10日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は10人で前年同期と比べ3人減となった(p2参照)。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第5報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p4参照)。●定点報告(p1~p2参照)(p6参照)▽定点当たり報告数(全国):0.00(前年同期0.00)▽報告患者数(全国):10人(7人)▽都道府県別定点当たりの報告数:...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 10月18日-10月23日

 来週10月18日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。 (新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)10月18日(月)13:00-15:00 第29回 患者申出療養評価会議14:00-16:00 第120回 社会保障審議会 障害者部会10月19日(火)未定 閣議10月20日(水)9:00-10:30 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会10:30-12:00 中央社会保険医療協議会 総会10:00-12:00 第25回 厚生科学審...

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におい検知で介護支援、将来は健康管理も ケアテックの旗手abaの宇井代表取締役(日経クロステック EXPO 2021リポート)

 日経クロステック EXPO 2021の4日目の2021年10月14日には、aba(アバ、千葉県船橋市)代表取締役 宇井吉美氏が「介護ロボットで未来を支える」と題した講演を行った。abaは千葉工業大学で介護ロボットの研究開発をしていたメンバーで創業したスタートアップで、介護現場の課題を技術で解決する「ケアテック」分野の注目企業だ。2021年10月7日に発売した『日経テクノロジー展望2022 世界を......

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[介護] 高齢者・障害者施設の新型コロナ感染対策事例集を作成 東京iCDC

 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は14日、東京iCDC専門家ボードが「高齢者施設・障害者施設の新型コロナウイルス感染対策事例集」を作成したと発表した。これまで複数の高齢者・障害者施設でクラスターが発生していることや、ワクチン接種済みの人が感染するブレイクスルー感染も発生していることを踏まえ、不十分な感染対策などの実例を紹介している(p2参照)。 事例集では、高齢者や障害者は感染した際に重症化するリスクが高い場合もあることや、高齢者・障害者施設では、感染症が一度発生すると集団発生とな・・・...

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[介護] 高齢者・障害者施設の新型コロナ感染対策事例集を作成 東京iCDC

 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は14日、東京iCDC専門家ボードが「高齢者施設・障害者施設の新型コロナウイルス感染対策事例集」を作成したと発表した。これまで複数の高齢者・障害者施設でクラスターが発生していることや、ワクチン接種済みの人が感染するブレイクスルー感染も発生していることを踏まえ、不十分な感染対策などの実例を紹介している(p2参照)。 事例集では、高齢者や障害者は感染した際に重症化するリスクが高い場合もあることや、高齢者・障害者施設では、感染症が一度発生すると集団発生とな・・・...

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[医療提供体制] コロナ「幽霊病床」を見える化 政府方針

 政府は、新型コロナウイルス感染症用の病床として医療機関が申請しながらも実際は使用していない「いわゆる幽霊病床」を見える化する方針だ。これを解消し、感染拡大時の病床稼働率を8割超まで引き上げる。また、今夏の2倍程度の感染力にも対応できる医療体制を整えるため、公的病院の新型コロナ専用病床化も進める。 さらに政府は、看護や介護などの現場で働く人の収入の引き上げに向けて年末までに具体的な結論を出すほか、新型コロナの経口治療薬の年内の実用化を目指す。いずれも、岸田文雄首相が14日の記者会見で明言し・・・...

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[医療提供体制] 職場感染が未だ発生、テレワーク・時差出勤推進を 東京都

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第67回)が14日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「職場での感染が未だ発生している」と指摘。事業者に対し、テレワークや時差出勤、オンライン会議、3密を回避する環境整備などを推進するよう求めている(p6参照)。 コメント・意見では、新規陽性者数の7日間平均について、8月下旬から連続して減少し、13日時点で約86人/日となったことを説明。また、医療機関や高齢者施設などでの感染者の発生が引き続き報告されてい・・・...

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[医療提供体制] C2水準の判断基準、「公益上特に必要」な分野の新技術

 医師の働き方改革が始まる2024年4月に向けて、厚生労働省は、専門医としての高度な技能を身に付けるため、同年度以降も長時間労働を特例で認める医師(C2水準)の判断基準を決めた。内科や外科、総合診療など日本専門医機構が定める19の基本領域のうち、「公益上特に必要」な分野で、保険収載されていない新しい技術を学ぶ医師などを対象とする内容(p16参照)。 「公益上特に必要」な分野に該当するか、長時間労働が必要かを医療や労働の専門家などによる審査組織が医師の「技能研修計画」や医療機関の研修環境を審査し・・・...

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[医療機関] 機能評価の認定総数2,065病院、新規2病院 医療機能評価機構

 日本医療機能評価機構は13日、10月1日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。今回認定されたのは25病院(新規2病院、更新23病院)。認定総数は、前回から7病院が認定期限切れなどとなり、2病院が新規病院として認定されたため、2,065病院(前回までの認定病院数2,070病院)となった(p1参照)。 継続認定回数1回の新規認定病院として、▽医療法人春風会 樫村病院(香川県)▽社会福祉法人恩賜財団済生会京都府病院(京都府)-が記載されている(p2参照)。・・・...

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[医療提供体制] 救命救急センター充実段階評価、コロナ影響を精査 厚労省

 厚生労働省は、13日に開かれた第1回救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループの会合で、2021年の救命救急センターの充実段階評価について、20年と同様に新型コロナウイルス感染症の影響の実態を把握・精査する必要性を示した(p20参照)。 厚労省は、全国の救命救急センターの充実度を点数化して評価しており、専従医師数や救急科専門医数、センター長の要件を満たしているかなどを調査している。評価結果は、翌年度の医療提供体制推進事業費補助金、診療報酬の救命救急入院料に反映される。20年は、調査で新・・...

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[医療提供体制] 新興感染症と救急医療提供体制など検討事項案提示 厚労省

 厚生労働省は13日、第1回救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループの会合で、今後の主な検討事項案などを示した。救急医療に関しては、「新興感染症等と救急医療提供体制の関わり方」などを挙げている(p12参照)。 新型コロナウイルス感染症への対応を巡っては、医療計画の見直し等に関する検討会が「新型コロナウイルス感染症対応を踏まえた今後の医療提供体制の構築に向けた考え方」(2020年12月)をまとめていた(p131~p139参照)。 例えば、医療機関間の連携・役割分担の基本的考え方については、▽...