「 」一覧
患者がWHILLの自動運転車いすで移動、慶大病院で実証実験(ニュース)
慶応義塾大学病院とWHILLは2020年8月31日、自動運転システム搭載の電動車いすに患者が乗って移動する実証実験を同病院内で始めると発表した。自動運転での移動による患者の安全性・利便性向上に加え、病院スタッフの負担軽減にもつなげることを目標としている。 実証実験は2020年9月1日~2021年3月31日に実施する。自動運転で走行する「WHILL自動運転システム」を搭載した電動車いすを使い、同病......
[経営] 医療・福祉業の売上高は4兆4,280億円 サービス産業動向調査・6月分
総務省は8月31日、2020年6月分の「サービス産業動向調査(速報)」を公表した。詳細は以下の通り(p4参照)。●売上高▽医療・福祉業全体/4兆4,280億円(前年同月比4.5%減)▽医療業/3兆1,481億円(6.1%減)▽保健衛生/409億円(28.2%減)▽社会保険・社会福祉・介護事業/1兆2,390億円(0.9%増)●事業従事者数▽医療・福祉業全体/822.9万人(0.2%増)▽医療業/422.8万人(0.1%減)▽保健衛生/11.8万人(4.4%減)▽社会保険・社会福祉・介護事業/388...
[経営] ドラッグストアの販売総額は6,204億円 商業動態統計・7月分
経済産業省は2020年8月31日、2020年7月分の「商業動態統計速報」を公表した。ドラッグストアに関するデータの詳細は、以下の通り(p48参照)。●販売額▽総額/6,204億円(前年同月比5.6%増)▽調剤医薬品/502億円(7.3%増)▽OTC医薬品/751億円(1.2%減)▽ヘルスケア(衛生)・介護・ベビー用品/481億円(37.6%増)▽健康食品/200億円(2.2%増)●店舗数:1万6,696店(3.7%増)・・・...
[病院] 医療施設動態調査 20年度6月末概数 厚労省
厚生労働省は8月31日、「医療施設動態調査(2020年6月末概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1~p2参照)。●施設数【病院】▽全体/8,255施設(前月比増減なし)▽精神科病院/1,054施設(増減なし)▽一般病院/7,201施設(増減なし)▽療養病床を有する病院(再掲)/3,597施設(4施設減)▽地域医療支援病院(再掲)/624施設(増減なし)【一般診療所】▽全体/10万2,776施設(60施設増)▽有床診療所/6,446施設(20施設減)▽療養病床を有する一般診療所(再掲)/715施...
[医療提供体制] 再編伴う具体的対応方針の見直し期限も再提示へ 厚労省
厚生労働省は、地域医療構想の実現に向け、公立・公的医療機関の再編統合を伴う場合に2020年秋ごろまでとしていた「具体的対応方針」の再検証の期限も、改めて提示することを決めた。社会保障審議会・医療部会で、新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえた今後の医療提供体制に関する議論が始まったことなどを考慮した対応。8月31日に都道府県へ出した通知で明らかにした(p1参照)。 同省は通知で、政府の「骨太方針2020」では感染症への対応の視点も含めて、持続可能な医療提供体制の整備を進めるため、可能な限り・・・...
[診療報酬] コロナ対応で実績要件など未達成、直ちに変更の届出は不要
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取り扱い(その26)を都道府県などに事務連絡した。新型コロナ患者に対応した医療機関などが診療実績などに関する要件を満たせなくなっても、施設基準などの変更を直ちに届け出なくてもよいとの解釈を示した(p3参照)。 事務連絡では、新型コロナに関するこれまでの臨時的な取り扱いについて、▽定数超過入院に関する減算措置を適用しない▽月平均夜勤時間数に1割以上の一時的な変動があっても、当分の間は変更の届出を行わなくてもよい▽1日当たりに勤・・・...
[医療提供体制] 医学部の地域枠などを定義、22年度から運用開始 厚労省
厚生労働省は8月31日、大学医学部に設定される地域枠や地元出身者枠などの定義を「医療従事者の需給に関する検討会」の医師需給分科会に提案し、了承された。地域枠の対象は、地元出身者または全都道府県から選抜された人で、一般枠とは別枠の方式で選抜する。こうした定義の運用は、2022年度から始まる(p73参照)。 厚労省案によると、地域枠対象の地元出身者は当該都道府県に一定期間、住所がある人で、その従事要件は、▽卒直後に当該都道府県内で9年以上従事し、うち都道府県が定めた医師少数区域などの医療機関での・・・...
[医療機器] 区分C2の1製品など医療機器を保険適用 厚労省
厚生労働省は8月31日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を都道府県などに発出した。 区分C2(新機能・新技術)(新たな技術料で評価されているもの)として、「スマートキュレット(メディカルユーアンドエイ)」【水圧式ナイフ】が9月1日から保険適用されている(p26参照)。 その他、医科における新たな保険適用として、区分A2(p2参照)、区分A3(p6参照)、区分B1(p7参照)、区分C1(p19参照)、また、製品(販売)名・製品コードに追加・変更があったものの保険適用として、区分A2・・・...
