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[経営] ドラッグストアの販売総額は6,416億円、前年同月比9.1%増 経産省
経済産業省は9月30日、2020年8月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り(p48参照)。●販売額▽総額/6,416億円(前年同月比9.1%増)▽調剤医薬品/486億円(5.4%増)▽OTC医薬品/790億円(5.0%増)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/494億円(42.2%増)▽健康食品/208億円(5.2%増)●店舗数:1万6,732店(3.6%増)・・・...
[経営] 医療・福祉業の売上高は4兆5,798億円 サービス産業動向調査・7月分
総務省は9月30日、2020年7月分の「サービス産業動向調査(速報)」を公表した。詳細は以下の通り(p4参照)。●売上高▽医療・福祉業全体/4兆5,798億円(前年同月比5.1%減)▽医療業/3兆2,846億円(6.2%減)▽保健衛生/521億円(14.2%減)▽社会保険・社会福祉・介護事業/1兆2,431億円(1.4%減)●事業従事者数▽医療・福祉業全体/822.6万人(増減なし)▽医療業/422.1万人(0.3%減)▽保健衛生/11.9万人(4.0%減)▽社会保険・社会福祉・介護事業/388....
[介護保険] 保険給付費の総額は8,458億円 介護保険事業状況報告・厚労省
厚生労働省は9月30日、2020年7月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り(p1参照)。●保険給付費▽保険給付費総額/8,458億円▽居宅(介護予防)サービス分/3,837億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,356億円▽施設サービス分/2,686億円●第1号被保険者数:3,564万人●要介護(要支援)認定者数:672.6万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約18.5%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス/385.5万人▽地域密着...
[医療提供体制] 20年度の病床機能報告、「診療実績」免除 厚労省が通知
厚生労働省は、2020年度の病床機能報告ではレセプト情報による診療実績(報告様式2)の回答を求めないことを通知で明らかにした。新型コロナウイルス感染症に対応する対象医療機関での業務負担の軽減を図るのが目的で、21年度報告では20年度分の診療実績の回答を求める(p2参照)。 対象医療機関は20年度から、原則として専用サイトで報告することとなる。回答は既に受け付けており、締め切りは11月30日(p3参照)。 インターネット環境が整っていないなどの理由で、専用サイトにアクセスできない場合、従来通り紙・・...
[医療機器] 区分B2の4製品など医療機器を保険適用 厚労省
厚生労働省は9月30日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2020年10月1日から保険適用されている。 今回は、区分B2(個別評価)(材料価格が個別に設定され評価されているもの)として、「ディスタルアクセスカテーテル」(テルモ)【132 ガイディングカテーテル[2]脳血管用(3)高度屈曲対応型】、「SMR TTメタルバックグレノイド」(日本リマ)【065 人工肩関節用材料[1]肩甲骨側材料(1)グレノイドコンポ―ネント イ 特殊型】、「SMR TTメタルバックグレノイド リバース用...
[医療提供体制] 医師の残業短縮へ、3年ごとに目標時間を設定 厚労省案
厚生労働省は「医師の働き方改革の推進に関する検討会」で、医師の労働時間短縮などに関する大臣指針の案を明らかにした。医師の時間外労働(残業)の上限規制が適用される2024年4月から、3年ごとに上限目標を設け、勤務医の労働時間の短縮を促す方針を示し、おおむね了承された(p100参照)。厚労省は関連法の改正後、告示する。 残業時間の短縮(時短)を巡っては、厚労省の「医師の働き方改革に関する検討会」が19年3月にまとめた報告書で、地域医療確保暫定特例水準(B水準)に指定されている医療機関が当面の目標と・・...
[介護] 介護職員の採用と定着で議論 社保審・介護給付費分科会
次期介護報酬改定に向けた社会保障審議会・介護給付費分科会の9月30日の議論では、介護職員の処遇改善をさらに推し進める意見が多く出た。また、介護職員が不足する中で、柔軟な人材配置を可能とするために、育児・介護などによる短時間勤務者の常勤換算の特例を認める案に、反対はなかった(p25参照)(p31参照)。 この日の分科会では、分野の横断的テーマから「介護人材の確保・介護現場の革新」が俎上に載った。介護職員のさらなる処遇改善のため、2019年には「介護職員等特定処遇改善加算」(特定処遇改善加算・・・...
[医療提供体制] 公立病院934億円の赤字、19年度地方公営企業決算 総務省
総務省は、2019年度の地方公営企業決算で公立病院事業の赤字額が934億円になったと発表した。赤字額は、前年度と比べて94億円(11.2%)の増加。事業別では、この事業のみが赤字となった(p8参照)。繰越利益剰余金などで補填できなかった累積欠損金は、約2兆円に上った(p16参照)。 総務省によると、19年度の公立病院623事業の全体の決算規模は4兆6,309億円(前年度比0.5%減)で、料金収入は3兆2,563億円(同1.1%増)。診療単価の増加などが増収に寄与した(p6参照)(p9参照)。 累積...
