呼気からの診断技術で東北大発新興とシスメックスが協業、救急医療や遠隔医療に貢献(ニュース)
東北大学発スタートアップのボールウェーブ(仙台市)と医療機器大手のシスメックスは、呼気などを試料とする次世代体外診断技術の共同開発に向けて基本合意した。ボールウェーブが有する気体中の微量な化学物質を検出する技術を、医療向けに応用する。手軽に低侵襲な検査ができる装置の強みを生かし、まず救急医療の現場などで使えるよう開発を進める考えだ。 ボールウェーブの独自技術である「ボールSAWセンサ」は、気体中......