
[医療提供体制] 半数の病院が20年度決算で減収の見込み 福祉医療機構調査
福祉医療機構の調査によると、半数の病院が、2020年度決算で医業収益が前年度と比べて1割以上減る見通しとなっている。新型コロナウイルスの感染拡大による患者数の減少などによるもので、医療法人では半数超が減収となる見込み(p70参照)。 新型コロナに伴う病院経営や運営への影響などを把握するため、機構が2月26日から3月24日にかけて、対象の病院に調査を実施。278施設から有効回答を得た(p59参照)。 20年度決算での医業収益の見通しを聞いたところ、11.5%の病院が「増加」、37.4%が「横ばい」と...