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[診療報酬] デリバリーでのPET検査、薬剤料と技術料で評価へ 中医協

 厚生労働省は22日、市販の放射性医薬品を製薬会社から購入して供給を受ける「デリバリー」の方法で実施されるPET(陽電子放射断層撮影)検査について、2024年6月から薬剤料と撮影などに係る技術料で評価することを中央社会保険医療協議会・総会に提案し、おおむね了承された<doc12121page3>。 PET検査は、使用する放射性医薬品を医療機関内で製造する方法と、デリバリーの方法の2通りある。診療報酬では現在、院内製造のケースを想定し、撮影などに係る技術料として評価している。デリバリーの場...

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Apple Watchで心不全発見、東大病院など5000人規模で検証(ニュース)

 シンプレクス・ホールディングス(HD)が出資するSIMPLEX QUANTUM(シンプレクスクオンタム、東京・渋谷)と東京大学医学部付属病院(東大病院)は共同で、腕時計型端末「Apple Watch」を用いた大規模臨床研究を2023年10月に開始した。Apple Watchで計測する心電図のほか、身体活動能力や既往歴、生活習慣に関するアンケートを基に、心不全を検知する人工知能(AI)の有効性を検......

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[医薬品] 血液凝固阻止剤など「使用上の注意」の改訂指示 厚労省

 厚生労働省は11月21日付けで「血液凝固阻止剤」などについて、添付文書の「使用上の注意」の改訂を指示する通知を、日本製薬団体連合会に出した<doc12551page1>。「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(旧記載要領)および「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(新記載要領)に基づく改訂。 血液凝固阻止剤「ワルファリンカリウム」では、「重大な副作用」に「急性腎障害」を新設し、「投与後の急性腎障害の中には、血尿や治療域を超えるINRを認めるもの、腎生検により尿細...

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[医療提供体制] 花粉症薬、長期処方やリフィル活用を呼び掛け 厚労省

 厚生労働省は、現役世代の通院負担を軽減する観点から、花粉症の治療薬について長期処方やリフィル処方箋を活用することを医療機関や薬局に周知するよう求める事務連絡を都道府県などに出した<doc12203page3>。 政府の「花粉症に関する関係閣僚会議」が10月11日にまとめた初期集中対応パッケージを踏まえた対応。パッケージでは、花粉症の発症・曝露対策として前シーズンまでの治療で合う治療薬が分かっているケースや現役世代の通院負担などを踏まえ、長期処方やリフィル処方箋の活用を積極的に促進すると...

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入院・外来医療の重要論点が明確に 分科会が議論の最終とりまとめ『MC plus Monthly』11月号

■最新号もくじ(p1~p11参照)<診療報酬改定>入院・外来医療の重要論点が明確に分科会が議論の最終とりまとめ<介護報酬改定>処遇3加算の一本化、環境要件の強化を通所リハ大規模減算は体制充実で緩和も<トピックス>看護必要度「B項目」 取り扱いに強い懸念示す 日病協ウェブサイトによる情報提供 誤認させる表現の該当例などを追加資料ダウンロードまたは(p1~p11参照)からお読みください※Monthlyは、ニュース記事中の公的資料とは異なるデータ冊子のため恐れ入りますが加工・二次利用ができないように設定し...

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【感染症アラート・本格的な流行】咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)など3つ(感染症・予防接種ナビ)

 感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

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[医療提供体制] オンライン診療の受診場所、職場などに拡大へ 厚労省案

 厚生労働省は20日、政府の規制改革推進会議のワーキング・グループで、「実際に療養生活を営むことができる場所」として職場や学校、通所介護事業所を新たに位置付け、オンライン診療の受診を認める方向性を示した。委員からは、オンライン診療を活用した利便性の向上を求める意見が相次いだ。 厚労省はこの日開かれた規制改革推進会議「健康・医療・介護ワーキング・グループ」で、オンライン診療を受けることができる場所の見直しに関する具体案の骨子を示した。 その中で、居宅と同様に長時間にわたり患者が滞在し、療養・・・...

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[介護] 経営者含め介護職員の所得格差是正が必要 財政審建議

 財政制度等審議会は20日に取りまとめた「秋の建議」で、介護職員の処遇改善について介護報酬の改定率を高くするだけでは解決にはならず、介護事業者内の「経営者を含めた」所得格差の是正に踏み込んで取り組むべきだと主張した。 この意見は、1日の財政審の財政制度分科会で財務省が示した社会保障に関する提言にはなかったが、今回の建議に盛り込まれた。 財政審は、2024年度予算の編成に関する建議で介護報酬改定にも言及した。その中で、介護費用の総額は高齢化の進展で毎年大幅に増加しており、必要な介護サービスを提・・・...

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[医療提供体制] 自立支援医療の経過的特例措置を延長へ 厚労省案

 厚生労働省は、20日に開催された社会保障審議会障害者部会で、自立支援医療の経過的特例措置を延長する案を示した。2024年3月末までとなっている期限を3年間(27年3月末まで)延長する<doc12028page5>。 自立支援医療は、医療費の自己負担額を軽減するための公費制度で、障害者(児)が自立した日常生活や社会生活を営むために必要な心身の障害の状態を軽減するための医療を対象としている。 患者の負担が過大にならないよう、所得に応じて1カ月当たりの負担上限額を設定しているが、これでも大幅...

