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[人口] 人口動態統計月報 20年10月分 厚労省
厚生労働省はこのほど、2020年10月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態(p5参照)▽出生数/7万1,957人(前年同月比3.4%減・2,516人減)▽死亡数/11万7,144人(3.4%増・3,887人増)▽自然増減数/4万5,187人の減少(6,403人減)●死因別死亡数の上位3位(p12~p15参照)▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万3,006人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万6,650人▽老衰/1万1,931人・・・...
[病院] 1日平均外来患者数、前月比8万4,361人減の122万673人 病院報告
厚生労働省はこのほど、2020年11月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り(p1参照)。●平均在院日数▽全病床平均/27.8日(前月比1.2日増)▽一般病床/16.4日(0.8日増)▽療養病床/134.4日(3.8日増)▽介護療養病床/341.3日(4.9日減)▽精神病床/278.8日(20.9日増)▽結核病床/56.7日(2.1日減)●1日平均患者数▽在院患者数/116万4,670人(1,771人増)▽外来患者数/122万673人(8万4,361人減)●月末病床利用...
[感染症] 感染源の特定も含めた積極的疫学調査を強化 厚労省事務連絡
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえた積極的疫学調査などの保健所業務に関する事務連絡(5日付)を都道府県、保健所設置市、特別区に出した(p1参照)。 事務連絡では、感染状況の推移を踏まえ、感染源の特定も含めた「積極的疫学調査の強化」を行うよう求めている(p1参照)。 事務連絡の別添では、自宅療養者への健康観察における「外部委託の好事例」を取り上げている。例えば「訪問看護事業所等を運営している民間事業者」の事例では、「委託会社・・・...
[医薬品] 希少疾病用再生医療等製品の1品目を指定取消し 厚労省
厚生労働省は5日付で、「希少疾病用再生医療等製品の指定取消し」に関する通知を都道府県に発出した。指定取消しとなった「再生医療等製品」はJR-031(JCRファーマ)で、効能・効果は表皮水疱症における潰瘍。・・・...
[がん対策] 遺伝子パネル検査後の治療薬投与患者は1割未満 厚労省が集計
厚生労働省は、2019年9月からの1年間に保険診療で「遺伝子パネル検査」を受けた患者のうち、1割未満の人しか、それを踏まえた治療薬の投与が行われなかったとする集計結果を関連の会議で明らかにした(p20参照)。 同省によると、19年9月1日から20年8月31日までに保険診療で実施された遺伝子パネル検査は7,467件。実施施設の種別では、12のがんゲノム医療中核拠点病院で2,213件(29.6%)、33のがんゲノム医療拠点病院で2,514件(33.7%)、141のがんゲノム医療連携病院で2,740件(...
[感染症]感染性胃腸炎が前週から増加 感染症週報・第7週
国立感染症研究所は5日、「感染症週報 第7週(2月15日-2月21日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p5参照)(p27~p29参照)。▽インフルエンザ/0.01(前週0.01)/2週連続で減少▽RSウイルス感染症/0.33(0.27)/第2週以降増加が続いている▽咽頭結膜熱/0.20(0.20)/2週連続で減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.73(0.73)/前週から横ばい▽感染性胃腸炎/2.79(2.63)/前週から増加▽手足口病/0.03(0.03...
[医薬品] 10月から128品目が保険適用外薬に 22年4月からは203品目
厚生労働省は、保険医や保険薬剤師の使用医薬品に関する留意事項を都道府県などに通知した。10月1日から、保険適用の範囲で処方や調剤をすることができなくなる医薬品は、内用薬など計128品目になると周知徹底を求めた。これとは別に、203品目が2022年4月から保険適用外になることも明らかにした(p2参照)。 21年4月の薬価改定で対象となるのは、内用薬8,549、注射薬3,534、外用薬2,118、歯科用薬剤27の計1万4,228品目。 うち、内用薬43、注射薬47、外用薬38の128品目が10月から、...
[診療報酬] 中間年薬価改定を官報告示、改定率は公表せず 厚労省
厚生労働省は5日、2021年度薬価改定を官報告示した(p1~p6参照)。中間年では初の改定で、医療費への影響として4,300億円の削減を見込んでいるが(p22参照)、薬価改定単独の改定であるとして改定率を公表していない。 薬価改定の告示に合わせて厚労省は「薬価基準改定の概要」を公表しており、今回もホームページに掲載しているが、「改定の主な事項」の中で従来記載していた「改定率」の項目が消えている。医療費ベースと薬剤費ベースの改定率を明示していた項目だが、厚労省は「中間年改定で、薬価単独の改定のた・・...
[医療提供体制] コロナワクチンの累計接種回数4万6,469回に 厚労省
厚生労働省は5日、新型コロナウイルスワクチンの先行接種の接種実績(3月1日-3月5日)について公表した。5日間合計の接種回数は、1万7,939回。接種が開始された2月17日からの累計接種回数は4万6,469回となった。接種を行った施設数は、1日100施設、2日100施設、3日101施設、4日108施設、5日149施設。 また新型コロナワクチンの接種後にアナフィラキシーとして報告された事例については、3件の報告があった。各事例の転帰内容は「軽快」「回復」「治療後に改善」と報告されている(p1参照)。...
[インフル] 全国報告数46人、前年比約3万人減の大幅減少 インフル・第8週
厚生労働省は5日、2021年第8週(2月22日-2月28日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は46人、前年同期と比べ3万146人減と大幅な減少となった。定点当たり報告数は、11道府県で前週より増加し、9県で減少した(p2参照)。 また、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第26報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p5参照)。●定点報告(p3参照)(p7参照)▽定点当たり報告数(全国):0.01(前年同期6...
