[診療報酬] 医療機関の敷地内薬局「国が目指す姿に逆行」 中医協・総会
2024年度の診療報酬改定に向けた中央社会保険医療協議会の議論では、医療機関の敷地にある敷地内薬局は国が目指す姿に逆行するなどとして、診療側と支払側の双方から厳しい意見が挙がっている。厚生労働省は、薬局や薬剤師の業務を患者・住民との関わり度合いが大きい対人中心へと引き続きシフトさせる方針で、敷地内薬局への引き締めを一層強化する可能性がある。 24年度の改定に向けた調剤を巡る中医協の議論は、7月26日に始まった。厚労省はこの日、▽特定の保険医療機関と不動産の賃貸借取引がある▽特別調剤基本料を算定・・...