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[社会福祉] 生活保護の被保護者調査 20年5月分概数 厚労省
厚生労働省は5日、2020年5月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り(p1~p6参照)。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):205万7,703人(前年同月比2万1,004人減・1.0%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):163万6,236世帯(1,187世帯増・0.1%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない):▽高齢者世帯/90万5,635世帯(9,704世帯増・1.1%増)▽高齢者世帯を除く世帯/72万3,205世帯(8,356世帯減・1.1%減)●...
[救急医療] 20年7月27日-8月2日の熱中症による救急搬送は3,426人 消防庁
消防庁が5日に公表した7月27日-8月2日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は3,426人(前年比1万2,053人減)。6月1日からの累計は、1万5,849人となった(1万1,334人減)(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)19人(0.6%)、少年(7歳以上18歳未満)290人(8.5%)、成人(18歳以上65歳未満)1,163人(33.9%)、高齢者(65歳以上)1,954人(57.0%)。 初診時の傷...
コロナワクチン開発わずか1種の日本に警鐘、JST理事長(ニュース)
科学技術振興機構(JST)理事長の浜口道成氏は、「日本は新型コロナウイルス関連の研究に難航している」と警鐘を鳴らす。2020年7月末時点では世界で26種類のワクチンが臨床試験中だが、日本製はわずか1種類にとどまる。研究機関である大学と量産化のノウハウを持つ企業の連携不足が課題とみる。「新型コロナに有効な研究を見つけ出し、横の連携ネットワークを作り出したい」と意気込んだ。 世界保健機関(WHO)に......
糖尿病を対象にしたデジタル治療の治験開始、大日本住友製薬とSave Medical(ニュース)
デジタル治療(Digital Therapeutics:DTx)を手掛けるベンチャーのSave Medical(東京・中央)は2020年8月3日、大日本住友製薬と糖尿病管理指導用のアプリの共同開発契約を締結したと発表した。Save Medicalは同アプリについて国内で治験を開始しており、治験終了後に医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請し、2022年度の承認取得を目指す。 開発するアプリ......
[介護] 布製マスク、希望する介護施設などに随時配布へ 厚労省
新型コロナウイルスの感染防止策として、厚生労働省は4日、希望する介護施設などに布製マスクを随時配布するとともに、今後の感染拡大に備えて備蓄する方針を明らかにした(p1~p2参照)。希望の申し出は1施設などにつき1回限りで、その期間は5日から当分の間(p2参照)。 対象となるのは、介護施設や障害者施設、児童福祉施設などで、厚労省が申出日から3週間程度で送付する予定(p2参照)。配布は、施設などの利用者・職員1人当たり4枚程度(p3参照)。 希望する施設は、▽施設などの名前▽住所と電話番号▽利・・・...
[感染症] 風しん新規報告数1人、累計患者数85人に 疫学情報・第30週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは4日、「風しんに関する疫学情報:2020年第30週(7月20日-7月26日)」を公表した。それによると、第30週は長野県から1人の新規報告があり、第1週からの累積患者報告数は前週から1人増加し85人となった(遅れ報告含む)。なお、7月30日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1~p2参照)。 5人以上の累積報告数が報告されている都道府県は、東京都(21人)、愛知県(8人)、神奈川県(7人)、兵庫県(7人)、千葉県(6人)、大阪府(5人)の1都1府4...
[医療費] 国保5月診療分、前年同月比で金額11.5%減 件数15.7%減
国民健康保険中央会がまとめた6月審査分(5月診療分)の結果によると、国民健康保険(退職者医療・後期高齢者医療を含む)の件数合計は7,306万件で前年同月比15.7%減、金額合計(国保医療費)は2兆196億円で同11.5%減となった。減少幅は、4月診療分に比べて、件数が2.4ポイント拡大、金額は3.8ポイント拡大した。拡大幅は社会保険分より大きくなったが、社会保険分と同様に5月は平日数が前年同月より1日少なかったことも影響している。 国民健康保険分の審査結果は患者負担分を含む点数で集計しており、これ...
世界最薄・最軽量クラスの心電計、JSRが医療機器の認証を取得(ニュース)
JSRは2020年7月31日、防水機能があり厚さ5mm、重さ12gのホルター心電計「Heartnote」を開発したと発表した。同社によるとHeartnoteは世界最薄型で最軽量クラスになるという。日本で医療機器の認証を取得済みで、今後、クリニック向けに心電計の提供を試験的に始める。 ホルター心電計は不整脈などのスクリーニングと診断に利用する医療機器。約24時間の心電図を記録することで、短時間の検......
[経営] 8月3日付 福祉医療機構(医療貸付)主要貸付利率表
独立行政法人福祉医療機構は8月3日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定した。詳細は以下の通り(p1~p5参照)。【医療貸付の固定金利】(p1参照)●病院の新築資金・甲種増改築資金:▽10年以内/0.206%▽10年超-11年以内/0.220%▽11年超-12年以内/0.240%▽12年超-13年以内/0.250%▽13年超-14年以内/0.280%▽14年超-15年以内/0.300%▽15年超-19年以内...
[医療提供体制] 基礎疾患ある人の発熱、検査へ積極的な対応を 厚労省
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は3日、新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる患者の取り扱いに関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区に出した。高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの基礎疾患がある人、透析を受けている人、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている人で、発熱や呼吸器症状などを呈している場合、検査の実施に向け、積極的な対応を行うよう求めている(p1参照)。 事務連絡では、新型コロナウイルス感染症の患者の多くの症例で、発熱、呼吸器症状、頭痛、全身倦怠感な・・・...
[介護] 軽度者の低い報酬設定が小多機の「赤字要因」の声 社保審・分科会
3日に社会保障審議会・介護給付費分科会で実施された事業者団体ヒアリングでは、サービスごとに事業者団体が2021年度介護報酬改定に向けて要望などを行った。「通い」「訪問」「泊り」サービスを利用者の選択に基づいて提供する小規模多機能型居宅介護事業者の団体は、軽度者への単位数の配分が少なく、中重度者と差がある報酬構造が「赤字にする要因になっている」として見直しを求めた。利用者の入れ替わりが経営に打撃を与えているという(p79~p81参照)。 全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会の宮島渡代表は、小・・・...
[医療提供体制] コロナとインフルの今冬同時流行に備え提言 感染症学会
日本感染症学会は3日、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの今冬の同時流行に備え、医療機関に向けた提言を公表した。臨床診断だけでインフルエンザの治療を行えば、新型コロナ感染症を見逃す恐れがあると指摘。それを防ぐために、新型コロナの流行期には原則、インフルエンザが強く疑われる場合を除き、できるだけ両方の検査をすることを推奨している(p5参照)。 この提言は、一般のクリニックや病院での外来診療を対象としたもの(p1参照)。それによると、確定患者と明らかな接触があったり、特徴的な症・・・...