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 3月8日-3月13日
来週3月8日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。 (新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)3月8日(月)10:00-12:00 第4回 社会福祉連携推進法人の運営の在り方等に関する検討会14:00-16:00 第7回 臨床開発環境整備推進会議15:00-17:00 第6回 死因究明等推進計画検討会3月9日(火)未定 閣議10:00-12:00 令和2年度 第4回 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会3月10日(水)8:00-...
[医療費] 20年度4-10月の概算医療費、前年比4.3%減 厚労省
厚生労働省がこのほど公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2020年度10月号」によると、20年度4-10月の概算医療費は24.2兆円、対前年同期比では4.3%の減少となった。うち医療保険適用の75歳未満は13.4兆円(対前年同期比5.2%減)、75歳以上は9.6兆円(3.2%減)だった(p1参照)(p4参照)。 1人当たり医療費は19.3万円(4.0%減)で、75歳未満は12.5万円(4.7%減)、75歳以上は53.1万円(4.4%減)(p5参照)。 診療種類別では医科入院9.4兆円(3.8...
[介護] 介護キャリア段位、140人が新規認定 シルバーサービス振興会
シルバーサービス振興会はこのほど、介護プロフェッショナルキャリア段位制度の新規レベル認定者を公表した。2月に開催されたレベル認定委員会での審議の結果、新たに140人のレベル認定者が誕生。レベル認定者の総数は7,214人となった(p1参照)。 サービス種類別でみたレベル認定者数が多いのは、介護老人福祉施設1,800人、介護老人保健施設1,724人、通所介護904人など(p8参照)。 レベル別の内訳は、▽レベル2(1)・2,600人▽レベル2(2)・2,064人▽レベル3・1,539人▽レベル4・98...
[医療費] 20年度4-10月の医療保険医療費、75歳以上で3.3%減
厚生労働省が4日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2020年度10月号」によると、20年度4-10月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は13兆2,642億円(対前年同期比5.2%減)、75歳以上は9兆5,210億円(3.3%減)となったことがわかった(p2参照)。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が4兆3,202億円(5.2%減)、75歳以上は4兆7,641億円(3.1%減)(p3参照)。医科入院外医療費は75歳未満が5兆2億円(7.3%減)、75歳以上は2兆7,465億円...
[医療提供体制] 医師の需給推計、慎重な見直しを厚労相に要望 全国知事会
全国知事会は4日、医師の確保対策に関する意見書を田村憲久厚生労働相に提出した。医師需給の将来推計については、新型コロナウイルス感染症の発生によって従来の前提を改めることや、「働き方改革」の取り組み状況を反映させることが必要なことから、慎重に見直すよう要望している(p44参照)。 意見書では、日本全体で2029年ごろに医師の需給が均衡し、それ以降は過剰になると厚労省が推計しているが、都道府県単位での将来需給に関する情報が提供されていないため「都道府県としては将来の医師不足の不安を払拭しきれ・・・...
[医療提供体制] 東京都の小児病床含めた病床確保戦略、早急に検討を
東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第35回)が4日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、「感染の再拡大に備え、変異株の増加を念頭に置きながら、小児病床を含めた病床確保の戦略を早急に検討する必要がある」としている(p11参照)。 コメント・意見では、3日時点の入院患者数について、前回(2月24日時点)の1,882人から1,548人に減少したが「第2波の入院患者のピーク時1,710人に近い水準で推移している」と指摘。「入院患者数は減少傾向にあるものの...
[医療改革] オンライン資格確認、19施設でプレ運用開始 厚労省
厚生労働省は4日、システムを導入した病院などが患者の特定健診の結果や薬剤の服用歴を閲覧することができるようになる「オンライン資格確認」のプレ運用を開始した。運用面での課題などを見つけ出し、円滑な本格運用につなげる。同省保険局の山下護・医療介護連携政策課長は、本格的な運用をこれまで通り3月下旬に開始することを、この日の社会保障審議会・医療保険部会で強調した。ただ、一部の委員からは、プレ運用の状況を見ながら、本格運用の開始時期を慎重に検討すべきだとの意見が出た。 プレ運用は、本格運用前のテ・・・...
[医療費] 10月の概算医療費は前年同月比1.5%増 厚労省
厚生労働省は4日、MEDIASによる最近の医療費の動向として、2020年10月の状況を社会保障審議会・医療保険部会に報告した。前年同月比で医科の入院と入院外、歯科、調剤の全てがプラスで、総計は+1.5%となった(p4参照)。 20年度の月ごとの医療費の伸び率は、4月▲8.8%、5月▲11.9%、6月▲2.4%、7月▲4.5%、8月▲3.5%、9月▲0.3%、10月+1.5%という推移となった。 厚労省は、4-5月は10%程度の減少となったが、6-8月は▲2-5%で推移し、9月は減少幅がさらに縮小、...
「複合現実」で離島の遠隔医療、日本マイクロソフトや長崎大などが実証実験(ニュース)
日本マイクロソフトや長崎大学などは2021年3月3日、複合現実(Mixed Reality)の技術を活用し、リウマチ患者を対象とした遠隔医療システムを日本で初めて開発したと発表した。長崎大学病院と長崎県五島中央病院が、開発したシステムの実証実験を実施する。離島の患者に対しても専門医が遠隔から正確に診療できる体制を構築し、診療の質向上を目指す。 離島にある長崎県五島中央病院に来院した患者と、遠隔地......