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[診療報酬] 財政審建議、診療所の報酬単価5.5%引き下げ提言 診療報酬本体

 診療所の経営状況が「極めて良好」だとして、2024年度の診療報酬改定は診療所への報酬単価を5.5%引き下げるなど本体をマイナス改定にするべきだとする提言を財政制度等審議会が20日、まとめた<doc12093page31>。 診療所の報酬引き下げは、財政審の財政制度分科会が1日に開いた会合で、財務省が主張していた。日本医師会など医療団体はこれに猛反発しているが、財政審の提言(秋の建議)にそこからさらに踏み込んだ。 提言は、財政審の十倉雅和会長(経団連会長)がこの日、鈴木俊一財務相に手渡し...

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[診療報酬] 技術評価の対象は760件、24年度診療報酬改定 中医協分科会

 厚生労働省は20日、関係学会などから提案があった858件の医療技術のうち、2024年度の診療報酬改定に向けて760件について評価を行うことを中央社会保険医療協議会・医療技術評価分科会で提案した。来年1月中旬ごろにその結果をまとめ、中医協・総会で最終的に検討する。 厚労省案によると、2月から6月にかけて関係学会などから医療技術に関する計858件の提案書が分科会に提出された。学会へのヒアリングなどを踏まえ、このうち760(新規284、既存476)件を評価の対象とする<doc12070page2&...

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[医療改革] 全国統一システム運用に向け「医療機能情報提供制度」見直しへ

 「医療機能情報提供制度」の見直しを議論する厚生労働省の分科会が20日、初会合を開き、全国統一システムの運用に2024年4月から切り替わるのに先立ち情報提供の実施要領の見直し案を大筋で了承した。初会合を開いたのは、医療団体の幹部や患者代表などによる「医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会」。 医療機能情報提供制度の実施要領の見直しは、医療機関から都道府県への定期報告(年1回以上)を2023年度以降は医療機関等情報支援システム「G-MIS」を経由して行うなどの内容で、医療機関は、24年1月現在...

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[医療改革] 電子カルテ情報の共有、24年度から順次運用を開始 患者には6情報を整理した「サマリー」提供

 「電子カルテ情報共有サービス」(仮称)の構築が進んでいる。患者の利便性に配慮した共有情報の付加や患者同意取得方法などの詳細が固まりつつある。2024年度中に、先行的な医療機関から順次運用を開始し、マイナポータルとも連携する。◆標準規格の導入・更新を補助金で促進 政府が23年6月2日に取りまとめた「医療DXの推進に関する工程表」には、「全国医療情報プラットフォーム」の構築が掲げられた。その骨格を成すのが「電子カルテ情報共有サービス」(仮称)で、医療機関・薬局間の電子カルテ情報の共有を実現し、より・・...

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【感染症ニュース】61歳耳と喉の帯状疱疹発見遅れ即入院 2年半経った今も後遺症… 専門医「珍しい症例 今後の参考にしたい」(感染症・予防接種ナビ)

帯状疱疹は、水痘-帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症します。水痘とは、「水ぼうそう」のことで、感染したことがある人は、治癒した後も、体内の神経節にウイルスが潜伏した状態が続きます。潜伏したウイル...

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[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比39人減の545人 厚労省

 厚生労働省は17日、2023年11月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。23年1月1日-10月31日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り<doc12257page1><doc12257page2>。【死亡災害】●死亡者数:545人(前年同期比39人減・6.7%減)●事故の型別発生状況▽墜落・転落/141人▽交通事故(道路)/111人▽はさまれ・巻き込まれ/85人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:9万9,353人(2,523人増・2.6%増)●事故の型別発生...

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[病院] 1日平均外来患者数、前月比2万8,249人増の124万897人 病院報告

 厚生労働省は17日、2023年8月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り<doc12208page1>。●平均在院日数▽全病床平均/25.6日(前月比0.4日減)▽一般病床/15.3日(0.2日減)▽療養病床/119.5日(7.1日減)▽精神病床/259.7日(4.8日減)▽結核病床/29.5日(8.0日減)●1日平均患者数▽在院患者数/114万1,213人(1万2,804人増)▽外来患者数/124万897人(2万8,249人増)●月末病床利用率:76.8%...

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[介護] 介護現場でICT活用進める人材育成研修 厚労省が周知

 介護分野でのICT活用を推進するため、厚生労働省は都道府県・市区町村介護保険担当課(室)と介護保険関係団体に向け、『生産性向上中核人材育成プログラム「デジタル・テクノロジー基本研修」』(日本介護福祉士会開催)の受講を管内の介護事業所や関係者に勧めるよう呼び掛けた<doc12155page2>。老健局高齢者支援課が事務連絡(17日付)で周知した。この研修は、テクノロジーを効果的に活用し、質の高いケアを実践できる介護職員を育てる目的で開催される。 対象者は、介護福祉士資格取得後に2年以上の...