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AI診断支援技術の開発を加速へ、研究基盤システムを富士フイルムと国がんが開発(ニュース)

 富士フイルムと国立がん研究センターは、医師など医療従事者が手軽に人工知能(AI)を活用した技術開発に取り組める研究基盤システムを開発した。プログラミングの知識がなくても利用でき、研究の人材不足を補う。研究の効率化や作業時間の短縮で、AIを活用した画像診断支援技術の開発の加速が見込める。 富士フイルムが研究用のシステムとして2021年度中の製品化を目指す。富士フイルムホールディングス(HD)の次期......

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テュフラインランド、医療機器のサイバーセキュリティー検証サービスを開始(ニュース)

 第三者認証機関のテュフ ラインランド ジャパン(横浜市)は2021年4月15日、医療機器のサイバーセキュリティー検証サービスを同日付で始めると発表した。ネットワーク環境に接続する医療機器の増加に伴い、それらがサイバー攻撃の標的になる事例が発生している。同サービスは医療機器メーカーに向け、サイバーセキュリティーの専門家が医療機器の脆弱性を検証し、悪用された際に起こりうる問題点やリスクなどを分析する......

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[診療報酬] 調剤報酬の水準引き下げ、調剤料は大胆に縮減を 財務省

 財務省は、次期診療報酬改定に向けた中央社会保険医療協議会の議論がスタートする前の段階で、医科・歯科・調剤の配分の見直し、調剤報酬の水準引き下げ、調剤料の剤数・日数比例方式の適正化と大胆な縮減を求める考えを財政制度等審議会・財政制度分科会に提示した(p115参照)(p118参照)。 財務省は、診療報酬改定時の医科・歯科・調剤の配分について、それぞれの技術料部分に対して同程度の伸びとなるように改定率が横並びで設定されていることから、各科を取り巻く状況にかかわらず硬直的となっており、見直し・・・...

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[医薬品] 先駆け審査指定制度対象の1医薬品を指定に 厚労省

 厚生労働省は15日付で、「医薬品に係る先駆け審査指定制度対象品目の指定結果について」に関する事務連絡を都道府県に発出した。「先駆け審査指定制度」の対象品目「CNT-01」が指定取り消しとなったが、今回、申請者を大阪大学医学部付属病院からトーアエイヨーに変更、対象品目に指定された。「CNT-01」の効能・効果は中性脂肪蓄積心筋血管症の症状および予後改善。・・・...

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[医療改革] 薬価制度改革へ新薬の薬価算定方式でも問題点を指摘 財務省

 2022年度薬価制度改革に向け、財務省は、新薬の薬価算定方式についても問題点を具体的に指摘した。特に、既存類似品がない場合の原価計算について、営業利益率の適正化、新規性が乏しいものへの減算方式の導入、開示度が低いものの算定をさらに厳しくすることを求めた。また、補正加算の在り方として、要件が緩やかな有用性加算IIから「製剤における工夫」を除外すべきだとした(p53~p54参照)。 新薬の薬価は、既存品に薬理作用類似薬がある場合は、その中から最類似薬を選定して、1日薬価を最類似薬と同額に設定し、さ・・...

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[医療改革] 費用対効果の低い医薬品、保険からの除外も検討を 財務省

 費用対効果評価の結果が3品目について示され、2品目は価格調整まで終わった。中央社会保険医療協議会は2022年度薬価改定に向け、制度の在り方についての議論を始めることになる。一方、財務省は、15日の財政制度等審議会・財政制度分科会に、費用対効果評価制度で見直すべき項目を指摘。価格調整範囲の拡大、費用対効果の低いものの保険からの除外などを検討すべきだとした(p120参照)。 費用対効果評価は、19年度から本格導入され、価格調整まで終わった「テリルジー100エリプタ」と「キムリア」は、19年5月の薬価収...

