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[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比29人減の428人 厚労省
厚生労働省は19日、2023年9月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。23年1月1日-8月31日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り<doc11232page1><doc11232page2>。【死亡災害】●死亡者数:428人(前年同期比29人減・6.3%減)●事故の型別発生状況▽墜落・転落/108人▽交通事故(道路)/86人▽はさまれ・巻き込まれ/78人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:7万6,131人(1,755人増・2.4%増)●事故の型別発生状況▽...

[医療改革] 後発薬の新規収載、安定供給責任者の指定義務付け 厚労省
厚生労働省は19日、後発医薬品の「少量多品目生産」という業界の構造的な問題を解消するための対策の「たたき台」を有識者検討会に示した。安定供給に貢献しない企業の参入を抑制するため、後発薬の新規収載を行う企業に安定供給に係る責任者の指定を求めるとともに、供給実績を継続的に報告させる仕組みを検討するといった内容<doc11075page17>。10月11日に予定している次の会合での中間取りまとめを目指す。 たたき台では、「少量多品目構造の解消」と「企業情報の可視化」に向けた考え方をそれぞれ示...

[感染症] 新型コロナワクチン、無料での秋接種開始 厚労省
新型コロナウイルスワクチンの無料での秋の接種が20日、始まった。生後6カ月以上で初回接種を終えた全ての人が対象で、オミクロン株派生型の「XBB.1.5」に対応した1価ワクチンが主に使用される。今年の秋の接種では、1人1回に限って受けることができる。実施期間は2024年3月31日まで。 秋の接種に先立ち厚生労働省は19日、ファイザーとモデルナ・ジャパンの従来株とオミクロン株対応2価ワクチンの供用を終了した<doc11127page1><doc11128page1><do...

[診療報酬] 病床確保料など10月以降のコロナ対応に懸念 全自病会長
新型コロナウイルスに対応する医療機関に支払う病床確保料や診療報酬のコロナ特例を10月以降、縮小させる方針を政府が決めたことを受け、全国自治体病院協議会の小熊豊会長は19日の定例記者会見で「感染拡大時に本当にやっていけるのか」と懸念を表明した。 小熊氏はまた、確保病床の対象として国が示した考え方のうち「特別な配慮が必要な患者」の判断に、都道府県によって差が生じることを危惧する声があることも明らかにした。 新型コロナが5類感染症になったのを受けて政府は、感染者の受け入れ病床を確保した医療機関・・・...

【感染症アラート・本格的な流行】咽頭結膜熱、ヘルパンギーナなど4つ(感染症・予防接種ナビ)
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

【感染症ニュース】58歳症状治まった後も長引く咳と倦怠感… マイコプラズマ肺炎で人工呼吸器が必要なケースも ゆっくり療養を(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2023年第35週(8/28-9/3)によると、全国のマイコプラズマ肺炎患者の定点あたりの報告数は0.03。定点辺りの報告件数は、13となっています。流行はみ...

【感染症ニュース】ついに今年の梅毒感染者は1万人超え。梅毒は抗菌薬で治療可能 不安な方は、まずは検査を!(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の2023年第33週(8/14-20)速報データによると、梅毒の患者報告数は、全国で168人。今年に入ってからの累積報告数は、9,482人となりました。梅毒とは、性的な接触(他人の粘

【感染症ニュース】新型コロナ前週比ほぼ横ばい 専門医「コロナのピークアウト近い可能性。むしろインフルエンザ流行の勢いが気がかり」 同時流行も(感染症・予防接種ナビ)
厚生労働省が9月15日に発表した2023年第36週(9/4-10)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について」によると、全国の定点当たり報告数は20.19。前週の20.50

[医薬品] 医薬品14品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
厚生労働省は9月15日付けで、新たに14医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は、以下の通り。▽テコビリマト水和物<doc11172page2>▽サシツズマブ ゴビテカン(遺伝子組換え)<doc11172page3>▽フェニル酪酸グリセロール<doc11172page5>▽マバカムテン<doc11172page6>▽イムルネストラントトシル酸塩<doc11172page7>▽マラリキシバット塩化物<doc11172p...

[医薬品] 新たに4医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省
厚生労働省は9月15日付で新たに4医薬品を希少疾病用医薬品に指定したと各都道府県衛生主管部(局)、医薬品医療機器総合機構、医薬基盤・健康・栄養研究所に通知した。詳細は以下の通り<doc11173page1><doc11173page2>。▽ダブラフェニブメシル酸塩/BRAFV600遺伝子変異を有する再発または難治性の有毛細胞白血病/ノバルティスファーマ▽トラメチニブ ジメチルスルホキシド付加物/BRAFV600遺伝子変異を有する再発または難治性の有毛細胞白血病/ノバルティス...

[医薬品] 出荷制限あるいは停止の医薬品は8月現在で3,988品目 日薬連調べ
日本製薬団体連合会(日薬連)が行った医薬品の供給状況の調査結果によると、出荷を制限しているか停止している医薬品は8月現在、回答があった1万7,450品目のうち、合わせて3,988品目(22.9%)だった<doc11160page7>。日薬連では、医療機関や薬局が必要な医薬品を入手するのが困難な状況が続いているとして、増産への対応や出荷制限の解除を製薬各社に呼び掛けている<doc11160page8>。 「医薬品供給状況にかかる調査」は、医療用医薬品の供給の実態を明らかにする...

