[医療提供体制] 現病歴・服用中の薬剤を確認して不適切な販売を回避
日本医療機能評価機構は、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の「共有すべき事例」を公表した。現病歴や服用中の薬剤を確認して「不適切な販売」を回避した事例を取り上げている(p3参照)。 「共有すべき事例」によると、禁煙補助薬を購入するため30歳代の男性が来局。処方箋による調剤を行っている患者ではなかったため、患者情報に関する記録はなかったが、過去に「ニコチネル パッチ20」を使用したことがあることを聴取した。「ニコチネル パッチ20」を販売する際に、改めて現病歴や服用中の薬剤を確認したとこ・・・...