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[医療提供体制] 発熱患者の電話相談体制整備補助金の上限額100万円 厚労省

 厚生労働省健康局結核感染症課は9日付で、2020年度「インフルエンザ流行期に備えた発熱患者の電話相談体制整備事業」の補助金交付に関する案内を同省のweb上に掲載した。事業の対象となるのは、受診・相談センターから依頼を受け、同センターの代理的機能として地域の発熱患者などの土日祝日・夜間の電話相談業務を担う都道府県より指定を受けた医療機関(p1参照)。 指定医療機関への補助対象経費は、受診・相談センターから依頼を受けた日から21年3月31日までにかかった、賃金、報酬、消耗品費、備品購入費などの業務・・...

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[介護] 報酬改定に向けた基本的な視点の案を提示 社保審・分科会で厚労省

 厚生労働省は9日、社会保障審議会・介護給付費分科会に「介護報酬改定に向けた基本的な視点」の案を示した。改定に当たっての基本認識とこれに基づいた5つの基本的な視点についてまとめられ、最終的には、年末の審議報告の中に盛り込まれる(p69参照)(p73~p74参照)。 改定に当たっての基本認識は、▽感染症や災害への対応力強化▽各地域の特性に応じた地域包括ケアシステムの推進▽質の高いサービス提供のための評価や科学的介護の実現に向けた環境整備▽総合的な介護人材確保対策や介護現場の革新▽必要なサービスを確・・...

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[医薬品] HPVワクチン接種、積極的な勧奨の内容含まないよう留意を 厚労省

 厚生労働省は9日、HPVワクチンの情報提供に関する通知を都道府県衛生主管部(局)長に出した。HPVワクチン接種に関する既存のリーフレットを改訂したことなどに伴う措置で、情報提供資材の個別送付や接種日時・場所などの周知に当たっては「接種を受けましょう」「接種をおすすめします」など、定期接種の積極的な勧奨となるような内容を含まないよう留意する必要性を挙げている(p6~p8参照)。 通知では、情報提供について「HPVワクチン接種について検討・判断するためのワクチンの有効性・安全性に関する情報等や、接種・...

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[感染症] 感染性胃腸炎、手足口病など3週連続で減少 国立感染症研究所

 国立感染症研究所は9日、「感染症週報 第39週(9月21日-9月27日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り(p5参照)(p26~p28参照)。▽インフルエンザ/0.00(前週0.00)/第35週以降増加が続いている▽RSウイルス感染症/0.07(0.07)/前週から減少▽咽頭結膜熱/0.13(0.17)/前週から減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.48(0.63)/前週から減少▽感染性胃腸炎/1.43(1.84)/3週連続で減少▽手足口病/0.11(0.12...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 10月12日-10月17日

 来週10月12日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。(新型コロナウイルス感染症の影響により、開催形式や開催日などが変更になる可能性があります)10月12日(月)15:00-17:00 第17回 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(オンライン会議)10月13日(火)未定 閣議10月14日(水)10:00-12:00 令和2年度第3回 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会15:00-17:00 第131回 社会保障審議会 医療保険部会(オンライン会議)17:00-19:00 ...

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凸版印刷が遠隔フィットネスの実証実験、筋骨格センサーで動作を数値化(ニュース)

 凸版印刷と米FIGUR8は2020年10月7日、オンラインフィットネスの実証実験を実施したと発表した。米MIT Media Lab発スタートアップ企業のFIGUR8が開発した筋骨格センサーと身体動作分析プラットフォームを活用した。身体動作を数値化することでトレーナーと利用者との意思疎通や利用者のモチベーションの向上が見込めるとする。新型コロナウイルスなどの影響により需要が高まるオンラインフィット......

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[医療改革] 処方箋なしでの緊急避妊薬の利用を検討へ 政府

 政府の男女共同参画会議の専門調査会は「第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方」の案を大筋で了承した。案には、望まない妊娠を防ぐため、一定の条件の下で処方箋がなくても緊急避妊薬を利用できる仕組みの検討などを盛り込んでいる。こうした考え方を踏まえて、政府は同基本計画の年内の閣議決定を目指す(p187~p188参照)。 案では「避妊をしなかった、または避妊手段が適切かつ十分でなかった結果、予期せぬ妊娠の可能性が生じた女性の求めに応じて、処方箋なしに緊急避妊薬を利用できるよう検討・・・...

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[感染症] 感染対策、65.6%が「このまま続ける」

 国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンターは8日、「抗菌薬意識調査レポート」を公表した。新型コロナウイルス感染症が流行し始めてから行った感染対策(手洗い、咳エチケットなど)について、65.6%が「このまま続ける」と回答。同センターは「新型コロナウイルス感染症の流行により、感染予防に関する意識が高まっている」との見解を示している(p1参照)(p17参照)。 調査は、抗菌薬・抗生物質、薬剤耐性への認識を把握し、問題点と今後の取り組みを示すことが目的で、8月に700人を対象にインタ・・・...