[病院] 1日平均外来患者数、前月比11万438人増の129万7,231人 病院報告
厚生労働省は15日、2023年6月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り<doc11165page1>。●平均在院日数▽全病床平均/25.2日(前月比1.5日減)▽一般病床/15.0日(0.8日減)▽療養病床/120.7日(3.8日減)▽精神病床/250.2日(7.7日減)▽結核病床/39.8日(5.6日減)●1日平均患者数▽在院患者数/112万2,996人(2万786人増)▽外来患者数/129万7,231人(11万438人増)●月末病床利用率:74.4%(...

[感染症] 咽頭結膜熱、報告数3週連続増加し過去5年間比較「かなり多い」
国立感染症研究所は15日、「感染症週報 第35週(8月28日-9月3日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc11130page6><doc11130page27>。▽インフルエンザ/2.56(前週1.40)/2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽新型コロナウイルス感染症/20.50(19.07)/3週連続で増加▽RSウイルス感染症/0.67(0.64)/前週から増加▽咽頭結膜熱/0.97(0.68)/3週連続で...

[介護] 老健など多床室の室料負担、導入に賛否 介護給付費分科会
社会保障審議会・介護給付費分科会が15日に開催され、介護老人保健施設(老健)や介護医療院の多床室の室料負担がテーマとなり、保険者側の委員は在宅と施設の公平性を確保する観点から2024年度の介護報酬改定での導入を求めた。一方でサービスを提供する立場の委員から、老健は生活施設でないため室料負担を導入すべきではないなどといった意見が出た。分科会では引き続き議論を行う。 介護施設の居住費を巡っては、在宅と施設の利用者負担の公平性の観点から、介護老人福祉施設(特養)や老健、介護療養型医療施設などは20・・・...

[介護] 在宅・施設の栄養・口腔管理、多職種連携が必要 介護給付費分科会
厚生労働省は、15日に開催された社会保障審議会・介護給付費分科会で、口腔・栄養に関する論点を示した。口腔については、歯科専門職と多職種の連携促進による口腔管理や歯科治療の提供、栄養については、在宅・高齢者施設などにおける医療機関との連携充実の方策を議論するよう求めた<doc11055page60>。委員からは、ICTの活用などが必要との意見が出た。 口腔・栄養関連の加算に関しては、介護保険施設では、▽口腔衛生管理加算▽経口維持加算▽経口移行加算▽療養食加算▽栄養マネジメント強化加算-な...

[介護] 介護事故報告「医師が重大事故と判断したものに」 社保審・分科会
社会保障審議会・介護給付費分科会が15日に開催され、厚生労働省が介護現場における安全性の確保やリスクマネジメントについて課題や論点を示し、サービスの提供に伴い発生した事故情報を収集し、分析・活用をより進めていくための方策について議論を促した。委員からは、再発防止に生かすために全国の事故情報を集約する仕組みを求める声が上がった。また、事業所が市区町村に報告する事故の対象について、軽微な内容も含まれ事務負担が大きいことから、医師が重大事故と判断したものに変更すべきだとの要望も出た。 介護保・・・...

[医療提供体制] 約7割の病院が4-6月に経常収支赤字 病院3団体調査
新型コロナウイルス関連の補助金の収入を除くと、全国の333病院の66.7%が2023年4-6月に経常収支ベースで赤字だったとする調査結果(速報)を日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体がまとめた。赤字病院の割合は前年同期比で4.8ポイント上昇した<doc11120page5>。3団体では、安定的な医療提供体制を確保するには、入院基本料の大幅な引き上げなど診療報酬による経営改善が必要だとしている<doc11120page2>。 「医療機関経営状況調査」は、3団体...

[診療報酬] 新型コロナ、中等症などの入院加算の特例を10月以降引き下げへ
中央社会保険医療協議会は15日、持ち回りで総会を開き、新型コロナウイルス感染症に対応した医療機関に支払われる診療報酬の特例の見直し案を了承した。中等症や重症者の入院を受け入れた場合に算定できる1日当たりの加算など特例の大半を10月以降は大きく引き下げて継続する。また、診療報酬の施設基準のうち、クラスターなどで看護職員が一時的に不足した場合などに入院料の変更を猶予する特例は、現時点で年内での終了を想定している<doc11061page3>。 中医協は13日の総会で、業務の効率化や人員体制...

[医療提供体制] 新型コロナ、病床確保料の上限額を10月から2割減 厚労省
厚生労働省は15日、新型コロナウイルスの患者のための専用病床を確保した医療機関に支給してきた「病床確保料」の上限額について10月以降はほぼ2割減らすと発表した。また、重点医療機関の補助区分を廃止するとともに、補助の対象範囲を原則として重症や中等症IIの患者に限定する。2024年3月まで適用する<doc11065page5>。 10月からの病床確保料は、新型コロナの感染状況に応じたフェーズや即応病床の目安を国が示し、それに応じて対象の医療機関に支給される。ただ、新型コロナの感染状況が落ち...

[医療提供体制] 新型コロナ、高齢者施設内療養への補助額を10月から半減
厚生労働省は15日、新型コロナウイルスに感染した高齢者施設の入居者が引き続き施設内での療養(施設内療養)を行う場合の、施設への補助の単価を10月から半分に減らし、感染した入居者1人につき1日当たり5,000円にすると発表した。また、新型コロナの退院患者を受け入れた介護施設に対し特例的に算定を認めている「退所前連携加算」について、算定可能な日数を30日から14日に短縮する<doc11065page11>。 厚労省では現在、介護施設での感染対策の徹底や療養の質を確保するための「かかり増し経...