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[看護] 医療的ケア児への支援で看護師配置を要望 日看協

 日本看護協会(日看協)は、全国の小・中学校などで医療的ケア児を支援する看護師が確保できるように、体制整備を求める要望書を文部科学省に提出した(p2参照)。小・中学校や特別支援学校に在籍する医療的ケア児の数は年々増加しており、「学校における医療的ケアの今後の対応について」(2019年3月20日付通知)に看護師などの役割は明記されたが、学校教育法に看護師配置を記載していないと指摘している(p4参照)。 要望書ではこのほか、小・中学校における健康教育の充実を図るため、学習指導要領に健康リテラ・・・...

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[介護] 「シーティング」で21年度介護報酬改定のQ&A 厚労省

 厚生労働省は15日、「シーティング」として医師の指示の下に理学療法士などが椅子や車椅子等上での適切な姿勢保持などのため、患者の体幹機能や座位保持機能を評価した上で、体圧分散やサポートのためにクッションや付属品の選定・調整を行った場合、介護報酬上のリハビリテーションの実施時間に含めることは可能だと、「2021年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.6)」(介護保険最新情報Vol.966)」で示した(p3参照)。 この場合のシーティングとは、食事摂取などの日常生活動作の能力の低下を来した患者に対して行...

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[医療改革] 医科・歯科・調剤、病院と診療所の診療報酬の配分見直しも提言

 財務省は15日の財政制度等審議会の分科会で、診療報酬の配分を見直すことも提言した。医科・歯科・調剤の各科や、病院と診療所の間の配分を改めるよう求めている(p115~p116参照)。 医療費に対する医科・歯科・調剤の配分比率(1:1.1:0.3)について、財務省は、近年の診療報酬改定では各科を取り巻く状況に関係なく、技術料部分に対して同じ程度の伸びとなるように改定率が横並びで設定されており、「硬直的」だと指摘している(p115参照)。 また、年末の政府予算編成の過程では、基本的に各科の改定率が決めら...

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[医療改革] 診療報酬などの単価を抑制すべきと提言 財政審・分科会

 財務省は15日、社会保障に関する考え方を財政制度等審議会の財政制度分科会に示した。国民負担の増加を抑える観点から、診療報酬などの単価を抑制すべきだとしたほか(p114参照)、「医療提供体制の改革なくして診療報酬改定なし」とし、改革の必要性を強調(p34参照)。地域ごとに診療報酬を設定できる仕組みの検討なども提言した。 財務省は、診療報酬などが一定程度のマイナス改定になったとしても、診療報酬の総額は増加するため「医療機関の増収は確保される」とし、単価の抑制を求めている(p114参照)。・・・...

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[医療提供体制] 東京都、コロナ病床転用で通常の医療への影響がより深刻に

 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第41回)が15日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、新型コロナウイルス感染症患者への病床転用で、通常の医療も含めた重症患者のための医療提供体制は、長期間にわたり厳しい状況が続いていることを指摘。「今後、最大確保病床まで転用を増やすことで、通常の医療への影響がより深刻となることが予測される」としている(p14参照)。 コメント・意見では、14日時点の入院患者数について、前回(7日時点)は1,500人であった・・...

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[医療機関] 機能評価の認定総数2,102病院、新規は2病院 医療機能評価機構

 日本医療機能評価機構は14日、4月2日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。詳細は以下の通り(p1~p5参照)。【4月2日付・認定状況】▽認定数/21病院(新規2病院、更新19病院)▽認定総数/2,102病院【新規認定病院】▽岩手県立大東病院(岩手県)▽医療法人協和会 千里中央病院(大阪府)・・・...

