
[感染症] 日医、麻しんワクチンの発注で医療機関に注意喚起
日本医師会の釜萢敏常任理事は27日の定例記者会見で、麻しん含有ワクチンの予防接種について、各都道府県の医師会へ注意喚起を行ったと報告した。医療機関に対し、ワクチンの定期接種を優先したうえで、定期接種向け以外の備蓄分を確保するなど必要以上の発注を控えるように要請している。 麻しんはウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症。2006年度からは1歳児と小学校入学前1年間での2回の接種制度が導入されている。釜萢氏によると、国内での麻しん症例数の増加に伴い、定期接種対象外のワクチン接種希望者が多・・・...