[感染症] 新型コロナの検査助成事業は高齢者らが対象 厚労省が事務連絡
厚生労働省健康局結核感染症課と老健局保健課は、新型コロナウイルス感染症の流行下における高齢者などを対象とした検査助成事業(疾病予防対策事業費等補助金)のQ&Aに関する事務連絡を都道府県、指定都市、中核市、保健所設置市、特別区に出した(p1~p2参照)。 Q&Aでは、検査助成事業について「市区町村が、検査実施体制を整備した上で、行政検査以外の検査事業を独自に行う場合に、当該検査に係る費用の一部を助成する」としている(p2参照)。 また、高齢者や基礎疾患を有する人が新型コロナウイルス感染・・・...
[医療改革] 新型コロナワクチン、健康被害救済の非課税を要望 厚労省
厚生労働省は、新型コロナウイルスの予防接種の副反応で健康被害を受けた人への「救済給付」を非課税にするよう、2021年度の税制改正で求めた。ワクチンの早期実用化をにらみ、治療費や死亡一時金などの給付に対する課税を禁じた「予防接種健康被害救済制度」などと同様の扱いにする措置を税制改正要望に盛り込んだ(p6参照)。 医療関連ではほかに、地域医療構想の実現に向けた税制上の優遇措置などを要望した。地域医療構想調整会議での合意に基づき、医療機関を再編統合するため資産を取得した場合などに、不動産取得・・・...
[経営] 医療・福祉業の入職者数、前年比約1.9万人増 厚労省
厚生労働省が9月30日に公表した2019年雇用動向調査の結果によると、医療・福祉業の1年間の入職者数は121万500人となり、対前年度比で1万8,900人増えたことがわかった(p13参照)。 雇用動向調査は、全国の主要産業における入職者数や離職者数、離職理由などの把握を目的としている。5人以上の常用労働者を雇用する事業所のうち、上半期8,666事業所、下半期8,227事業所から得た有効回答を年計としてまとめている(p1参照)。 産業全体では、1年間の入職者数は843万5,400人(前年比76万8,...
[医療提供体制] B水準指定、医師派遣で地域医療に必要な病院も対象 厚労省
厚生労働省の有識者検討会は9月30日、2024年度から適用される医師の時間外労働上限規制の特例措置「地域医療確保暫定特例水準」(B水準)の指定の対象に、他院への医師の派遣を通じて地域医療確保のために必要な役割を担う医療機関も加えることで大筋合意した。厚労省はこの医療機関に対し、派遣した医師の時間外・休日労働時間が副業・兼業先と通算して年1,860時間まで認める。ただし、個々の医療機関での時間数の上限は年960時間となる(p17参照)。 医師の派遣を通じて地域医療の確保に必要な医療機関は、「B水準」...
[介護] 介護給付費等サービスコード、20年間で2万件超増加 厚労省
厚生労働省は9月30日の社会保障審議会・介護給付費分科会で、2000年の介護保険制度の創設当初には1,745だったサービスコード数が、現行は2万4,905あることを明らかにした(p137参照)。このうち、算定実績がない加算が34種類、年間算定率1%未満は63種類あった(p139参照)。今後、廃止を含めた見直しが進む見通し。 厚労省はこの日、次期介護報酬改定に向けた議論のテーマとして「制度の安定性・持続可能性の確保」を俎上に載せた。これまでの議論において、報酬体系が複雑になり、サービス利用者や事業者...
[予算] 救急隊の感染防止資器材、国が一定数を備蓄 総務省の予算概算要求
総務省は9月30日、2021年度予算概算要求の概要を公表した。「消防の広域化の推進等消防防災体制の充実強化」に前年度当初予算比5億6,000万円増の21億2,000万円を充てた。新たに「救急隊員用の感染防止資器材の確保」(3億2,000万円)が盛り込まれており、新型コロナウイルス感染症への備えとして、救急隊が使用する感染防止資器材について、国が一定数の備蓄を行い、円滑な救急活動を支援する体制を整備する(p21参照)。 「地域防災力の中核となる消防団員の活動環境の整備及び装備の充実強化」(3億6,0...
[感染症] コロナ流行期の超過死亡、4月が最多 感染研が推定公表
国立感染症研究所は9月30日、新型コロナウイルス感染症流行期(1-6月)における超過死亡の推定をホームページで公表した。米国疾病予防管理センター(CDC)が用いるFarringtonアルゴリズム、欧州死亡率モニター(EuroMOMO)が用いるEuroMOMOアルゴリズムの両方で推定。Farringtonアルゴリズムによる推定では、47都道府県(全国)の超過死亡の積算は191-4,577としており、最も多くの超過死亡が確認された月は4月(174-2,598)だったとの見解を示している。 1-6月の期...
[救急医療] 20年9月21日-9月27日の熱中症による救急搬送は228人 消防庁
消防庁が9月30日に公表した9月21日-9月27日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は228人(前年比223人減)。6月1日からの累計は6万4,590人となり、前年同時期と比べ1,875人減少した(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)4人(1.8%)、少年(7歳以上18歳未満)30人(13.2%)、成人(18歳以上65歳未満)66人(28.9%)、高齢者(65歳以上)は128人(56.1%)となった(p3参...