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[医療提供体制] 地域連携薬局などの要件を明確化 薬機法改正で厚労省

 厚生労働省は、医薬品医療機器等法(薬機法)施行規則の改正省令案に関するパブリックコメントの募集を始めた(p1参照)。改正薬機法で導入される制度での「特定の機能を有する薬局」の認定基準を明確化。地域連携薬局の認定を受けるためには、利用者の相談内容が漏えいしないような構造設備や、地域包括ケアシステムの構築につながる会議への定期的な参加などが求められる(p2参照)。意見募集は、11月6日まで。 9月1日の改正薬機法の一部施行により、機能別の薬局の認定・表示制度が2021年8月から始まる。患者が自・・・...

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[医療提供体制] 保険薬局の独立性に関する不適切な事例を指摘 厚労省

 厚生労働省が8日に公表した保険調剤確認事項リストでは、保険薬局の独立性に関する不適切な事例を指摘した(p41参照)。 保険薬局の独立性に関しては、経済面で、▽保険医療機関にリベート・バックマージンを支払っている▽保険医療機関の関係者の一部負担金を減免している▽保険医療機関との間で、職員の派遣などが行われている▽経営主体が保険医療機関と実質的に同一▽保険薬局に保険医療機関の資本が入っている-の5点を指摘。 また、機能面では「医薬品の購入管理、調剤報酬の請求等の事務を保険医療機関と共同で行って・・・...

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[感染症] 東京都、入院患者数の再増加に警戒が必要

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第14回)が8日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、入院患者数について「新規陽性者数及び接触歴等不明者数の増加比が100%に近い数値であり、入院患者数が再び増加することへの警戒が必要である」としている(p7参照)。 コメント・意見では、7日時点の入院患者数について、前回(9月30日時点)の1,165人から976人となったことを取り上げ「7月23日以来約2か月半ぶりに1,000人を下回ったものの、依然として高い水...

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[医療改革] 後期高齢者2割負担、施行時期の設定提言 財政審分科会で財務省

 財務省は8日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、現在は1割とされている後期高齢者(75歳以上)の医療費の自己負担割合を可能な限り広範囲で2割にするとともに、遅くとも2022年度初めまでにそれを実施できるよう施行時期を定めるべきだと提言した(p17参照)。また、患者が紹介状なしで大病院を受診する場合の定額負担の対象病院の拡大や、徴収額の引き上げも主張した(p20参照)。同分科会では、11月ごろにまとめる21年度予算編成に関する建議に向け、議論を深める。 この日の分科会は社会保障がテーマとなり、・・...

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[医療改革] 財務省が21年度薬価改定の実現を主張、全品改定を視野に

 財務省は、8日に開催した財政制度等審議会・財政制度分科会に提出した資料で、毎年薬価改定の初年度となる2021年度の薬価改定について「初年度にふさわしい改定を実現する必要がある」とし、改定の実施を強く主張した。また「全品改定を視野」に入れ「先発医薬品も幅広く対象品目に含めるべき」とした(p27参照)。 21年度の薬価改定については、日本薬剤師会をはじめ日本医師会、日本歯科医師会、病院団体など医療関係者が、薬価調査の実施も含めてそろって反対し、医薬品卸業者や製薬団体も強く反対している。しかし、・・・...

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[医薬品] 保険調剤の確認事項公表、2枚処方箋など不適切事例を指摘 厚労省

 厚生労働省は8日、保険調剤確認事項リストを公表した。保険調剤に関する不適切な事例を列挙し、改めるよう求めている。全般的事項では、投与期間に上限のある医薬品について2枚以上の処方箋を受け付け、上限を超えて調剤、処方箋によらない調剤などを挙げた。調剤基本料や地域支援体制加算では、要件を満たさずに算定。さらに、薬学管理料では各種点数を患者の同意を得ずに算定しているなど、ほぼ全ての点数項目で改善すべき点を指摘している(p2参照)(p5参照)(p8~p10参照)(p15参照)。 調剤の全般的事・・・...

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[予算] 地域医療介護総合確保基金介護分、20年度1回目内示額は358.35億円

 厚生労働省は8日、2020年度の「地域医療介護総合確保基金(介護分)」について、1回目の内示額を公表した。47都道府県での総額は358.35億円(国費)。基金規模(537.53億円)の3分の2に相当し、内訳は、▽介護施設等整備分/268.10億円▽介護従事者確保分/90.26億円−となっている(p1~p3参照)。・・・...