「 」一覧

NO IMAGE

[診療報酬] 厚労省、コロナ特例対応の影響を検証へ 中医協総会で医療課長

 厚生労働省保険局の森光敬子医療課長は27日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って実施しているさまざまな特例的な対応について、医療現場などへの影響を検証する考えを中央社会保険医療協議会・総会で示した。支払側委員が、特例的対応の影響も次回の診療報酬改定を議論する上で重要なエビデンスになると発言したことへの見解。 この日の総会では、次期改定に向けた課題である答申附帯意見を踏まえ、2020年度改定の影響を検証するとともに、次期改定に向けて必要な調査や検討を進めることで一致した(p21参照)。 議・・・...

NO IMAGE

[医薬品] 中間年の薬価調査・薬価改定で議論 中医協・薬価専門部会

 薬価調査・薬価改定を2年に1回の中間年にも実施するとの政府の閣議決定を踏まえた2021年度の薬価調査・薬価改定について、厚生労働省は27日、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会で議論を求めた。厚労省は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえながらも、6月中旬には実施準備を開始する必要があるとしたが、医薬品卸と製薬産業の専門委員は、薬価調査の実施は難しい状況と発言。診療側は、実施の可否で意見具申すべきだとした。次回に卸など関係団体から意見を聞く(p9参照)。 中間年の薬価調査・薬価改定は、薬・・・...

NO IMAGE

[医薬品] 費用対効果評価対象10品目、2品目が公的分析中 中医協・総会

 厚生労働省は27日の中央社会保険医療協議会・総会に、費用対効果評価の対象品目中、キムリアと共に本格導入の第1号となったGSKの慢性閉塞性肺疾患用薬「テリルジー」について、9カ月以内と規定されている分析データの提出が2カ月遅れたこと、その理由説明には一定の妥当性があることを報告し、了承された。併せて、対象品目は現在10品目となっており、第1号の2品目が公的分析中、3品目が企業分析中で、4品目は分析前協議中などとした(p9参照)(p13参照)。 費用対効果評価は、市場規模が100億円以上(H1)、単価...

NO IMAGE

[人口] 人口動態統計速報 20年3月分 厚労省

 厚生労働省は5月26日、2020年3月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り(p2参照)。▽出生数/7万1,135人(前年同月比0.8%減・569人減)▽死亡数/11万9,161人(0.1%減・168人減)▽自然増減数/4万8,026人の減少(401人減)▽婚姻件数/4万3,451件(19.0%減・1万203件減)▽離婚件数/2万3,514件(2.1%増・475件増)・・・...

NO IMAGE

[感染症] 風しん新規報告数4週連続で0人 疫学情報・第20週

 国立感染症研究所・感染症疫学センターは5月26日、「風しんに関する疫学情報:2020年第20週(5月11日-5月17日)」を公表した。それによると、新規報告された患者数は0人、累積患者報告数は74人となった。また、第19週に2人の届出取り下げがあり、第17週から第20週まで4週連続で新規報告数0人となった。なお、5月21日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1参照)。 地域別の累積報告数では、東京都(20人)、神奈川県(7人)、愛知県(7人)、兵庫県(6人)、千葉県(5人)、大阪府(5...

NO IMAGE

[がん対策] がん診療の受け入れ制限解除、検診再開へ 国がん中央病院

 国立がん研究センター中央病院は26日、東京都内の新型コロナウイルス感染症の患者が減少傾向にあることなどを踏まえ、中止していたがん検診を6月1日から段階的に再開することを明らかにした。同院は5月11日に初診患者の受け入れ制限、18日には手術の調整をそれぞれ解除し、通常の診療体制に戻した。 同院は、都内でも感染患者数が減っていることや、院内でのこれまでの感染症対策の状況を踏まえ、「通常のがん診療」と「感染予防対策」の両立を図ることが可能だと判断した。 がん検診については、10月1日から従来通りに再開・...

NO IMAGE

AIで新型コロナ患者の治療効果の判定を支援、富士フイルム(ニュース)

 富士フイルムは、AI(人工知能)を用いた新型コロナウイルス肺炎の診断支援技術の開発を開始したと発表した。京都大学と共同開発した間質性肺炎の病変を定量化する技術を応用し、新型コロナウイルス肺炎患者の経過評価や治療効果の判定などをサポートする診断支援技術の開発を目指す。 新型コロナウイルス肺炎は、間質性肺炎と同様の画像所見を示し、病変パターンが多岐にわたるとの専門家の意見があるという。肺炎の進行や治......

NO IMAGE

『感染症の世界史』著者の石氏、「人間の一人勝ちはあり得ない」(私たちの「アフターコロナ」)

各界のキーパーソンに新型コロナウイルスの影響や、新しい社会へのヒントを聞く「私たちの『アフターコロナ』」。ベストセラー『感染症の世界史』の著者である石弘之氏は、「感染症は環境問題」と考える。人類の都市化が、飛沫感染するインフルエンザやコロナウイルスの流行を招いたというわけだ。人類は、ウイルスといかに対峙すべきか。(インタビューは4月23日に実施した。聞き手は岡部 一詩=日経クロステック/日経Fin......

NO IMAGE

[労働災害] 労働災害発生状況 20年5月速報 厚労省

 厚生労働省はこのほど、2020年5月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。20年1月1日-4月30日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り(p1~p4参照)。【死亡災害】●死亡者数:203人(前年同期比9人増・4.6%増)●事故の類型別発生状況:▽墜落・転落/59人▽交通事故(道路)/36人▽はさまれ・巻き込まれ/33人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:2万7,665人(384人増・1.4%増)●事故の類型別発生状況:▽転倒/7,221人▽墜落・転落/4,984人▽動作の反動・無理な...

NO IMAGE

[介護] サービス提供なくても居宅介護支援費の請求可能に 新型コロナ対応

 厚生労働省は5月25日、都道府県、指定都市、中核市に対して、新型コロナウイルス感染症の影響による場合に限り、ケアプランで予定されていた介護サービスの提供の実績がない場合でも、居宅介護支援費の請求が可能であることなどを事務連絡した(p5参照)。 「新型コロナウイルス感染症に係る介護サービス事業所の人員基準等の臨時的な取扱いについて」(第11報)では、居宅介護支援費の請求について、「事業所において、モニタリング等の必要なケアマネジメント業務を行い、給付管理票の作成など、請求にあたって必要な・・・...