
[医薬品] 新型コロナの経口治療薬、承認の結論を持ち越し 薬食審・部会
薬事・食品衛生審議会の医薬品第二部会は22日、塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「ゾコーバ錠」の製造販売承認の可否について結論を持ち越し、今後の薬事分科会との合同会議で改めて議論することを決めた。部会では、迅速な実用化を目指す新たな緊急承認制度に基づき審議したが、「慎重に議論を重ねる必要がある」と判断した。 厚生労働省によると、この日の主な論点は4つ。具体的には、▽「第2b相試験」の主要評価項目や副次評価項目、事後解析の結果などを踏まえた有効性の評価▽動物実験での催奇・・・...