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[感染症] 新規報告数0人、累計患者数4人 風しん疫学情報・第9週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは16日、「風しんに関する疫学情報:2021年3月10日現在、第9週(3月1日-3月7日)」を公表した。 第9週の新規患者数は0人。遅れ報告はなく、第1週からの累積患者報告数は1人取り下げがあったため、前週から1人減少し4人となった。なお、3月11日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...
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国立感染症研究所・感染症疫学センターは16日、「風しんに関する疫学情報:2021年3月10日現在、第9週(3月1日-3月7日)」を公表した。 第9週の新規患者数は0人。遅れ報告はなく、第1週からの累積患者報告数は1人取り下げがあったため、前週から1人減少し4人となった。なお、3月11日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。・・・...
厚生労働省は16日、2020年度の「地域医療介護総合確保基金(介護分)」について、2回目の内示額を公表した。内示があった12都県での総額は17.95億円(国費)、基金規模は26.93億円。1回目内示額(358.35億円)との合計は376.3億円(国費)となった(p1参照)。 2回目内示額の内訳は、▽介護施設等整備分/10.58億円▽介護従事者確保分/7.37億円−となっている(p2~p3参照)。・・・...
厚生労働省は16日、2月に実施された第115回医師国家試験の合格率が91.4%だったと発表した。9,910人が受験し、うち9,058人が合格。4年連続で合格者が9,000人を上回った(p4参照)。 同省によると、115回目の医師国試の合格者は前回よりも283人減った(p4参照)。合格者を男女別で見ると、男性が6,019人(合格率90.4%)、女性が3,039人(同93.4%)(p5参照)。新卒者は、8,649人(前回比66人増)が合格し、その合格率は94.4%(同0.5ポイント減)だった(p6参照...
東日本電信電話(NTT東日本)は2021年3月15日、睡眠に特化して企業の健康経営の支援などを手掛けるブレインスリープ(東京・千代田)と、睡眠に関する技術「スリープテック」の開発を共同で進めていくと発表した(図1)。睡眠データ分析基盤の構築、ブレインスリープなどが開発する睡眠障害のAI(人工知能)診断予測システムの実証実験などに取り組む。 まず睡眠データ分析基盤には、ブレインスリープが保有する睡......
厚生労働省は15日、第33回社会福祉士国家試験の合格者数などを発表した。合格率は29.3%で、前回の試験と同じだった(p1~p2参照)。 社会福祉士の国家試験は毎年1回実施されている。2月7日に行われた第33回試験の受験者数は前回比4,342人減の3万5,287人、合格者数は同1,279人減の1万333人だった(p2参照)。 都道府県別(受験時の住所)の合格者数は、東京が1,264人で最も多く、以下は神奈川(730人)、大阪(661人)、埼玉(596人)、愛知(556人)、千葉(481人)、北海道...
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は15日、新型コロナウイルス感染症(変異株)の積極的疫学調査に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。 事務連絡では、英国や南アフリカ、ブラジルで報告された変異株が海外で増加していることに触れ、国内でも流行が懸念されていることを取り上げている(p1参照)。 また、変異株に感染した人の実態や臨床像については「現時点で不明な点が多く、疫学情報(属性、重症度、感染経路など)や臨床情報の集積が予防や対策に不可欠」・・・...
医薬品等行政評価・監視委員会室(庶務=厚生労働省大臣官房厚生科学課)は、15日に開催された医薬品等行政評価・監視委員会で、海外調査の実施方法などの案を示した。欧米の薬事制度に関しては「毎年度、一定のテーマの薬事制度について、インターネット上の情報等を調査し報告書にまとめる」などとしている(p220参照)。 同委員会での議論に活用するのが目的で「欧米での薬事制度や個別医薬品の安全対策措置等について調査・整理する」と説明。協力依頼先として、国立医薬品食品衛生研究所(医薬安全科学部)を挙げて・・・...
新型コロナウイルスワクチン接種後のアナフィラキシーの副反応疑い事例が多数報告されていることを受け、厚生労働省は15日、医療機関などで接種する際の留意点を都道府県などに通知した。アレルギーに関する疾患や、アナフィラキシーを含む即時型の反応の既往歴について、予診時に適切に確認することなどを求めている(p1参照)。 同省はまた、報告された症例を踏まえると、接種後にアナフィラキシーを発症した場合でも、適切な処置を早期に行えば症状の重症化を回避できると考えられると説明。その上で「本剤接種後、少・・・...
厚生労働省は15日、4月1日以降に適用される介護保険サービスの基本報酬や加算の単位数、算定要件などを規定する改正省令を官報で告示した。 改正省令では、2021年度の介護報酬改定の柱である、▽感染症・災害への対応力強化▽地域包括ケアシステムの推進▽自立支援・重度化防止の取り組みの推進▽介護人材の確保・介護現場の革新▽制度の安定性・持続可能性の確保-に沿って、感染症発生時や非常災害時でもサービスを継続するための業務継続計画の策定や研修・訓練の実施、職場環境の改善のためのハラスメント対策、無資格の職員・...
厚生労働省は15日、第23回精神保健福祉士国家試験の合格者数などを発表した。合格率は64.2%で、前回の試験よりも2.1ポイント上がった(p1参照)。 精神保健福祉士の国家試験は毎年1回実施されている。2月6、7の両日に行われた第23回試験の受験者数は前回比468人減の6,165人、合格者数は同164人減の3,955人だった(p1参照)。 都道府県別(受験時の住所)の合格者数は、東京が547人で最も多く、以下は神奈川(329人)、大阪(304人)、埼玉(216人)、北海道、福岡(共に199人)、愛...
