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医療AIベンチャーのエルピクセル、元取締役が横領容疑で逮捕(ニュース)
AIを活用した医用画像解析ソフトウエアを手掛けるエルピクセルは2020年6月10日、同社の元取締役が業務上横領の容疑で逮捕されたと発表した。元取締役は会社資金を個人名義の預金口座に送金しており、被害額は約33億5000万円にのぼる(そのうち約5億9500万円については、横領行為の発覚前に元取締役が返還)。 元取締役は、エルピクセルの銀行預金口座の通帳写しを改ざんしていた。エルピクセルは2019年......
[経営] 毎月勤労統計調査 20年4月分結果速報 厚労省
厚生労働省はこのほど、2020年4月分の「毎月勤労統計調査(速報)」を公表した。医療・福祉業の詳細は以下の通り。●月間現金給与額:▽総額/26万1,458円(前年同月比0.8%増)▽定期給与/25万3,834円(0.2%増)▽特別給与/7,624円(34.8%増)(p7参照)●月間実労働時間:▽総実労働時間/134.0時間(1.0%減)▽所定内労働時間/129.4時間(0.4%減)▽所定外労働時間/4.6時間(14.7%減)(p8参照)●労働者数と労働異動率:▽総数/771.4万人(2.2%増)▽...
[医療提供体制] 20年5月は事故報告15件、調査依頼1件 医療事故現況報告
日本医療安全調査機構がこのほど公表した「医療事故調査制度の現況報告(5月)」によると、医療事故報告は15件あったことがわかった。センター調査依頼は1件。 医療事故報告の内訳は、病院14件、診療所1件。診療科別では、外科・内科・小児科各2件、整形外科・循環器内科・消化器科・脳神経外科・泌尿器科各1件、その他4件だった(p1~p2参照)。 センターへの相談件数は91件(累計8,965件)。内訳は、医療機関48件、遺族など33件、その他・不明10件だった。相談内容による集計では92件(複数計上)あり、医...
[感染症] 風しん新規報告数0人、累計患者数76人に 疫学情報・第22週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは9日、「風しんに関する疫学情報:2020年第22週(5月25日-5月31日)」を公表した。それによると、新規報告された患者数は0人で、第1週からの累積患者報告数は前週から1人増加し76人となった(遅れ報告含む)。なお、6月1日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。 地域別の累積報告数では、東京都(20人)、神奈川県(7人)、愛知県(7人)、兵庫県(7人)、千葉県(5人)、大阪府(5人)の1都1府4県から5人以上の患者数が報告されている。東北...
[医療提供体制] 不妊治療助成の所得要件を見直し コロナ時限措置で厚労省
厚生労働省は、配偶者間の不妊治療にかかる費用を助成する事業の所得要件の取り扱いを都道府県などに通知した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって夫婦の所得が急激に減少した場合、現行の要件を満たさなくても「推定年間所得」を基に所得判定するなど、時限的な対応を行う(p4参照)。 厚労省が実施する「不妊に悩む方への特定治療支援事業」では、高額な医療費がかかる配偶者間の不妊治療に必要な費用の一部を助成している。その所得要件は、夫および妻の前年(申請が1-5月までは前々年)の所得が730万円未・・・...
[診療報酬] 看護必要度A項目、レセ電システム用コードを一部修正 厚労省
厚生労働省は9日、2020年度診療報酬改定の関連通知や官報掲載事項の一部訂正を関係団体に事務連絡した。一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)のA・C項目に係るレセプト電算処理システム用コード一覧の「3点滴ライン同時3本以上の管理」「6輸血や血液製剤の管理」の一部を修正(p11~p13参照)。また、心筋電極の場合の両心室ペースメーカー移植術・交換術に関する施設基準で、常勤の循環器内科または小児循環器内科、心臓血管外科の医師をそれぞれ2人以上配置し、そのうち2人以上は所定の研修を修了し...
[救急医療] 消防庁による20年熱中症による救急搬送者数の公表スタート
消防庁による「熱中症による救急搬送人員」の公表が9日よりスタートした。第1回目の公表は、1日-7日における「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」。速報値によると、熱中症による救急搬送人員数は1,194人で、前年同時期の確定値に比べ185人少なかった。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、新生児(生後28日未満)0人(0.0%)、乳幼児(生後28日以上7歳未満)13人(1.1%)、少年(7歳以上18歳未満)101人(8.5%)、成人(18歳以上65歳未満)381人(31.9%)、高齢者(65歳以上)6...
[医療提供体制] コロナ抗原診断キット、供給先の優先付けを撤廃 厚労省
厚生労働省は8日、新型コロナウイルス抗原診断キットを特定の地域の「帰国者・接触者外来」などに優先的に供給していた措置を撤廃するとの事務連絡を都道府県などに出した。キットの供給を希望する医療機関などに対し、各地域の販売代理店に連絡するよう求めている(p1参照)。 供給先の優先付けの撤廃は、キットの供給量や全国の感染患者の発生状況などを踏まえた対応。医療機関がキットを用いる場合、あらかじめ都道府県などと行政検査の委託契約を結ぶ必要がある(p1参照)。 今回の事務連絡の発出に伴い、厚労・・・...
[感染症] 学校のコロナ発生把握、感染症情報システムの活用を 厚労省
厚生労働省健康局結核感染症課は8日、学校などにおける新型コロナウイルス感染症の発生状況に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区に出した。日本学校保健会が運営主体となっている「学校等欠席者・感染症情報システム」を積極的に活用し、サーベイランス体制の構築に努めるよう求めている(p1~p2参照)。 事務連絡では、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(新型コロナウイルス感染症対策本部決定)で、厚労省と文部科学省は、学校などでの集団発生の把握の強化を図ることが求められているこ・・・...
[感染症] 予防接種・乳幼児健診、コロナ対策で遅らせないで 厚労省
厚生労働省は8日、予防接種と乳幼児健診を適切な時期に受けることの重要性を訴えるリーフレットを作成したと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行が気になる保護者に対し、受診を遅らせることのないよう呼び掛けている。 リーフレットでは、予防接種のタイミングについて、感染症にかかりやすい年齢などを基に決められていることに触れ、「特に、生後2か月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった免疫が減っていくときに、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌性髄膜炎など)から赤ちゃんを守る・・・...
[介護] サ高住入居時の事前説明、テレビ会議でも可能に 厚労省・国交省
厚生労働省老健局と国土交通省住宅局は8日、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居予定者に対して行う、生活支援サービスなどに関する事前説明について、テレビ会議システムなどで行うことを可能とする見解を都道府県などに通知した(p1参照)。新型コロナウイルス感染症への対応と同時に、ITの利活用を促進する。 通知では、テレビ会議システムなどを使った事前説明を認める条件を整理。入居予定者の同意を事前に得た上でITを使った事前説明を行うことや、入居予定者に事前説明書を送付し、入居予定者が説明書を・・・...
中国初の医療向け5Gエッジクラウド、ZTEと中国移動が運用開始(ニュース)
中国ZTEは2020年6月2日、中国China Mobile(中国移動)と協力して、中国初とする医療向け5G(第5世代移動通信システム)エッジクラウドプラットフォームを運用開始したと発表した(ZTEのニュースリリース)。5Gのネットワークスライシングとエッジコンピューティング技術を統合することで、医療現場が必要とする通信、コンピューティング、情報保管などのサービスを提供する。安全で、運用管理も簡......