[医療提供体制] 医師需給は29年ごろに均衡、週60時間の労働制限で 厚労省
厚生労働省は8月31日、今後の医学部の定員を9,330人とし、医師の労働時間を週60時間程度に制限した場合、2029年ごろに医師の需要と供給が均衡するとの新たな将来推計の結果を「医療従事者の需給に関する検討会」の医師需給分科会に示した。その時点で需給バランスが取れる医師の数は約36万人(p39参照)。 医師の需給については、厚労省が18年4月に将来推計を公表していたが、今回はその算出方法を一部見直し、海外の医学部を卒業した医師の数の将来的な伸びと「医師の働き方改革に関する検討」を踏まえた時間外労働...
Amazonが腕輪型端末で健康管理、睡眠や体脂肪にメンタルも(ニュース)
米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)は2020年8月27日(現地時間)、健康管理サービス「Halo」を発表した。スマートフォンと連携する腕輪型端末「Halo Band」を利用して、活動量や睡眠状況を把握する。声から精神状態を推定したり、スマホのカメラ画像から体脂肪を推定したりする。一連の結果をスマホの専用アプリで管理し、健康維持や生活習慣の改善などに利用する。 同日から、米国において......
[感染症] 東京都と北里研究所がコロナ対策で連携協定を締結
東京都は8月28日、学校法人北里研究所(本部・港区)と「新型コロナウイルス感染症対策に関する連携協定」を締結したと発表した。「新型コロナウイルス感染症から都民の命と健康を守り、まん延防止等のための対策をより効果的に推進する」としている(p1参照)。 都は、新型コロナウイルス感染症に係る調査分析・研究開発の推進、調査・研究成果の発信、人材育成などの協定の目的を達成するために必要な取り組みについて「連携・協力して進める」などとしている(p1参照)。 同研究所もホームページで、連携内容な・・・...
[感染症] HER-SYSのID付与を早急に 厚労省が都道府県などに事務連絡
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は8月28日、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)に関する事務連絡を、都道府県、保健所設置市、特別区に出した。HER-SYSへのアクセスに必要なIDの付与が十分に進んでいない自治体に対し、医療機関や宿泊療養施設などに対するIDの付与を早急に進めるよう求めている(p1参照)。 事務連絡では、HER-SYSに実装されている機能・役割について「十全に発揮できるようにするためには、発生届の提出元となる医療機関や宿泊療養者の健康...
[感染症] 咽頭結膜熱、感染性胃腸炎など2週連続で減少 感染症週報・感染研
国立感染症研究所は8月28日、「感染症週報 第33週(8月10日-8月16日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p6参照)(p37~p39参照)。▽インフルエンザ/0.00(前週0.00)/前週から増加▽RSウイルス感染症/0.02(0.03)/前週から減少▽咽頭結膜熱/0.13(0.17)/2週連続で減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.35(0.63)/2週連続で減少▽感染性胃腸炎/1.09(1.77)/2週連続で減少▽手足口病/0.11(0.18)/前...
[医療費] 19年4月-20年3月の医療保険医療費、75歳以上で3.9%増
厚生労働省が8月28日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2019年度3月号」によると、19年度4月-3月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は24兆1,266億円(対前年同期比1.4%増)、75歳以上は16兆9,074億円(3.9%増)となったことがわかった(p2参照)。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が7兆8,227億円(0.5%増)、75歳以上は8兆5,119億円(3.5%増)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が9兆2,777億円(1.2%増)、75歳以上は4兆...
[医療費] 20年3月の調剤医療費、前年度比0.7%増の6,777億円 厚労省
厚生労働省は8月28日、20年3月の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。3月の調剤医療費は6,777億円となり、対前年度同期比で0.7%増加した。内訳は、技術料が1,660億円(対前年度同期比5.7%減)、薬剤料が5,105億円(2.9%増)。 後発医薬品の薬剤料は951億円(2.3%減)だった。後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、80.4%(2.8ポイント増)(p1参照)(p5参照)(p8参照)。・・・...
[医療提供体制] 医師時短計画、開始時期など保留に 策定ガイドライン案
厚生労働省は28日、医師労働時間短縮計画策定ガイドライン案を「医師の働き方改革の推進に関する検討会」に提示した。3月の前回の会合で示した骨子案をベースに、同計画の対象医師や策定の流れなどをガイドライン案に書き込んだ一方、計画の開始時期はペンディング(保留)とした(p19参照)。2021年の通常国会への関連法改正案の提出スケジュールに合わせ、厚労省は計画の開始時期を決める。 医師労働時間短縮計画(時短計画)は、時間外・休日労働時間が年960時間を超える医師が勤務する医療機関に策定を義務付けるも・・・...