データ解析支援サービスのFRONTEOは2021年3月12日、会話型の認知症診断支援AIシステムの治験届を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出したと発表した。治験終了後に医療機器プログラムとして薬事承認を申請し、承認が取得できれば2023年の発売を目指す。承認を取得できた場合、「世界初の言語系AI医療機器になる」(FRONTEO)という。関連記事:データ解析のFRONTEOが医療関連事業を拡......
厚生労働省は12日の厚生科学審議会で、同審議会の分科会・部会の活動状況を報告した。「主な活動状況」や「主な成果」などを説明しており、新型コロナウイルス感染症対策を審議した感染症部会については、「主な成果」として「感染症法・検疫法の見直し」などを挙げている(p7~p8参照)。 感染症部会の「主な活動状況」については、2019年2月以降、これまでに22回開催し、新型コロナウイルス感染症対策のほかに、▽特定感染症予防指針の改定▽新型インフルエンザ対策におけるプレパンデミックワクチン・抗インフルエンザウ・...
国立感染症研究所は12日、「感染症週報 第8週(2月22日-2月28日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p5参照)(p24~p26参照)。▽インフルエンザ/0.01(前週0.01)/3週連続で減少▽RSウイルス感染症/0.41(0.33)/第2週以降増加が続いている▽咽頭結膜熱/0.16(0.20)/3週連続で減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.67(0.73)/前週から減少▽感染性胃腸炎/2.54(2.79)/前週から減少▽手足口病/0.03(0.03...
厚生労働省は12日、社会保障審議会・介護給付費分科会の介護報酬改定検証・研究委員会に、2018年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(20年度調査)の結果を示した。21年度介護報酬改定では、LIFEによる利用者のデータ収集とフィードバックの利活用が求められるが、20年度調査でCHASEシステムへの入力の負担感が「大きい」と約9割が回答(p20参照)。また、過去2年以内に利用者に関するデータ分析を実施していないと回答した施設・事業所は73%あった(p21参照)。 20年度調査は、▽介護保険...
厚生労働省は12日、全国薬務関係主管課長会議の説明資料などを公表した。2019年度の副作用等報告の件数も記載しており、医薬品の「使用上の注意」の改訂指示等については、19年度は前年度比35件増の129件だった(p377参照)。 厚労省によると、20年度は自治体の主管課長などを集めた形での会議を行わず、資料の公表と説明動画の掲載で代替した(p375~p417参照)。 厚労省が公表した資料によると、医療機器、再生医療等製品については、いずれも「使用上の注意」の改訂指示等はなかった。このほか、19年5月...
厚生労働省は12日、「第4回新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保に係る自治体向け説明会」の資料を公表した。ワクチン接種開始に向けた進捗状況については、特設会場を設定する市区町村(1,228市区町村)のうち、会場でのシミュレーションを実施した市区町村(実施予定を含む)が135市区町村あったことを説明している(p24参照)。 厚労省は、全国知事会による「新型コロナウイルスワクチン接種に関する各都道府県の取組状況・先進事例・課題等に関する調査」の結果を基に、より詳細な項目・内訳などについて調査し・・...
厚生労働省は12日、社会保障審議会・介護給付費分科会の介護報酬改定検証・研究委員会に対して、2021年度介護報酬改定の効果検証や調査研究を目的とした調査の項目案と実施スケジュール案を示した(p98参照)(p101~p105参照)。21年度中に施設・事業所によるLIFEの活用状況などを調査する方針(p101~p105参照)。 「介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査」は、分科会が20年12月に取りまとめた審議報告で指摘した課題や21年度の介護報酬改定の効果検証を目的として実施する調査(p99~...
東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第36回)が12日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「今後、変異株等により急激に感染の再拡大が起こる可能性がある」と指摘。「今一度、感染防止対策を徹底する必要がある」としている(p4参照)。 コメント・意見では、10日時点の入院患者数について、前回(3日時点)の1,548人から1,333人に減少したが「依然として高い水準である」と説明。「入院患者数は減少傾向にあるものの、その速度は緩やかであり、1月初旬から依...
厚生労働省は12日、新型コロナウイルスワクチンの先行接種の接種実績(3月8日-3月12日)について公表した。5日間合計の接種回数は、18万4,073回(1回目:18万725回、2回目:3,348回)。接種が開始された2月17日からの累計接種回数は23万542回(1回目:22万7,194回、2回目:3,348回)となった。接種を行った施設数は、8日288施設、9日445施設、10日563施設、11日642施設、12日767施設。 また新型コロナワクチンの接種後にアナフィラキシーとして報告された事例に...
厚生労働省は12日、2021年第9週(3月1日-3月7日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は26人、前年同期と比べ2万3,579人減と大幅な減少となった。定点当たり報告数は、7県で前週より増加し、14府県で減少した(p2~p3参照)。 また、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第27報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p5参照)。 今シーズンの定期的な公表は、今週(第9週)で終了(昨シーズンは第14週で終...
来週3月15日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。 (新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)3月15日(月)13:30-15:30 第3回 医薬品等行政評価・監視委員会3月16日(火)未定 閣議3月17日(水)10:00-12:00 第8回 社会保障審議会 介護保険部会 介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会13:00-15:00 第21回 厚生科学審議会 臨床研究部会17:00-19:00 第32回 がん検診のあり...