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[医薬品] COPD用薬テリルジー、費用対効果評価で薬価はわずかな引き下げに

 費用対効果評価の最初の指定となった2品目のうちCOPD用薬「テリルジー」(グラクソ・スミスクライン)は、価格調整でわずかな引き下げにとどまった。費用対効果が悪く有用性加算の価格調整係数で最低の0.1が適用された部分があったが、該当する患者割合が7%弱にすぎず、残りの患者に対しては価格据え置きの評価となったためだ。7月1日からの適用。14日の中央社会保険医療協議会・総会で了承された(p1~p2参照)。 テリルジーの費用対効果評価は、比較対照技術とした「LAMA(長時間作用性抗コリン薬)/LABA(長...

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[医薬品] 発作性夜間ヘモグロビン尿症薬ユルトミリス、薬価引き下げへ

 費用対効果評価の3番目の指定品目となった発作性夜間ヘモグロビン尿症薬「ユルトミリス」(アレクシオンファーマ)の評価結果が「費用増加」(効果は既存対象技術と同等)として、14日の中央社会保険医療協議会・総会に報告、了承された(p35参照)。ICER区分の「1,500万円/QALY以上」と同様の取り扱いとされた(p37参照)。価格調整係数0.1の適用となり、有用性加算5%部分が0.5%に圧縮され、薬価引き下げとなる見通し。 ユルトミリスは、2019年8月に「発作性夜間ヘモグロビン尿症」の効能・効果で薬...

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[診療報酬] 宮崎善仁会病院がDPC継続 厚労省が中医協・総会で報告

 厚生労働省は14日、社会医療法人善仁会が運営する宮崎善仁会病院(宮崎市)について、関連の「市民の森病院」(同)との合併後も引き続きDPC制度への参加を認める方針を示した。同日の中央社会保険医療協議会・総会で報告した(p1参照)。 厚労省や同法人によると、宮崎善仁会病院は1日付の合併に伴い、106床だった病床が199 床に増加(p1参照)。一方で市民の森病院は、一部の内科の診療を宮崎善仁会病院に引き継ぐとともに、3月31日付で閉院した。 DPC対象病院の数は、2020年4月1日時点で全国に1,757...

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[医療提供体制] 高齢者層への感染波及で重症者増加の可能性高い 厚労省

 厚生労働省は14日、第30回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。感染が拡大している自治体では、20-30歳代の増加が中心となっている地域が多いことを指摘。「今後、高齢者層への感染の波及が進むと、重症者数の増加につながる可能性が高い」との見解を示している(p3参照)。 厚労省によると、7日時点の全国の入院者数は8,602人で、1週間前と比べて686人増えている(p5参照)。4月6日時点の全国の受入確保病床数に対する割合は28.3%で、都道府県別では、...

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[医療機器] 医療機器4品目、臨床検査1件の保険適用を承認 中医協・総会

 中央社会保険医療協議会・総会は14日、医療機器4品目と臨床検査1件の保険適用を承認した。また、先進医療会議および先進医療合同会議で「適」あるいは「条件付き適」と判断された先進医療A1件、先進医療B2件も了承された。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C2(新機能・新技術)(2021年6月収載予定)●「Accurio 変形矯正システム(変形矯正プレート)(骨切りガイド)」(帝人ナカシマメディカル)(p1~p6参照)▽使用目的:橈骨遠位端、上腕骨遠位端および橈尺骨骨幹部の骨折後の変形治癒、先天奇形、変形...

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[診療報酬] 22年度診療報酬改定へ、7月ごろから論点整理の議論 中医協

 中央社会保険医療協議会・総会は14日、2022年度の診療報酬改定に関する論点整理の議論を7月ごろから開始し、9月以降に具体的な検討を行うことを決めた(p1参照)。論点については、新型コロナウイルス感染症の影響や最近の社会情勢の観点を踏まえて整理する。ただ、感染拡大の状況により、このスケジュールが変わる可能性もある。 厚生労働省が同日の総会で、検討スケジュールを提案し、了承された。22年度改定に向け、中医協の診療報酬改定結果検証部会では、7月ごろに21年度調査を始め、9月ごろに取りまとめる。その後・...